眞子様と小室氏のご結婚の日取りが決まりました。お二人のご結婚について、多くの意見が語られてTVのワイドショーでも格好の話題として取り上げられています。
当ブログで取り上げるつもりはなかったのですが、嫁いだ娘を持つ親として、眞子様の幸せを願う気持ちで、ことここに至っても心配でならず、とりあげさせていただきました。
それは、ジャーナリスト・青沼 陽一郎氏の記事が。まさしく言いえて妙。ほぼ気持ちが一致する内容だったからです。
諸兄がご承知の通り、お二人の結婚については女性皇族の結婚関連儀式はすべて行われず、皇室を離れる際の一時金も支給されないことが発表されています。
背景には、眞子さまやご家族、それに小室さんとその家族への誹謗中傷と感じられる情報や、一時金の受け取りへの批判などによる眞子さまの精神的な負担があり、硬く固辞されていることがあります。
そして同時に、眞子さまが「複雑性PTSD」(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断されたことが明らかにそれました。
小室さんとの婚約発表から4年。その間に続いた批判が、眞子さまの心を深く傷つけ、病むまでに至ったのが原因だと。
だが、その宮内庁の発表に違和感を覚えるのは、なぜだろう。私だけの感覚なのだろうかと青沼氏。
眞子さまと小室さんが婚約会見を開いたのは、2017年の秋のことだ。つまり、後付けの診断結果だと。
「眞子内親王殿下は、2018〜19年頃から、誹謗中傷をただすことが難しい、状況を変えることが困難であるという無力感を感じる状態で、ご自分達の人間としての尊厳が踏みにじられていると感じ、また、結婚後、平穏で幸福な生活を送りたいという願いが、不可能となってしまう恐怖を感じるようになられた。」と、眞子さまを診断したNTT東日本関東病院の秋山剛医師の発表文書。
ここで判然としないのは、「誹謗中傷と感じられるできごと」がなにを指すのか、あるいはどの範疇を指すのか、わからないことにある。「感じられる」というのであるから、たとえばそれが「諫言」の類であるとしても「誹謗中傷」と感じれば、心の病の原因となっていることになる。これではまるで、眞子さまのご結婚や婚約者の小室さんに対する自由闊達な意見は、本人のお心持ち次第ですべてが「誹謗中傷」とされてもおかしくはないと青沼氏。
改善策については、「結婚されることで、眞子内親王殿下のご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する誹謗中傷と感じられるできごとがなくなれば、『複雑性PTSD』の改善が進むと考えられます」と。
これでは、すべての言及を止めろと表明しているのに等しい。すべてが止めば「感じられるできごと」もなくなるからだ。もっと言えば、批判を許さぬ、体のいい言論封殺だと青沼氏。
精神医学は、一般の外科や内科とは違う特異な分野だ。「心因性」「内因性」とされるものは、どこが悪いのか、はっきりと目で見て確認することができない。それだけに医師の判断によるところも大きい。
眞子さまの場合だと、複雑性PTSDの原因が「誹謗中傷と感じられるできごと」にあるとされるが、他の医師であれば、もっと違った分析と処置が施されてもおかしくはないはずだと青沼氏。
文書の中にも「2018〜19年頃から」症状がでたことが明示されていることからすれば、それは小室さんの家族が抱える「借金トラブル」が引き金になって、世間を騒がせた時期と重なる。
真子様の複雑性PTSDの症状が発見されのは何時なのか。今回の発表時の直前に解ったのか、解ったのはもっと前で秘せられていたのか。そうだとすれば、治療はなされてきたのか。そこは明かにされていません。
小室さんの家族が抱える「借金トラブル」が引き金になって、世間を騒がせた時期と重なるので、その問題を解決すれば治癒するのですから、そこに小室母子が注力すべき話です。
この同じ医師が、いまも眞子さまが公務を行っていることから「判断力には影響が生じておりません」「結婚の準備を進めることにも支障はありません」と言及していることからして、本当に「複雑性PTSD」なのか、その診断からして大袈裟にすぎるのではないか、という疑念も浮かぶと青沼氏。
このままでは結婚されることで「誹謗中傷と感じられるできごと」がなくなるとも思えない。結婚後はニューヨークで新生活をはじめられる予定。
日本から種国することで、ひとびとが忘れて鎮静化することが願い?
