今朝(3/5)の読売テレビの「ウェークアップ!」でも取り上げていましたし、3/1の朝刊各紙で報じていた、改正船舶油濁損害賠償補償法。北朝鮮からのアサリ他の輸入に対する経済制裁効果と関連づけていろいろ報道されていますね。
朝日新聞の朝刊の見出し=「今日から入港規制強化」「北朝鮮産アサリどこへ」「つかめぬ流通実態表示調査で消える」
日経=「改正油濁法きょう施行」「宣言無き「対朝鮮制裁」保険未加入船の入港禁止 実効は未知数」「自民チーム、北朝鮮船視察 下関港のアサリ輸入」
28日に下関に視察に行った自民党の対北朝鮮経済制裁シミュレーションチームの山本一太参議院議員が「ウェークアップ!」に出ていて、もともとこの法律は制裁の為の法律ではない。制裁の為の法律なら取り下げがあるがこの法律は粛々と実行する法律。との説明。
上記の日経での山本議員の発言では、下関に入るアサリは中国船が積んできており法律が施行されてもアサリの貿易に大きな影響を与えることは出来ないとのこと。
「ウェークアップ!」の境港(だったと記憶していますが)での、日本語がたどたどしい日本の輸出業者の女性のインタビューの答えでは、北朝鮮との連絡では保険に入ってこれからも来るとか。船によっては、日本へ来なくても中国へ行くので困ることはないとか。
保険の話では、ニュージーランドの「MMIAニュージーランド」という会社の保険に加入した北朝鮮船籍の16隻が、入港を許可する一般船舶保障契約証明書を取得しています。保険料が安く補償能力は未知の会社とのこと。
一連の動きの中に問題は2つあると考えます。
一つは、この法律を経済制裁と結びつけて考えたり、報道されることです。自民党のシミュレーションチームは、山本議員の発言の様に解っているのなら、何故下関に行くのか?境港や北海道の様に影響の出る港のことを考えるべきだし、法がつくられた基の座礁事故発生時の地元負担を避けるという目的を認識すべきです。
もうひとつというか、今日一番言いたいのは、自民党のシミュレーションチームは、何をしに下関に行ったのかと言うことです。
上述の朝日の記事では、座長の菅義偉衆議院議員は「アサリの流通は、闇というか、解明出来なかった」と語ったとのこと。経済制裁シミュレーションに流通ルートの解明を考え解明しようと下関の視察に行った...?(報道陣を大量に引き連れて、たぶん事前に日程が知らされて、大名行列の様な視察。少なくともテレビの画像や新聞の写真ではそう見える。)
そして、全国の8割以上の約26,500tの水揚げが、輸入に関わる船舶代理店が、3,4社で、港運業者は、2社という数なのに業者との面会も出来ず「特別な何らかの力が働いているのでは、と感じた」との座長の談!
18日の島村農水相の小売店対象の原産地表示調査でのアサリ行方不明に対する談話も載せて、以下の理由が書いてあります。
1.外食産業や加工業に使われる
2.蓄養場(記事では養殖場)での偽装
何らかの力に屈せず調査できるのが議員のはずなのに、これまで若手で行動力があると期待していた山本議員でさえこのていたらくでは、自民党議員には期待できない。
農水相は今後、産地にさかのぼって調査とのことですが、国税で業者の伝票を追って行くことは法律上出来ないのかなぁ...?
