韓国・朴槿恵新大統領が、就任後1週間が経っても首相以外の全閣僚の正式就任が終えられないない事態となり、「憲政史上初めて」のことといらだちを露わにしているのだそうです。
新政権の骨格となる省庁再編の目玉とする科学技術を統括する未来創造科学省の新設に、放送振興政策が政府の放送通信委員会から移管されることに対し、野党が反対し関連法案が成立しない上に、朴氏が同省の大臣に指名し、米国から呼び寄せた金鐘勲前米ベル研究所長が嫌気がさし辞任を表明し大臣候補も不在となり、八方塞がりに陥っているのです。
韓国 朴槿恵政権発足１週間 「憲政史上初」の混乱 宙に浮く組閣・省庁再編＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース
国民不在の攻防を嘆いているのは東亜日報。
朴槿恵大統領「未来部の役割に妥協はない」；donga.com[Japanese donga]
余談ですが、東亜日報は、竹島の日の一連の騒動に韓国らしい報道を刷る中にも、最近の環境を踏まえて、「自由民主主義と市場経済、法治の価値を共有する両国が歴史に足首をつかまれ背を向けることになるなら、いずれにも損害だ。」とも触れたりしています。
［社説］「竹島の日」政府関係者が出席、韓国の傷に触れる；donga.com[Japanese donga]
国内での政権基盤が危うくなると反日を掲げるのは、中国も韓国も同じです。
閣僚が1週間経っても揃わないピンチの朴新政権。早速その奥の手が垣間見え始めて来ていますね。
東亜日報は、勿論反日基調は崩していないのですが、歴代大統領の就任時や退任時に繰り返される反日行動を振り返りながら、「日韓問題は冷静な理性よりも「国民感情」に左右されることが多く、大統領はしばしばそれに便乗したい誘惑にかられる。その結果はいつも失敗に終わったことを教訓にしなければならない。」とも指摘しています。
[社説] 「加害者と被害者の立場は千年経っても変わらない」；donga.com[Japanese donga]
朴新政権、しっかりしろと声援を送りたいのですが...。。
この花の名前は、大文字草 撮影場所：六甲高山植物園（2013年10月撮影）
↓よろしかったら、お願いします。
新政権の骨格となる省庁再編の目玉とする科学技術を統括する未来創造科学省の新設に、放送振興政策が政府の放送通信委員会から移管されることに対し、野党が反対し関連法案が成立しない上に、朴氏が同省の大臣に指名し、米国から呼び寄せた金鐘勲前米ベル研究所長が嫌気がさし辞任を表明し大臣候補も不在となり、八方塞がりに陥っているのです。
韓国の省庁再編難航 野党反対 朴氏、国民に謝罪談話 （3/5 読売朝刊）
【ソウル＝中川孝之】韓国の朴橦恵大統領は4日、新政権の骨格となる省庁再編の関連法案が野党の反対で成立しないことを受け、国民向け談話を発表した。朴氏は「国政が停滞して申し訳ない」と謝罪し、省庁再編の必要性をアピールしたが、野党側は「独善的だ」と反対姿勢を崩しておらず、就任1週間が過ぎた朴氏は苦境に立たされている。
朴氏は談話で、新省庁が定まらず、首相以外の全閣僚の正式就任が終えられない事態に、「憲政史上初めてだ。国政を運営できない」といら立ちをあらわにした。
野党側は、再編法案が、放送振興政策を政府の放送通信委員会から新設の未来創造科学省に移管するとしている点が、「放送の支配につながる」と反対している。科学技術を統括する同省は、朴氏の省庁再編の目玉。野党の反対の背景には、通信委が与野党の推薦委員で構成されるため、移管が、野党の影響力縮小につながるとの警戒感がある。最大野党・民主統合党は3日、朴氏が呼び掛けた与党セヌリ党を交えた3者会議にも欠席し、歩み寄りを拒んだ。
この事態を受け、朴氏が同省の大臣に指名し、米国から呼び寄せた金鐘勲前米ベル研究所長は4日、談話発表前に記者会見を開き、政界の混乱で「祖国に献身する気持ちを守れなくなった」と辞退を表明。閣僚候補も不在になり、朴氏への一層の打撃となった。
