遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

口蹄疫感染牛の埋葬完了

2010-06-24 23:31:14 | my notice

 宮崎県の口蹄疫に感染した疑いのある牛や豚(以下感染対象牛)の埋葬処理が完了したと、東国原知事が会見しておられるのを拝見しました。
 感染予防の第一目標であり最大の有効手段とされる感染対象牛の早急な埋葬が、ようやく達成されました。処分が発生に追いつかず、この間の皆様のご苦労はいかばかりかと推察しますが、東国原知事は、言葉に尽くせぬ苦労と、皆様を慰労しておられました。
 

感染疑いの処分完了=牛・豚など20万頭―宮崎口蹄疫(時事通信) - goo ニュース

 宮崎県の東国原英夫知事は24日、県庁で記者会見し、口蹄(こうてい)疫に感染した疑いのある牛や豚など約20万頭について、殺処分して埋める作業が完了したと発表した。今後はワクチン接種した家畜のうち、残り約3万頭の処分を急ぎ、月内の完了を目指す。東国原知事は「一つの段階を越え、うれしく思っている」と語った。

 県内では18日を最後に、新たな感染疑い例は見つかっていない。知事によると、畜産農家や県内経済全体の復興に向け、来週にも約30人の復興対策専任組織を庁内に設置する方針だ。
 

 未だワクチン牛が残っていることや、宮崎県の経済全体&雇用に影響が出始めていて、深刻な状況にあることを考えてか、処分に多大な労力にもかかわらず時間を費やした疲れからか、東国原知事の表情は硬いままでしたね。
 約一週間、新規感染も発生していないとのことで、このまま終息することを祈るばかりです。

 農家、加工業者やその従業員の方々、物流業者、観光関連業者や従業員の方々と、県の基幹産業全体への影響は深刻な様子で、「宮崎ナンバーの車お断り」と他県で言われるのだとか。
 復興には数年を要すとのことですが、各種の支援が立ち上がってきていますね。微力ながら、お役にたちたいと協力していますが、もっと支援活動の規模が大きくなることを願っています。

 また、いろいろな情報が飛び交っている感染源やルートの究明と、迅速な感染対象牛の埋葬体制整備を、今後の予防のため進めていただけることも併せておねがいしたいものです。
 予断は許されませんが、まずは一息、関係者の皆様の日夜をいとわぬご苦労に、感謝です。
 # 報道で視たご苦労のひとこま
  消毒液で白く染まった、広大なカラッポの牛舎。息子さんはどうしておられますとの問いかけに、日夜の殺処分・埋葬の手伝いに出かけていますとの答え。取材には入れないので、電話での答えでしたが、淡々とした口調に、思わず涙がこみあげてきました。




よろしかったら、お願いします。宮崎口蹄疫被害支援twitter募金も出来ます。 ↓


 

日本は国境を守れるか

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