ロシアのプーチン大統領が「6月危機」に直面している。
民間軍事会社ワグネルは「戦線離脱」を表明、首都モスクワを襲った無人機(ドローン)がプーチン氏の邸宅を狙ったとの情報もある。国内外で「反プーチン派」の不穏な動きが続いていると、夕刊フジ。
どうするプーチン!
ウクライナ東部の激戦地バフムトではワグネルが撤退し、ロシア軍と入れ替えを進めている。
ワグネル創設者のプリゴジン氏は、ウクライナで敗北すれば、ロマノフ王朝が倒された1917年のような革命が起こると強調。「まず兵士が立ち上がる。その後は彼らの愛する人々が立ち上がる。その数が数百だと思うのは間違いで、既に数万人はいるだろう」と語り、反プーチン勢力の蜂起を示唆したのだそうです。
モスクワでは5月30日に住宅などが複数の無人機で攻撃されたが、プーチン氏ら要人の邸宅が集中するエリアも狙われたとロシアの独立系メディアが報じた。誰が狙ったのかは不明なのだそうです。
服役中の反政府活動家ナワリヌイ氏の陣営は、47歳の誕生日に当たる今月 4日にロシア各地の街頭や、国外で一斉に抗議行動を起こすようSNSなどで支持者らに呼びかけた。実現すればロシアでは異例の事態だと、夕刊フジ。
反プーチンの武装集団「自由ロシア軍」と「ロシア義勇軍団」は、ロシア領内で越境作戦を実施。
ロシアの元下院議員、ポノマリョフ氏によると、義勇兵は約4,000人で、「自由ロシア軍」「ロシア義勇軍」「国民共和国軍」の3団体が存在するのだそうです。
これとは別に、「無政府共産主義戦闘組織(BOAK)」という急進左派勢力も知名度を上げているとも。
筑波大学の中村逸郎名誉教授は「歴史的には帝政ロシアの伝統を信じる共同体主義者とリベラルな欧米派の大きな2つの潮流があり、共産主義者ら急進左派もいるのだと。
これに対し、プーチン大統領はリアリストで、政策や理念はなく、利権主義者だと。
「反体制派はあまりにもイデオロギーが違うことからこれまでは結集は難しかった。だが、このタイミングで、『反プーチン』の多様な勢力が同時多発的に各地で行動を起こすことも考えられる」と中村名誉教授。
ロシア国内には、ナワリヌイ氏以外では、反プーチンの国民も、反対組織も少ない(表面化していない)との声をきいていましたが、ここにきて表面化し始めた様ですね。
ドイツ連邦情報局長官は、「プーチン体制に目立った亀裂はない」との見解を示すが、今後はどうなるのかと、夕刊フジ。
少なくとも、ロシア正規軍と、前線で犠牲者を出しながら戦果を挙げてきたブリゴジンのワグネルとには亀裂が生じているのは、誰の眼にも明か!
モスクワで生じているドローン攻撃等の反プーチン政権の事件。事件を起こししているのは誰なのでしょうか?
そしてそれらのこれまではバラバラとみられた勢力は、同時多発的に各地で行動を起こすことはあるのでしょうか。
その時は、流石にロシア国民も反政府活動の存在を知ることとなるのでしょうが、どのような行動をするのでしょう。
既にロシア脱出する国民(主に徴兵逃れや、資産移動)が少なくないことは衆知のことですが。。
# 冒頭の画像は、服役中の反政府活動家ナワリヌイ氏
この花の名前は、カンパニュラ アルペンブルー ホシギキョウ
↓よろしかったら、お願いします。
民間軍事会社ワグネルは「戦線離脱」を表明、首都モスクワを襲った無人機(ドローン)がプーチン氏の邸宅を狙ったとの情報もある。国内外で「反プーチン派」の不穏な動きが続いていると、夕刊フジ。
どうするプーチン!