今、世界の情報はネットで直結していますから、ニューヨークでも既に2人の事は報じられ始めていますね。
新型コロナウイルスの発生源は中国にあるとして中国人だろうと日本人だろうと見境なく、同国内で東洋人が襲われる事件が相次いでいる中、むしろ、結婚後のほうが心配になると青沼氏。
すべてを誹謗中傷だとお感じになられている、すべてが敵だと思われているのだとしたら、「そうではない」と諭す役割も必要なはず。
あれやこれや言及する声が増えているのなら、「それは国民が心配してのことだ」等々くらいを言って差し上げる側近はいないのだろうかと青沼氏。
皇族と言えども人間である。傷つくことだってある。だからといって、気に障ること「誹謗中傷と感じられるできごと」をすべて取り除けというのは、あまりにも乱暴だ。そこに「神聖にして侵すべからず」という戦前の思想が加わりでもするのなら、とても危険なことだと。
国民の多くが気を揉んでいるのは、4年前の婚約直後から燻る「借金トラブル」問題に進展が見られないこと、それに対する小室さんの曖昧な態度だ。それで嫁を幸せにできるのか。逆に、トラブル話は増えている。
誕生から生育を見守ってきた皇室のお姫さまが嫁ぐだけに、国民も無視はできない。
意見する側が悪いというような曖昧な態度を上塗りする宮内庁。これでは皇室批判を加速させるだけだ。それでは心の病が寛解するはずもない。
済んだことだが、婚約会見に至る前に、週刊誌が探知出来た母親の奇行を探知できなかった宮内庁の責任は重い。公式発表前に解っていれば、眞子様への説諭も効いただろうし、眞子様もここまで意固地にはならなかったかとも。
一般人であれば、二人が決意したものは法律上止める手立てはないので、その後の生活はどうなろうと二人の責任と見送るしかないのですが、下衆な表現になりますが、詐欺師母子の逆玉に引っ掛けられた初心なお姫様を救ってあげたいという気持ちはあきらめるしかないところまできてしまったようですね。
眞子様の30歳までに結婚したいとの強い願望と、早々に厄介払いをしたい宮内庁との思惑を、誰も止めることが出来ない結果ですね。
# 冒頭の画像は、眞子様
この花の名前はホトトギス
↓よろしかったら、お願いします。
当ブログで取り上げるつもりはなかったのですが、嫁いだ娘を持つ親として、眞子様の幸せを願う気持ちで、ことここに至っても心配でならず、とりあげさせていただきました。
それは、ジャーナリスト・青沼 陽一郎氏の記事が。まさしく言いえて妙。ほぼ気持ちが一致する内容だったからです。
眞子さまの複雑性PTSD公表、狙いが「批判封殺」なら逆効果に 問題の発端「借金問題」うやむやなのに国民に傍観せよと言うのか | JBpress (ジェイビープレス) 2021.10.4(月) (作家・ジャーナリスト:青沼 陽一郎)
秋篠宮家の長女の眞子さまと小室圭さんが26日に正式に結婚されることが決まった。同日に2人は記者会見する。1日に宮内庁が発表した。
しかし、結納にあたる「納采の儀」や、天皇皇后両陛下に宮殿でお別れのあいさつをする「朝見の儀」など、女性皇族の結婚関連儀式はすべて行われず、皇室を離れる際の一時金も支給されないことが公表された。眞子さまの希望によるもので、戦後初めての異例の結婚となる。
背景には、眞子さまやご家族、それに小室さんとその家族への誹謗中傷と感じられる情報や、一時金の受け取りへの批判などによる眞子さまの精神的な負担があるとされる。
あわせて眞子さまが「複雑性PTSD」(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断されたことを明らかにした。
小室さんとの婚約発表から4年。その間に続いた批判が、眞子さまの心を深く傷つけ、病むまでに至ったというのだ。
だが、その宮内庁の発表に違和感を覚えるのは、なぜだろう。私だけの感覚なのだろうか。
戦争や大災害、虐待などで引き起こされるPTSD
そもそも「複雑性PTSD」とは、最近になって認められた症例だ。わかりやすく言えば、既存の「PTSD」(心的外傷後ストレス障害)に「複雑性」がくっついたものだ。