畜養場の偽装の調査は農水省・水産庁で出来るはずなので熊本県をはじめ徹底的な調査を期待すると共に、外食産業、加工業者での産地確認の出来る方法の推進も必要になります。
以下の様なサイトが有りました。
北朝鮮産表示のアサリなし 農水省、産地偽装を調査へ (共同通信) - goo ニュース
あさり産地表示についての問い合わせキャンペーン
河北新報社;アサリ偽装疑惑 熊本産一転「中国産」に 調査受け改称
朝日新聞の朝刊の見出し=「今日から入港規制強化」「北朝鮮産アサリどこへ」「つかめぬ流通実態表示調査で消える」
日経=「改正油濁法きょう施行」「宣言無き「対朝鮮制裁」保険未加入船の入港禁止 実効は未知数」「自民チーム、北朝鮮船視察 下関港のアサリ輸入」
28日に下関に視察に行った自民党の対北朝鮮経済制裁シミュレーションチームの山本一太参議院議員が「ウェークアップ!」に出ていて、もともとこの法律は制裁の為の法律ではない。制裁の為の法律なら取り下げがあるがこの法律は粛々と実行する法律。との説明。
上記の日経での山本議員の発言では、下関に入るアサリは中国船が積んできており法律が施行されてもアサリの貿易に大きな影響を与えることは出来ないとのこと。
「ウェークアップ!」の境港(だったと記憶していますが)での、日本語がたどたどしい日本の輸出業者の女性のインタビューの答えでは、北朝鮮との連絡では保険に入ってこれからも来るとか。船によっては、日本へ来なくても中国へ行くので困ることはないとか。
保険の話では、ニュージーランドの「MMIAニュージーランド」という会社の保険に加入した北朝鮮船籍の16隻が、入港を許可する一般船舶保障契約証明書を取得しています。保険料が安く補償能力は未知の会社とのこと。
一連の動きの中に問題は2つあると考えます。
一つは、この法律を経済制裁と結びつけて考えたり、報道されることです。自民党のシミュレーションチームは、山本議員の発言の様に解っているのなら、何故下関に行くのか?境港や北海道の様に影響の出る港のことを考えるべきだし、法がつくられた基の座礁事故発生時の地元負担を避けるという目的を認識すべきです。
もうひとつというか、今日一番言いたいのは、自民党のシミュレーションチームは、何をしに下関に行ったのかと言うことです。
上述の朝日の記事では、座長の菅義偉衆議院議員は「アサリの流通は、闇というか、解明出来なかった」と語ったとのこと。経済制裁シミュレーションに流通ルートの解明を考え解明しようと下関の視察に行った...?(報道陣を大量に引き連れて、たぶん事前に日程が知らされて、大名行列の様な視察。少なくともテレビの画像や新聞の写真ではそう見える。)
そして、全国の8割以上の約26,500tの水揚げが、輸入に関わる船舶代理店が、3,4社で、港運業者は、2社という数なのに業者との面会も出来ず「特別な何らかの力が働いているのでは、と感じた」との座長の談!
18日の島村農水相の小売店対象の原産地表示調査でのアサリ行方不明に対する談話も載せて、以下の理由が書いてあります。
1.外食産業や加工業に使われる
2.蓄養場(記事では養殖場)での偽装
何らかの力に屈せず調査できるのが議員のはずなのに、これまで若手で行動力があると期待していた山本議員でさえこのていたらくでは、自民党議員には期待できない。
農水相は今後、産地にさかのぼって調査とのことですが、国税で業者の伝票を追って行くことは法律上出来ないのかなぁ...?
畜養場の偽装の調査は農水省・水産庁で出来るはずなので熊本県をはじめ徹底的な調査を期待すると共に、外食産業、加工業者での産地確認の出来る方法の推進も必要になります。
以下の様なサイトが有りました。
北朝鮮産表示のアサリなし 農水省、産地偽装を調査へ (共同通信) - goo ニュース
あさり産地表示についての問い合わせキャンペーン
河北新報社;アサリ偽装疑惑 熊本産一転「中国産」に 調査受け改称
タラバガニや木材を運ぶロシア船の多い稚内では300億円の経済損失だとかで、海運業者が費用を肩代わりする法人の設立を決めたとか。
ベニズワイガニの水揚げの4割を北朝鮮からの輸入に頼っている境港の加工業者は、規制を緩める特区の申請提案をして却下されたとか。
北朝鮮産が中国産に名を変えて入って来ることになるのですが、北朝鮮産を含む中国産も不買と言うことにしなくては...。
しかし圧力で記事が消されているのではと書かれている方のページがありました。
http://blog5.fc2.com/vivinojiji/blog-entry-5.html