遊爺雑記帳

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カリフォルニア州選出の有力上院議員の補佐官が中国のスパイだった

2018-08-14 23:58:58 | 慰安婦問題
 米上院の有力議員の補佐官が司法当局から中国政府のスパイと断じられていたことが判明。この人物は日本の慰安婦問題でも長年、日本を糾弾し、いまもそのための在米組織の中枢にあることも分かったのだそうです。
 2011年時点で、サンフランシスコ市の人口は、1/4が中国系、選挙有権者登録の16%が中国系アメリカンとなっていて、中国系のリー市長が誕生(今はリー氏死去でアフリカ系女性のロンドン・ブリード氏に交代)し、中華街に抗日戦争記念館が造られたり、慰安婦像が設置されたりしたことは、諸兄がご承知の通りです。
 中国の「三戦戦略」の浸透は、やがて中国系の大統領を産むのではないかとの声が聞こえる程浸透してきている様子ですが、サンフランシスコ市、カリフォルニア政治を中国系が席巻チャイナタウンの政治力が拡大しつつあることは、衆知のことですね。

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【古森義久の緯度経度】中国スパイと断じられた米上院議員の補佐官 慰安婦問題糾弾でも先鋒 - 産経ニュース 2018.8.14

 米国上院の有力議員の補佐官が司法当局から中国政府のスパイと断じられていたことが判明した。この人物は日本の慰安婦問題でも長年、日本を糾弾し、いまもそのための在米組織の中枢にあることも分かった。

 
上院民主党カリフォルニア州選出のダイアン・ファインスタイン議員は8月5日、「連邦捜査局(FBI)から5年前に私の補佐官の一人が中国諜報機関にひそかに情報を提供し、対米秘密工作に協力していると通告を受け、独自にも調査した結果、すぐに解雇した。機密漏れの実害はなかった」という声明を発表した。

 5年前の出来事がいま表面に出た理由は7月下旬の米国の政治ネット新聞による「上院で情報委員会委員長として機密を扱ったファインスタイン議員に20年も仕えた補佐官が実は中国の対外諜報機関の国家安全部に協力する工作員になっていた」という報道だった。

 いまの米国では
ロシアの大統領選干渉疑惑に加えて中国の対米工作の激化が問題となり、上院で25年も議席を保つ最長老の有力女性政治家、ファインスタイン氏の中国スパイとのつながりは全米に強い衝撃を与えた。トランプ大統領も8月4日の遊説で同議員の名を挙げ、「自分が中国のスパイに浸透されながらトランプ政権のロシア疑惑を糾弾するのは偽善だ」と語った。

 さらに8月6日、ワシントンを拠点とするネット政治雑誌が「
中国スパイとされるのは同議員補佐官だった中国系米国人のラッセル・ロウという人物だ」と断定する報道を流した。ロウ氏は長年、ファインスタイン議員のカリフォルニア事務所の所長を務めたという。

 同報道をファインスタイン事務所もFBIも否定せず、一般のメディアも「ロウ氏こそ中国諜報部の協力者あるいはスパイだ」と一斉に報じるようになった。ただしロウ氏は逮捕や起訴はされておらず、その理由は「中国への協力が政治情報提供だけだと訴追が難しい」からだと説明されている。

 ところがロウ氏は現在はサンフランシスコに本部をおく「社会正義教育財団」の事務局長として活発に活動をしていることが多数の米国メディアにより報道され確認された。

 数年前に設立された同財団は長年、米国で反日活動を続ける中国系組織「世界抗日戦争史実維護連合会」とも密接なつながりを保ち、学校教育の改善という標語を掲げながら、実際には慰安婦問題に関する日本糾弾が活動の主目標であることが財団の紹介サイトにも明記されている。

 同サイトは「日本は軍の命令でアジア各国の女性約20万人を組織的に強制連行し、性奴隷とした」という事実無根の主張も掲げている。

 ロウ氏は議員補佐官としても慰安婦問題で日本を非難する多彩な動きを取ってきた。

 ロウ氏はいまは社会正義教育財団の中心として活動し、昨年10月にはマイク・ホンダ前下院議員とともに韓国を訪問した。ソウルでの記者会見などでは慰安婦問題で「日本は反省も謝罪もせず、安倍晋三政権は嘘をついている」という日本非難の言明を繰り返した。

 だがこういう人物が実は中国のスパイだと米側で断じられたことは、慰安婦問題の中国当局の政治操作を改めて物語るといえそうだ。  (ワシントン駐在客員特派員)


 中国スパイとされるのはダイアン・ファインスタイン議員補佐官だった中国系米国人のラッセル・ロウ。ロウ氏は長年、ファインスタイン議員のカリフォルニア事務所の所長を務めていたのだそうです。
 ただしロウ氏は逮捕や起訴はされておらず、その理由は「中国への協力が政治情報提供だけだと訴追が難しい」からだと説明されているのだそうです。
 ロウ氏は現在はサンフランシスコに本部をおく、「社会正義教育財団」の事務局長として活発に活動をしていることが多数の米国メディアにより報道され確認されていて、その財団は、米国で反日活動を続ける中国系組織として有名な「世界抗日戦争史実維護連合会」とも密接なつながりを保ち、慰安婦問題に関する日本糾弾が活動主目的なのだそうです。

 古森氏が「こういう人物が実は中国のスパイだと米側で断じられたことは、慰安婦問題の中国当局の政治操作を改めて物語る」と指摘される通りで、韓国もさることながら、中国による「世論戦」の浸透力の進行の凄さを感じさせられます。

 ロシアの米国大統領選への関与が連日といってよいほど報道されていますが、中国は、市や州レベルで着実に侵食を進めているのですね。

 当然、それは日本でも進められていると考えるべきですね。思いあたる政治家やメディアや評論家、学者は少なくないですね。



 # 冒頭の画像は、マイク・ホンダとファインスタイン上院議員のスタッフだった中国のスパイとされる、ラッセル・ロウ
  Michael Yon JP: ファインスタイン女史を操る中国




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