PTSDはベトナム戦争帰還者に多く、研究の対象となったこともあって、これまでは戦争体験や事故などの一時的な体験によって引き起こされるものとされた。たとえば日本でも、阪神淡路大震災のあとのちょっとした揺れでも震災当時の恐怖を思い起こす人たちが出てきて、注目されるようになった。
それが、ひとつの強烈な体験でなくとも長期に繰り返される心的外傷によって、同じ症状が現れることがずっと指摘されてきた。その典型が児童虐待の現場だ。児童虐待には、身体的虐待、心理的虐待、それに親から放って置かれるネグレクトなどがあるが、こうした状態が長期に及ぶことによって、フラッシュバックや乖離、パニック障害などPTSDと同じ症状となって現れる。
国民の批判が眞子さまを複雑性STSDに追い込んだのか
私がこのことを知ったのは、発達障害の取材だった。この症状が実は発達障害のADHD(注意欠如・多動性障害)と重なる。だから、専門家の中には虐待が発達障害の原因となるとする見解もあり、複雑性PTSDとして認知すべきとの声が挙がっていた。
それがようやく世界保健機関(WHO)の認定する「国際疾病分類」の最新の第11回改訂版(ICD‐11)で、「複雑性PTSD」として国際的診断基準に正式に認められたのが、3年前の2018年のことになる。
眞子さまと小室さんが婚約会見を開いたのは、2017年の秋のことだ。つまり、後付けの診断結果だ。
診断名が新しいことは、眞子さまを診断したNTT東日本関東病院の秋山剛医師が、1日の宮内庁の会見に同席し、公表した文書の中でも触れている。それによると、「『複雑性PTSD』は、言葉の暴力、例えば、ネット上の攻撃、いじめ、ハラスメントなどでも起こります」と見解を示している。
体のいい言論封殺ではないのか
私が宮内庁の発表、とりわけこの診断評価に強烈な違和感を覚えるのは、ここから先だ。文書ではこう続く。
「こういったトラウマを体験すると、どなたでも『複雑性PTSD』になる可能性があります」
「ネット上の攻撃、いじめ、ハラスメントなどのために、尊い生命が失われていることは、みなさまよくご存じの通りです」
それではまるで、このままだと眞子さまのお命に危険が及ぶと言わんばかりだ。その上で、こう断じている。
「眞子内親王殿下は、ご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する、誹謗中傷と感じられるできごとが、長期的に反復され、逃れることができないという体験をされました。
このため2018〜19年頃から、誹謗中傷をただすことが難しい、状況を変えることが困難であるという無力感を感じる状態で、ご自分達の人間としての尊厳が踏みにじられていると感じ、また、結婚後、平穏で幸福な生活を送りたいという願いが、不可能となってしまう恐怖を感じるようになられたと伺っています」
ここで判然としないのは、「誹謗中傷と感じられるできごと」がなにを指すのか、あるいはどの範疇を指すのか、わからないことにある。「感じられる」というのであるから、たとえばそれが「諫言」の類であるとしても「誹謗中傷」と感じれば、心の病の原因となっていることになる。これではまるで、眞子さまのご結婚や婚約者の小室さんに対する自由闊達な意見は、本人のお心持ち次第ですべてが「誹謗中傷」とされてもおかしくはない。
その上で、改善策についてこう言及する。
「結婚されることで、眞子内親王殿下のご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する誹謗中傷と感じられるできごとがなくなれば、『複雑性PTSD』の改善が進むと考えられます。
ご結婚について、周囲の方々からの温かい見守りがあれば、ご健康の回復がさらに速やかに進むものと考えられます」
これでは、すべての言及を止めろと表明しているのに等しい。すべてが止めば「感じられるできごと」もなくなるからだ。もっと言えば、批判を許さぬ、体のいい言論封殺だ。