朴氏は談話で、同省について「私の信念、国政哲学で、国家の未来がかかる。これだけは引けない」と強調。科学技術分野を新たな成長エンジンに、雇用も創出できると説明し、野党側には「放送を掌握する意図などない」と反論した。
民主統合党は談話について「一方通行で傲慢だ」と非難。臨時国会が閉会する5日までに、野党側が再編案に同意するかは不透明な情勢となっている。
【ソウル＝中川孝之】韓国の朴橦恵大統領は4日、新政権の骨格となる省庁再編の関連法案が野党の反対で成立しないことを受け、国民向け談話を発表した。朴氏は「国政が停滞して申し訳ない」と謝罪し、省庁再編の必要性をアピールしたが、野党側は「独善的だ」と反対姿勢を崩しておらず、就任1週間が過ぎた朴氏は苦境に立たされている。
朴氏は談話で、新省庁が定まらず、首相以外の全閣僚の正式就任が終えられない事態に、「憲政史上初めてだ。国政を運営できない」といら立ちをあらわにした。
野党側は、再編法案が、放送振興政策を政府の放送通信委員会から新設の未来創造科学省に移管するとしている点が、「放送の支配につながる」と反対している。科学技術を統括する同省は、朴氏の省庁再編の目玉。野党の反対の背景には、通信委が与野党の推薦委員で構成されるため、移管が、野党の影響力縮小につながるとの警戒感がある。最大野党・民主統合党は3日、朴氏が呼び掛けた与党セヌリ党を交えた3者会議にも欠席し、歩み寄りを拒んだ。
この事態を受け、朴氏が同省の大臣に指名し、米国から呼び寄せた金鐘勲前米ベル研究所長は4日、談話発表前に記者会見を開き、政界の混乱で「祖国に献身する気持ちを守れなくなった」と辞退を表明。閣僚候補も不在になり、朴氏への一層の打撃となった。
朴氏は談話で、同省について「私の信念、国政哲学で、国家の未来がかかる。これだけは引けない」と強調。科学技術分野を新たな成長エンジンに、雇用も創出できると説明し、野党側には「放送を掌握する意図などない」と反論した。
民主統合党は談話について「一方通行で傲慢だ」と非難。臨時国会が閉会する5日までに、野党側が再編案に同意するかは不透明な情勢となっている。
韓国 朴槿恵政権発足１週間 「憲政史上初」の混乱 宙に浮く組閣・省庁再編＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース
国民不在の攻防を嘆いているのは東亜日報。
朴槿恵大統領「未来部の役割に妥協はない」；donga.com[Japanese donga]
余談ですが、東亜日報は、竹島の日の一連の騒動に韓国らしい報道を刷る中にも、最近の環境を踏まえて、「自由民主主義と市場経済、法治の価値を共有する両国が歴史に足首をつかまれ背を向けることになるなら、いずれにも損害だ。」とも触れたりしています。
［社説］「竹島の日」政府関係者が出席、韓国の傷に触れる；donga.com[Japanese donga]
国内での政権基盤が危うくなると反日を掲げるのは、中国も韓国も同じです。
閣僚が1週間経っても揃わないピンチの朴新政権。早速その奥の手が垣間見え始めて来ていますね。
東亜日報は、勿論反日基調は崩していないのですが、歴代大統領の就任時や退任時に繰り返される反日行動を振り返りながら、「日韓問題は冷静な理性よりも「国民感情」に左右されることが多く、大統領はしばしばそれに便乗したい誘惑にかられる。その結果はいつも失敗に終わったことを教訓にしなければならない。」とも指摘しています。
[社説] 「加害者と被害者の立場は千年経っても変わらない」；donga.com[Japanese donga]
朴新政権、しっかりしろと声援を送りたいのですが...。。
この花の名前は、大文字草 撮影場所：六甲高山植物園（2013年10月撮影）
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