プーチン氏を脅かす「6月危機」 邸宅も狙われた!? ワグネル撤退に国内でうごめく反体制派、義勇兵がロシア各地で蜂起も - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2023.6/1
ロシアのプーチン大統領が「6月危機」に直面している。ウクライナ軍は近く本格的な反攻作戦に出るが、民間軍事会社ワグネルは「戦線離脱」を表明、首都モスクワを襲った無人機(ドローン)がプーチン氏の邸宅を狙ったとの情報もある。国内外で「反プーチン派」の不穏な動きが続いている。
ウクライナ東部の激戦地バフムトではワグネルが撤退し、ロシア軍と入れ替えを進めている。ワグネル創設者のプリゴジン氏は、ウクライナで敗北すれば、ロマノフ王朝が倒された1917年のような革命が起こると強調。「まず兵士が立ち上がる。その後は彼らの愛する人々が立ち上がる。その数が数百だと思うのは間違いで、既に数万人はいるだろう」と語り、反プーチン勢力の蜂起を示唆した。米CNNなどが報じた。
モスクワでは5月30日に住宅などが複数の無人機で攻撃されたが、プーチン氏ら要人の邸宅が集中するエリアも狙われたとロシアの独立系メディアが報じた。誰が狙ったのかは不明だ。
服役中の反政府活動家ナワリヌイ氏の陣営は、47歳の誕生日に当たる今月4日にロシア各地の街頭や、国外で一斉に抗議行動を起こすようSNSなどで支持者らに呼びかけた。実現すればロシアでは異例の事態だ。
反プーチンの武装集団「自由ロシア軍」と「ロシア義勇軍団」は、ロシア領内で越境作戦を実施した。ロシアの元下院議員、ポノマリョフ氏によると、義勇兵は約4000人で、「自由ロシア軍」「ロシア義勇軍」「国民共和国軍」の3団体が存在する。
西部サンクトペテルブルクのカフェで4月に戦争支持ブロガーが爆殺された事件や、昨年8月にプーチン政権と考えが近いとされる著名思想家、ドゥーギン氏の娘が爆殺された事件では、無名の地下組織「国民共和国軍」が犯行声明を出した。これとは別に、「無政府共産主義戦闘組織(BOAK)」という急進左派勢力も知名度を上げているという。
ロシアの勢力図について、筑波大学の中村逸郎名誉教授は「歴史的には帝政ロシアの伝統を信じる共同体主義者とリベラルな欧米派の大きな2つの潮流があり、共産主義者ら急進左派もいる。ウクライナ侵攻以降は戦争支持の強硬派や、反戦派などの要素も加わった。これに対し、プーチン大統領はリアリストで、政策や理念はなく、利権主義者だといえる」と解説する。
ドイツ連邦情報局長官は、「プーチン体制に目立った亀裂はない」との見解を示すが、今後はどうなるのか。
中村氏は「反体制派はあまりにもイデオロギーが違うことからこれまでは結集は難しかった。だが、このタイミングで、『反プーチン』の多様な勢力が同時多発的に各地で行動を起こすことも考えられる」と指摘した。
ロシアのプーチン大統領が「6月危機」に直面している。ウクライナ軍は近く本格的な反攻作戦に出るが、民間軍事会社ワグネルは「戦線離脱」を表明、首都モスクワを襲った無人機(ドローン)がプーチン氏の邸宅を狙ったとの情報もある。国内外で「反プーチン派」の不穏な動きが続いている。
ウクライナ東部の激戦地バフムトではワグネルが撤退し、ロシア軍と入れ替えを進めている。ワグネル創設者のプリゴジン氏は、ウクライナで敗北すれば、ロマノフ王朝が倒された1917年のような革命が起こると強調。「まず兵士が立ち上がる。その後は彼らの愛する人々が立ち上がる。その数が数百だと思うのは間違いで、既に数万人はいるだろう」と語り、反プーチン勢力の蜂起を示唆した。米CNNなどが報じた。
モスクワでは5月30日に住宅などが複数の無人機で攻撃されたが、プーチン氏ら要人の邸宅が集中するエリアも狙われたとロシアの独立系メディアが報じた。誰が狙ったのかは不明だ。
服役中の反政府活動家ナワリヌイ氏の陣営は、47歳の誕生日に当たる今月4日にロシア各地の街頭や、国外で一斉に抗議行動を起こすようSNSなどで支持者らに呼びかけた。実現すればロシアでは異例の事態だ。
反プーチンの武装集団「自由ロシア軍」と「ロシア義勇軍団」は、ロシア領内で越境作戦を実施した。ロシアの元下院議員、ポノマリョフ氏によると、義勇兵は約4000人で、「自由ロシア軍」「ロシア義勇軍」「国民共和国軍」の3団体が存在する。