小室家の借金トラブルがなければ世論もこんなに騒然としない
精神医学は、一般の外科や内科とは違う特異な分野だ。外科ならば、骨が折れた、出血した箇所を眼で見て治療すればよい。内科ならば、どうしてお腹が痛いのか、特定することができる。つまり、症状の出た場所と原因を目で見て、確認して治すことができる。だが、精神医学の場合、明らかな脳の損傷などによる「外因性」をのぞいて、「心因性」「内因性」とされるものは、どこが悪いのか、はっきりと目で見て確認することができない。はっきりしないだけに、刑事裁判では被告人の責任能力を問う精神鑑定が複数の意見に分かれることも希ではない。それだけに医師の判断によるところも大きい。
眞子さまの場合だと、複雑性PTSDの原因が「誹謗中傷と感じられるできごと」にあるとされるが、他の医師であれば、もっと違った分析と処置が施されてもおかしくはないはずだ。
文書の中にも「2018〜19年頃から」症状がでたことが明示されていることからすれば、それは小室さんの家族が抱える「借金トラブル」が引き金になって、世間を騒がせた時期と重なる。それがあって、これだけの結婚に関すること、相手のこと、その家族のことに対する批判や報道も増えたはずだ。とすれば、小室さん側がこの「借金トラブル」を解決さえすれば、「誹謗中傷と感じられるできごと」も格段に減るはずだ。まずは、そこにメスを入れるべきはずである。それに関しては、秋篠宮様も会見で言及されたと承知している。「誹謗中傷と感じられるできごと」をすべて取り除け、言及させるなというのは、小さなながん細胞が見つかったからと、臓器をすべて取り除いてしまうのといっしょだ。
それ以前にこの同じ医師が、いまも眞子さまが公務を行っていることから「判断力には影響が生じておりません」「結婚の準備を進めることにも支障はありません」と言及していることからして、本当に「複雑性PTSD」なのか、その診断からして大袈裟にすぎるのではないか、という疑念も浮かぶ。
まして、このままでは結婚されることで「誹謗中傷と感じられるできごと」がなくなるとも思えない。結婚後はニューヨークで新生活をはじめられる予定だが、米国こそ分断が問題視されて久しい。「Black Lives Matter」の言葉が表すように、いまだに故なき差別が介在し、誹謗中傷が飛び交う。新型コロナウイルスのパンデミックが起きたあとには、原因は中国にあるとして中国人だろうと日本人だろうと見境なく、同国内で東洋人が襲われる事件が相次いだ。そんな場所で眞子さまが平穏無事に暮らしていけるのだろうか。むしろ、結婚後のほうが心配になる。
国民の反発は「故なき批判」ではない
仮に、報道や国民が発している言葉を知り得て、そのすべてを誹謗中傷だとお感じになられている、すべてが敵だと思われているのだとしたら、「そうではない」と諭す役割も必要なはずだ。正論も価値観の合わない誹謗中傷と排除して攻撃的になるのは宗教カルトもいっしょだ。なにかをきっかけにあれやこれや言及する声が増えているのなら、「それは国民が心配してのことだ」くらいを言って差し上げる、あるいは、「アンチな言葉もそれだけ発信者の心の中に存在が強く意識されてのことの証だ」「いまの時代は『好き』の反対は『嫌い』ではなく『無視』なのだから」と、それくらいのことを囁く側近はいないのだろうか。それこそが、物事の考え方を変えてみる、マイナスをプラス思考に置き換える、認知行動療法のはずで、複雑性PTSDに有効的とされる。
皇族と言えども人間である。傷つくことだってある。だからといって、気に障ること「誹謗中傷と感じられるできごと」をすべて取り除けというのは、あまりにも乱暴だ。そこに「神聖にして侵すべからず」という戦前の思想が加わりでもするのなら、とても危険なことだ。
