注目されていた甘利大臣の去就は、大臣職の辞任となりましたね。辞任理由は、500万円の内300万円を秘書が使い込んだ管理責任と、政治資金として記載した200万円他は薩摩興業が赤字会社であることでの規正法違反。
ここまでゴタゴタしたらすっぱり辞任するのが本来の甘利氏の性格なのだそうですが、TPPの批准に向けた国会審議が残っている事や、安倍政権を支える柱であること、罪は秘書にあったことなどから、安倍首相の慰留姿勢が報じられていました。
記者会見の中継は冒頭から視聴しましたが、秘書に第三者の弁護士さんが事情聴取した内容を詳細に語られていて、昨日の田崎氏の事前情報の様に、受け取った封筒の中身が現金であることは後で判明し、適切に処理したとの線で、違法性がないとの説明だと思いながら聞いていましたが、最後に、秘書の犯したことだが管理責任があり辞任すると表明されました。
ネット上には惜しむ声が多く、遊爺も、TPP交渉で米国をねじ伏せて合意に導かれた手腕は、日本の政治家ではかつてないグローバルなリーダーシップのある政治家で、次期総理の最有力候補と期待していましたので残念でたまりません。
ネット上で、中川大臣が嵌められて泥酔記者会見させられ辞任された例をとりあげて、類似したメディアによる嵌められた事件の再来と指摘しておられました。
今回の、一色武(本名は別にある)や薩摩工業、更に文春との関係も、中川大臣同様に周到に準備して嵌めたというのが実態と言う説は信憑性が強まりますね。
このあたりは、「1月28日(木)のつぶやき」でネット上の情報の一部を取り上げていますので、そちらを参照ください。
文春の仕掛けについて、他のメディアによる真相追及がなされないものかと思っていたら。月刊WILLの花田氏が期待をしておられた様に、ライバル誌・新潮がチャレンジしている様ですね。
甘利大臣を告発した怪しすぎる告発者、「一色武」氏の本名が判明!!|キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)
⇒文春の情報源・・・情報源というより、喫茶店でのお金の受け渡しの写真を文春の記者が撮影したというあたり、両者が示し合わせて大臣を陥れるためにやったんでしょうね。
遊爺が強調したいのは、甘利大臣の記者会見のTV各局の報道で、揃って甘利大臣の力を入れた発言を無視しているところがあることです。
50万円を2度に渡って甘利大臣との間で授受があった件ですが、文春の報道は、封筒に入れた50万円を手渡し、それを甘利大臣が受け取りポケットに入れたとされています。
この点を甘利大臣は、現金と解っている物を安易に受け取ることはあり得ないと強く否定し、菓子と一緒に紙袋に入れて渡され、病気の見舞いと激励として受け取ったが、後で現金が入っていることが解ったので、政治資金として記載したと述べておられます。
つまり、文春の記事の、現金入りの封筒を受け取りポケットに入れたとの報道と、甘利氏の説明に大きな違いがあります。
これを、例えば、NHKの7時のニュースでは、甘利大臣は50万円を直接受け取ったことを認めたとだけ報じ、解説委員が重大事と煽っていました。
NHKは、独自に取材調査して報じているのでしょうか?とてもそうは思えません。ある意図があって、甘利大臣が文春の報道の誤りを指摘している部分を隠して、政治資金として記載したこともふれず、50万円を受け取ったことを認めたとだけ報じています。
繰り返しますが、会見で、始めに近い段階で甘利氏が力を入れて文春の報道の誤りを指摘し誤解を解こうとしたのに、それを見聞していない視聴者は、文春の報道の現金を受け取ってポケットに入れたことを認めたとうけとれる様しむけた報道ぶりです。
まともな報道機関が、文春の報道の誤りを力説した甘利氏の説明について、文春と甘利氏とではどちらが正しいのか、しっかり取材して正していただけることを願います。
甘利氏は、政治資金として記載したと言っておられるので、調べればすぐわかることです。(遊爺には調べ方も解らないし、時間もないのですが、甘利氏が受け取ったことを認めたと報道するメディアには、記載の有無の事実を確認して報道する責務があります。)
冒頭で書いた様に、赤字企業からの政治資金の受理は規正法違反とのことで、3期連続の赤字企業の薩摩興行からの資金受理は違反であり、別途記載された、200万円とともに、その管理責任が辞任理由のひとつになっていますね。
いずれにしても、管理責任を負って辞任された甘利氏。
TPP交渉が合意に達したのには、甘利氏の働きが大きく寄与したと各国が認める、グローバルな活動と成果が上げられる、日本では稀有な政治家です。
秘書の管理について記者の質問に対し、徐々に接待漬けに引き込まれていくことの防止には相互チェクしかないと苦しい答弁をされている点は物足りないところはありますが、今回の件を深く分析し対策を練られ、一線への復帰をされることをお待ちしています。
# 冒頭の画像は、記者会見で説明する甘利氏
ルリタマアザミ