西部サンクトペテルブルクのカフェで4月に戦争支持ブロガーが爆殺された事件や、昨年8月にプーチン政権と考えが近いとされる著名思想家、ドゥーギン氏の娘が爆殺された事件では、無名の地下組織「国民共和国軍」が犯行声明を出した。これとは別に、「無政府共産主義戦闘組織(BOAK)」という急進左派勢力も知名度を上げているという。
ロシアの勢力図について、筑波大学の中村逸郎名誉教授は「歴史的には帝政ロシアの伝統を信じる共同体主義者とリベラルな欧米派の大きな2つの潮流があり、共産主義者ら急進左派もいる。ウクライナ侵攻以降は戦争支持の強硬派や、反戦派などの要素も加わった。これに対し、プーチン大統領はリアリストで、政策や理念はなく、利権主義者だといえる」と解説する。
ドイツ連邦情報局長官は、「プーチン体制に目立った亀裂はない」との見解を示すが、今後はどうなるのか。
中村氏は「反体制派はあまりにもイデオロギーが違うことからこれまでは結集は難しかった。だが、このタイミングで、『反プーチン』の多様な勢力が同時多発的に各地で行動を起こすことも考えられる」と指摘した。
ウクライナ東部の激戦地バフムトではワグネルが撤退し、ロシア軍と入れ替えを進めている。
ワグネル創設者のプリゴジン氏は、ウクライナで敗北すれば、ロマノフ王朝が倒された1917年のような革命が起こると強調。「まず兵士が立ち上がる。その後は彼らの愛する人々が立ち上がる。その数が数百だと思うのは間違いで、既に数万人はいるだろう」と語り、反プーチン勢力の蜂起を示唆したのだそうです。
モスクワでは5月30日に住宅などが複数の無人機で攻撃されたが、プーチン氏ら要人の邸宅が集中するエリアも狙われたとロシアの独立系メディアが報じた。誰が狙ったのかは不明なのだそうです。
服役中の反政府活動家ナワリヌイ氏の陣営は、47歳の誕生日に当たる今月 4日にロシア各地の街頭や、国外で一斉に抗議行動を起こすようSNSなどで支持者らに呼びかけた。実現すればロシアでは異例の事態だと、夕刊フジ。
反プーチンの武装集団「自由ロシア軍」と「ロシア義勇軍団」は、ロシア領内で越境作戦を実施。
ロシアの元下院議員、ポノマリョフ氏によると、義勇兵は約4,000人で、「自由ロシア軍」「ロシア義勇軍」「国民共和国軍」の3団体が存在するのだそうです。
これとは別に、「無政府共産主義戦闘組織(BOAK)」という急進左派勢力も知名度を上げているとも。
筑波大学の中村逸郎名誉教授は「歴史的には帝政ロシアの伝統を信じる共同体主義者とリベラルな欧米派の大きな2つの潮流があり、共産主義者ら急進左派もいるのだと。
これに対し、プーチン大統領はリアリストで、政策や理念はなく、利権主義者だと。
「反体制派はあまりにもイデオロギーが違うことからこれまでは結集は難しかった。だが、このタイミングで、『反プーチン』の多様な勢力が同時多発的に各地で行動を起こすことも考えられる」と中村名誉教授。
ロシア国内には、ナワリヌイ氏以外では、反プーチンの国民も、反対組織も少ない(表面化していない)との声をきいていましたが、ここにきて表面化し始めた様ですね。
ドイツ連邦情報局長官は、「プーチン体制に目立った亀裂はない」との見解を示すが、今後はどうなるのかと、夕刊フジ。
少なくとも、ロシア正規軍と、前線で犠牲者を出しながら戦果を挙げてきたブリゴジンのワグネルとには亀裂が生じているのは、誰の眼にも明か!
モスクワで生じているドローン攻撃等の反プーチン政権の事件。事件を起こししているのは誰なのでしょうか?
そしてそれらのこれまではバラバラとみられた勢力は、同時多発的に各地で行動を起こすことはあるのでしょうか。
その時は、流石にロシア国民も反政府活動の存在を知ることとなるのでしょうが、どのような行動をするのでしょう。
既にロシア脱出する国民(主に徴兵逃れや、資産移動)が少なくないことは衆知のことですが。。
# 冒頭の画像は、服役中の反政府活動家ナワリヌイ氏
この花の名前は、カンパニュラ アルペンブルー ホシギキョウ
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