国民の多くが気を揉んでいるのは、4年前の婚約直後から燻る「借金トラブル」問題に進展が見られないこと、それに対する小室さんの曖昧な態度だ。それで嫁を幸せにできるのか、それも誕生から生育を見守ってきた皇室のお姫さまが嫁ぐだけに、国民も無視はできない。そこにまた、意見する側が悪いというような曖昧な態度を上塗りする宮内庁。これでは皇室批判を加速させるだけだ。それでは心の病が寛解するはずもなく、それこそ私の知る言葉でいえば「君側の奸」である。
秋篠宮家の長女の眞子さまと小室圭さんが26日に正式に結婚されることが決まった。同日に2人は記者会見する。1日に宮内庁が発表した。
しかし、結納にあたる「納采の儀」や、天皇皇后両陛下に宮殿でお別れのあいさつをする「朝見の儀」など、女性皇族の結婚関連儀式はすべて行われず、皇室を離れる際の一時金も支給されないことが公表された。眞子さまの希望によるもので、戦後初めての異例の結婚となる。
背景には、眞子さまやご家族、それに小室さんとその家族への誹謗中傷と感じられる情報や、一時金の受け取りへの批判などによる眞子さまの精神的な負担があるとされる。
あわせて眞子さまが「複雑性PTSD」(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断されたことを明らかにした。
小室さんとの婚約発表から4年。その間に続いた批判が、眞子さまの心を深く傷つけ、病むまでに至ったというのだ。
だが、その宮内庁の発表に違和感を覚えるのは、なぜだろう。私だけの感覚なのだろうか。
戦争や大災害、虐待などで引き起こされるPTSD
そもそも「複雑性PTSD」とは、最近になって認められた症例だ。わかりやすく言えば、既存の「PTSD」(心的外傷後ストレス障害)に「複雑性」がくっついたものだ。
PTSDはベトナム戦争帰還者に多く、研究の対象となったこともあって、これまでは戦争体験や事故などの一時的な体験によって引き起こされるものとされた。たとえば日本でも、阪神淡路大震災のあとのちょっとした揺れでも震災当時の恐怖を思い起こす人たちが出てきて、注目されるようになった。
それが、ひとつの強烈な体験でなくとも長期に繰り返される心的外傷によって、同じ症状が現れることがずっと指摘されてきた。その典型が児童虐待の現場だ。児童虐待には、身体的虐待、心理的虐待、それに親から放って置かれるネグレクトなどがあるが、こうした状態が長期に及ぶことによって、フラッシュバックや乖離、パニック障害などPTSDと同じ症状となって現れる。
国民の批判が眞子さまを複雑性STSDに追い込んだのか
私がこのことを知ったのは、発達障害の取材だった。この症状が実は発達障害のADHD(注意欠如・多動性障害)と重なる。だから、専門家の中には虐待が発達障害の原因となるとする見解もあり、複雑性PTSDとして認知すべきとの声が挙がっていた。
それがようやく世界保健機関(WHO)の認定する「国際疾病分類」の最新の第11回改訂版(ICD‐11)で、「複雑性PTSD」として国際的診断基準に正式に認められたのが、3年前の2018年のことになる。
眞子さまと小室さんが婚約会見を開いたのは、2017年の秋のことだ。つまり、後付けの診断結果だ。
診断名が新しいことは、眞子さまを診断したNTT東日本関東病院の秋山剛医師が、1日の宮内庁の会見に同席し、公表した文書の中でも触れている。それによると、「『複雑性PTSD』は、言葉の暴力、例えば、ネット上の攻撃、いじめ、ハラスメントなどでも起こります」と見解を示している。
体のいい言論封殺ではないのか
私が宮内庁の発表、とりわけこの診断評価に強烈な違和感を覚えるのは、ここから先だ。文書ではこう続く。
「こういったトラウマを体験すると、どなたでも『複雑性PTSD』になる可能性があります」
「ネット上の攻撃、いじめ、ハラスメントなどのために、尊い生命が失われていることは、みなさまよくご存じの通りです」
それではまるで、このままだと眞子さまのお命に危険が及ぶと言わんばかりだ。その上で、こう断じている。
「眞子内親王殿下は、ご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する、誹謗中傷と感じられるできごとが、長期的に反復され、逃れることができないという体験をされました。
