昨年12月に閣議決定された、新たな「防衛計画の大綱」は、中国を脅威ととらえ、対米同盟強化の中で自衛隊の大編成替えを打ち出したものだったのだそうです。
日経ビジネス / 反日デモ:北京の深層心理、中国が見る日本と日米同盟
新「大綱」が挙げた、対処の必要な脅威は以下のもので、脅威の源が冷戦下のようにロシア(旧ソ連)でなく、その少なくとも1つは中国であるとの認識を明示しているとのこと。
・(北朝鮮を想定した?)「弾道ミサイル攻撃」「ゲリラや特殊部隊による攻撃」
・洋上交通路・大陸棚資源の保全にとって重要な尖閣諸島近辺を想定した「島嶼部に対する侵略」
・昨今日本近海への出没が目立つ中国の潜水艦
自衛隊の配備も北海道から変更されていて、さらに役割も「存在する自衛隊から、機能する自衛隊へ」変身すべしとうたわれているのだそうです。
<中略>
記事にも書かれていますが、中国の視点がどのようであるか、日本での考えとは異なって当然であり、是非は別として考えに入れておくことは必要ではあります。
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日経ビジネス / 反日デモ:北京の深層心理、中国が見る日本と日米同盟
北京の目に日本は、政治・軍事力をにわかに強化、米国と共同し中国牽制へ乗り出した国として映る。反日暴動を容認したのは、この際世界へ向けて日本の不徳を訴え、勢いをそぎたかったのだと思えば動機を解せる。事実タイミングは計ったかのようだった。日本の首相や外相が、国連安全保障理事会で常任理事国となるのを目指して外交攻勢をかけようとする、その矢先をとらえたものだったからである。
新「大綱」が挙げた、対処の必要な脅威は以下のもので、脅威の源が冷戦下のようにロシア(旧ソ連)でなく、その少なくとも1つは中国であるとの認識を明示しているとのこと。
・(北朝鮮を想定した?)「弾道ミサイル攻撃」「ゲリラや特殊部隊による攻撃」
・洋上交通路・大陸棚資源の保全にとって重要な尖閣諸島近辺を想定した「島嶼部に対する侵略」
・昨今日本近海への出没が目立つ中国の潜水艦
自衛隊の配備も北海道から変更されていて、さらに役割も「存在する自衛隊から、機能する自衛隊へ」変身すべしとうたわれているのだそうです。
高見澤將林防衛庁長官官房審議官は「重要なポイント」だと強調したうえ、「防衛力は最後の手段で、できるだけ防衛力以外のものに頼ろうというのが従来の方針であったとすれば、今後は、これだけの税金をかけて防衛力が存在し、それなりに効果を果たすのであれば、適切な手続きの下、ほかの手段と並んで活用してもいいのではないかという考え方」だと説明している(2004年10月6日アジア親善交流協会での講演)。
<中略>
日中の認識格差は深刻
海上自衛隊は、インド洋で米軍他艦船への給油に携わり既に3年半。毎日「大洋海軍(ブルーウオーターネイビー)」としての力を誇示している。他方日本海では、世界で唯一のパートナーとして、日本は米国と洋上ミサイル防衛計画を進めている。北京にはまるで、日米同盟に東西から挟撃されているかに見えているかもしれない。
北京の軍事戦略家が最悪事態を想定した場合、このような変化をしかも急速に遂げつつある日本の延長上に描ける像とは、台湾有事の際、米国と一緒になって中国攻撃へ回る国のそれであろう。
記事にも書かれていますが、中国の視点がどのようであるか、日本での考えとは異なって当然であり、是非は別として考えに入れておくことは必要ではあります。
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