政府広報(北方領土問題) - YouTube
↓よろしかったら、お願いします。
ここまでゴタゴタしたらすっぱり辞任するのが本来の甘利氏の性格なのだそうですが、TPPの批准に向けた国会審議が残っている事や、安倍政権を支える柱であること、罪は秘書にあったことなどから、安倍首相の慰留姿勢が報じられていました。
記者会見の中継は冒頭から視聴しましたが、秘書に第三者の弁護士さんが事情聴取した内容を詳細に語られていて、昨日の田崎氏の事前情報の様に、受け取った封筒の中身が現金であることは後で判明し、適切に処理したとの線で、違法性がないとの説明だと思いながら聞いていましたが、最後に、秘書の犯したことだが管理責任があり辞任すると表明されました。
ネット上には惜しむ声が多く、遊爺も、TPP交渉で米国をねじ伏せて合意に導かれた手腕は、日本の政治家ではかつてないグローバルなリーダーシップのある政治家で、次期総理の最有力候補と期待していましたので残念でたまりません。
ネット上で、中川大臣が嵌められて泥酔記者会見させられ辞任された例をとりあげて、類似したメディアによる嵌められた事件の再来と指摘しておられました。
今回の、一色武(本名は別にある)や薩摩工業、更に文春との関係も、中川大臣同様に周到に準備して嵌めたというのが実態と言う説は信憑性が強まりますね。
このあたりは、「1月28日(木)のつぶやき」でネット上の情報の一部を取り上げていますので、そちらを参照ください。
文春の仕掛けについて、他のメディアによる真相追及がなされないものかと思っていたら。月刊WILLの花田氏が期待をしておられた様に、ライバル誌・新潮がチャレンジしている様ですね。
甘利大臣を告発した怪しすぎる告発者、「一色武」氏の本名が判明!!|キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)
⇒文春の情報源・・・情報源というより、喫茶店でのお金の受け渡しの写真を文春の記者が撮影したというあたり、両者が示し合わせて大臣を陥れるためにやったんでしょうね。
遊爺が強調したいのは、甘利大臣の記者会見のTV各局の報道で、揃って甘利大臣の力を入れた発言を無視しているところがあることです。
50万円を2度に渡って甘利大臣との間で授受があった件ですが、文春の報道は、封筒に入れた50万円を手渡し、それを甘利大臣が受け取りポケットに入れたとされています。
この点を甘利大臣は、現金と解っている物を安易に受け取ることはあり得ないと強く否定し、菓子と一緒に紙袋に入れて渡され、病気の見舞いと激励として受け取ったが、後で現金が入っていることが解ったので、政治資金として記載したと述べておられます。
つまり、文春の記事の、現金入りの封筒を受け取りポケットに入れたとの報道と、甘利氏の説明に大きな違いがあります。
これを、例えば、NHKの7時のニュースでは、甘利大臣は50万円を直接受け取ったことを認めたとだけ報じ、解説委員が重大事と煽っていました。
NHKは、独自に取材調査して報じているのでしょうか?とてもそうは思えません。ある意図があって、甘利大臣が文春の報道の誤りを指摘している部分を隠して、政治資金として記載したこともふれず、50万円を受け取ったことを認めたとだけ報じています。
繰り返しますが、会見で、始めに近い段階で甘利氏が力を入れて文春の報道の誤りを指摘し誤解を解こうとしたのに、それを見聞していない視聴者は、文春の報道の現金を受け取ってポケットに入れたことを認めたとうけとれる様しむけた報道ぶりです。
まともな報道機関が、文春の報道の誤りを力説した甘利氏の説明について、文春と甘利氏とではどちらが正しいのか、しっかり取材して正していただけることを願います。
甘利氏は、政治資金として記載したと言っておられるので、調べればすぐわかることです。(遊爺には調べ方も解らないし、時間もないのですが、甘利氏が受け取ったことを認めたと報道するメディアには、記載の有無の事実を確認して報道する責務があります。)
冒頭で書いた様に、赤字企業からの政治資金の受理は規正法違反とのことで、3期連続の赤字企業の薩摩興行からの資金受理は違反であり、別途記載された、200万円とともに、その管理責任が辞任理由のひとつになっていますね。
いずれにしても、管理責任を負って辞任された甘利氏。
TPP交渉が合意に達したのには、甘利氏の働きが大きく寄与したと各国が認める、グローバルな活動と成果が上げられる、日本では稀有な政治家です。
秘書の管理について記者の質問に対し、徐々に接待漬けに引き込まれていくことの防止には相互チェクしかないと苦しい答弁をされている点は物足りないところはありますが、今回の件を深く分析し対策を練られ、一線への復帰をされることをお待ちしています。
# 冒頭の画像は、記者会見で説明する甘利氏
ルリタマアザミ
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