このため2018〜19年頃から、誹謗中傷をただすことが難しい、状況を変えることが困難であるという無力感を感じる状態で、ご自分達の人間としての尊厳が踏みにじられていると感じ、また、結婚後、平穏で幸福な生活を送りたいという願いが、不可能となってしまう恐怖を感じるようになられたと伺っています」
ここで判然としないのは、「誹謗中傷と感じられるできごと」がなにを指すのか、あるいはどの範疇を指すのか、わからないことにある。「感じられる」というのであるから、たとえばそれが「諫言」の類であるとしても「誹謗中傷」と感じれば、心の病の原因となっていることになる。これではまるで、眞子さまのご結婚や婚約者の小室さんに対する自由闊達な意見は、本人のお心持ち次第ですべてが「誹謗中傷」とされてもおかしくはない。
その上で、改善策についてこう言及する。
「結婚されることで、眞子内親王殿下のご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する誹謗中傷と感じられるできごとがなくなれば、『複雑性PTSD』の改善が進むと考えられます。
ご結婚について、周囲の方々からの温かい見守りがあれば、ご健康の回復がさらに速やかに進むものと考えられます」
これでは、すべての言及を止めろと表明しているのに等しい。すべてが止めば「感じられるできごと」もなくなるからだ。もっと言えば、批判を許さぬ、体のいい言論封殺だ。
小室家の借金トラブルがなければ世論もこんなに騒然としない
精神医学は、一般の外科や内科とは違う特異な分野だ。外科ならば、骨が折れた、出血した箇所を眼で見て治療すればよい。内科ならば、どうしてお腹が痛いのか、特定することができる。つまり、症状の出た場所と原因を目で見て、確認して治すことができる。だが、精神医学の場合、明らかな脳の損傷などによる「外因性」をのぞいて、「心因性」「内因性」とされるものは、どこが悪いのか、はっきりと目で見て確認することができない。はっきりしないだけに、刑事裁判では被告人の責任能力を問う精神鑑定が複数の意見に分かれることも希ではない。それだけに医師の判断によるところも大きい。
眞子さまの場合だと、複雑性PTSDの原因が「誹謗中傷と感じられるできごと」にあるとされるが、他の医師であれば、もっと違った分析と処置が施されてもおかしくはないはずだ。
文書の中にも「2018〜19年頃から」症状がでたことが明示されていることからすれば、それは小室さんの家族が抱える「借金トラブル」が引き金になって、世間を騒がせた時期と重なる。それがあって、これだけの結婚に関すること、相手のこと、その家族のことに対する批判や報道も増えたはずだ。とすれば、小室さん側がこの「借金トラブル」を解決さえすれば、「誹謗中傷と感じられるできごと」も格段に減るはずだ。まずは、そこにメスを入れるべきはずである。それに関しては、秋篠宮様も会見で言及されたと承知している。「誹謗中傷と感じられるできごと」をすべて取り除け、言及させるなというのは、小さなながん細胞が見つかったからと、臓器をすべて取り除いてしまうのといっしょだ。
それ以前にこの同じ医師が、いまも眞子さまが公務を行っていることから「判断力には影響が生じておりません」「結婚の準備を進めることにも支障はありません」と言及していることからして、本当に「複雑性PTSD」なのか、その診断からして大袈裟にすぎるのではないか、という疑念も浮かぶ。
まして、このままでは結婚されることで「誹謗中傷と感じられるできごと」がなくなるとも思えない。結婚後はニューヨークで新生活をはじめられる予定だが、米国こそ分断が問題視されて久しい。「Black Lives Matter」の言葉が表すように、いまだに故なき差別が介在し、誹謗中傷が飛び交う。新型コロナウイルスのパンデミックが起きたあとには、原因は中国にあるとして中国人だろうと日本人だろうと見境なく、同国内で東洋人が襲われる事件が相次いだ。そんな場所で眞子さまが平穏無事に暮らしていけるのだろうか。むしろ、結婚後のほうが心配になる。
国民の反発は「故なき批判」ではない
仮に、報道や国民が発している言葉を知り得て、そのすべてを誹謗中傷だとお感じになられている、すべてが敵だと思われているのだとしたら、「そうではない」と諭す役割も必要なはずだ。正論も価値観の合わない誹謗中傷と排除して攻撃的になるのは宗教カルトもいっしょだ。なにかをきっかけにあれやこれや言及する声が増えているのなら、「それは国民が心配してのことだ」くらいを言って差し上げる、あるいは、「アンチな言葉もそれだけ発信者の心の中に存在が強く意識されてのことの証だ」「いまの時代は『好き』の反対は『嫌い』ではなく『無視』なのだから」と、それくらいのことを囁く側近はいないのだろうか。それこそが、物事の考え方を変えてみる、マイナスをプラス思考に置き換える、認知行動療法のはずで、複雑性PTSDに有効的とされる。
皇族と言えども人間である。傷つくことだってある。だからといって、気に障ること「誹謗中傷と感じられるできごと」をすべて取り除けというのは、あまりにも乱暴だ。そこに「神聖にして侵すべからず」という戦前の思想が加わりでもするのなら、とても危険なことだ。
国民の多くが気を揉んでいるのは、4年前の婚約直後から燻る「借金トラブル」問題に進展が見られないこと、それに対する小室さんの曖昧な態度だ。それで嫁を幸せにできるのか、それも誕生から生育を見守ってきた皇室のお姫さまが嫁ぐだけに、国民も無視はできない。そこにまた、意見する側が悪いというような曖昧な態度を上塗りする宮内庁。これでは皇室批判を加速させるだけだ。それでは心の病が寛解するはずもなく、それこそ私の知る言葉でいえば「君側の奸」である。
諸兄がご承知の通り、お二人の結婚については女性皇族の結婚関連儀式はすべて行われず、皇室を離れる際の一時金も支給されないことが発表されています。
背景には、眞子さまやご家族、それに小室さんとその家族への誹謗中傷と感じられる情報や、一時金の受け取りへの批判などによる眞子さまの精神的な負担があり、硬く固辞されていることがあります。
そして同時に、眞子さまが「複雑性PTSD」(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断されたことが明らかにそれました。
小室さんとの婚約発表から4年。その間に続いた批判が、眞子さまの心を深く傷つけ、病むまでに至ったのが原因だと。
だが、その宮内庁の発表に違和感を覚えるのは、なぜだろう。私だけの感覚なのだろうかと青沼氏。
眞子さまと小室さんが婚約会見を開いたのは、2017年の秋のことだ。つまり、後付けの診断結果だと。
「眞子内親王殿下は、2018〜19年頃から、誹謗中傷をただすことが難しい、状況を変えることが困難であるという無力感を感じる状態で、ご自分達の人間としての尊厳が踏みにじられていると感じ、また、結婚後、平穏で幸福な生活を送りたいという願いが、不可能となってしまう恐怖を感じるようになられた。」と、眞子さまを診断したNTT東日本関東病院の秋山剛医師の発表文書。
ここで判然としないのは、「誹謗中傷と感じられるできごと」がなにを指すのか、あるいはどの範疇を指すのか、わからないことにある。「感じられる」というのであるから、たとえばそれが「諫言」の類であるとしても「誹謗中傷」と感じれば、心の病の原因となっていることになる。これではまるで、眞子さまのご結婚や婚約者の小室さんに対する自由闊達な意見は、本人のお心持ち次第ですべてが「誹謗中傷」とされてもおかしくはないと青沼氏。
改善策については、「結婚されることで、眞子内親王殿下のご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する誹謗中傷と感じられるできごとがなくなれば、『複雑性PTSD』の改善が進むと考えられます」と。
これでは、すべての言及を止めろと表明しているのに等しい。すべてが止めば「感じられるできごと」もなくなるからだ。もっと言えば、批判を許さぬ、体のいい言論封殺だと青沼氏。
精神医学は、一般の外科や内科とは違う特異な分野だ。「心因性」「内因性」とされるものは、どこが悪いのか、はっきりと目で見て確認することができない。それだけに医師の判断によるところも大きい。
眞子さまの場合だと、複雑性PTSDの原因が「誹謗中傷と感じられるできごと」にあるとされるが、他の医師であれば、もっと違った分析と処置が施されてもおかしくはないはずだと青沼氏。
文書の中にも「2018〜19年頃から」症状がでたことが明示されていることからすれば、それは小室さんの家族が抱える「借金トラブル」が引き金になって、世間を騒がせた時期と重なる。
真子様の複雑性PTSDの症状が発見されのは何時なのか。今回の発表時の直前に解ったのか、解ったのはもっと前で秘せられていたのか。そうだとすれば、治療はなされてきたのか。そこは明かにされていません。
小室さんの家族が抱える「借金トラブル」が引き金になって、世間を騒がせた時期と重なるので、その問題を解決すれば治癒するのですから、そこに小室母子が注力すべき話です。
この同じ医師が、いまも眞子さまが公務を行っていることから「判断力には影響が生じておりません」「結婚の準備を進めることにも支障はありません」と言及していることからして、本当に「複雑性PTSD」なのか、その診断からして大袈裟にすぎるのではないか、という疑念も浮かぶと青沼氏。
このままでは結婚されることで「誹謗中傷と感じられるできごと」がなくなるとも思えない。結婚後はニューヨークで新生活をはじめられる予定。
日本から種国することで、ひとびとが忘れて鎮静化することが願い?
今、世界の情報はネットで直結していますから、ニューヨークでも既に2人の事は報じられ始めていますね。
新型コロナウイルスの発生源は中国にあるとして中国人だろうと日本人だろうと見境なく、同国内で東洋人が襲われる事件が相次いでいる中、むしろ、結婚後のほうが心配になると青沼氏。
すべてを誹謗中傷だとお感じになられている、すべてが敵だと思われているのだとしたら、「そうではない」と諭す役割も必要なはず。
あれやこれや言及する声が増えているのなら、「それは国民が心配してのことだ」等々くらいを言って差し上げる側近はいないのだろうかと青沼氏。
皇族と言えども人間である。傷つくことだってある。だからといって、気に障ること「誹謗中傷と感じられるできごと」をすべて取り除けというのは、あまりにも乱暴だ。そこに「神聖にして侵すべからず」という戦前の思想が加わりでもするのなら、とても危険なことだと。
国民の多くが気を揉んでいるのは、4年前の婚約直後から燻る「借金トラブル」問題に進展が見られないこと、それに対する小室さんの曖昧な態度だ。それで嫁を幸せにできるのか。逆に、トラブル話は増えている。
誕生から生育を見守ってきた皇室のお姫さまが嫁ぐだけに、国民も無視はできない。
意見する側が悪いというような曖昧な態度を上塗りする宮内庁。これでは皇室批判を加速させるだけだ。それでは心の病が寛解するはずもない。
済んだことだが、婚約会見に至る前に、週刊誌が探知出来た母親の奇行を探知できなかった宮内庁の責任は重い。公式発表前に解っていれば、眞子様への説諭も効いただろうし、眞子様もここまで意固地にはならなかったかとも。
一般人であれば、二人が決意したものは法律上止める手立てはないので、その後の生活はどうなろうと二人の責任と見送るしかないのですが、下衆な表現になりますが、詐欺師母子の逆玉に引っ掛けられた初心なお姫様を救ってあげたいという気持ちはあきらめるしかないところまできてしまったようですね。
眞子様の30歳までに結婚したいとの強い願望と、早々に厄介払いをしたい宮内庁との思惑を、誰も止めることが出来ない結果ですね。
# 冒頭の画像は、眞子様
この花の名前はホトトギス
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