今日(1/22)は、名護市長選の投票日です。
15~19日の間、沖縄に出かけ部瀬名を拠点に行動していましたので、中部・北部を巡る機会が多くなりました。沖縄美ら水族館、八重山・今帰仁城あたりの桜、辺戸岬、やんばるに出かけるには名護市を通過しましたが、選挙カーが頻繁に走っているのに出会いました。
# 選挙カーはゆっくり走るのですが、沖縄の選挙カーは、堂々と道の真ん中を走っていて、後続の車が延々と繋がって走っていました。選挙カーが道をそれてくれるまでは、渋滞のままなのですが、整然としてみなさん並んで走っているのには感心しました。
米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘機の墜落事故が発生したりで、地元紙は選挙の記事や、墜落事故関連の記事でいっぱいでした。
「影響なし」「情勢変える」 3陣営で認識に差 名護市長選 琉球新報~沖縄の最新ローカルニュース
老朽化して、1980年代生産のもの(それでも十分古いと思うのですが...。)との入れ替えを進めているという、F15は、欠陥機なのなら、更新して貰わないといけませんね。
沖縄タイムス社説 2006.1.18
名護市長選の注目点は、米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)へ移設の日米交渉結果に対する、住民の方々の意志表示です。
普天間移設が争点、名護市長選に3新人が立候補 (読売新聞) - goo ニュース
沖縄タイムス
基地移転に対する市場調査が、琉球新報に載っていました(今ネットで検索しても見つからないので数字が曖昧です)が、移転受入反対が50%を超えていました。反対だが条件付きで認めても良いのが40%くらいあったと記憶しています。
立候補者は 3名で、受入反対が保革相乗りの元市議会議長・我喜屋宗弘氏と、革新系前市議・大城敬人氏。反対だが条件により検討の余地有りとするのが、岸本建男市長の路線を継ぐ保守系の元市議会議長・島袋吉和氏。
絶対反対票が、二人に割れるせいか、島袋氏がリードしていて、我喜屋氏が後を追い、大城氏も浮動票の取り込みで挽回を期すといった内容でした。
島袋氏は、「北部振興」を前面に押し出した選挙戦なのだそうです。
北部振興策はシュワブ沖合への普天間移設受け入れに伴って閣議決定され、2000年度から10年間で1,000億円を支出することとされ、2004年度までに500億円がつぎこまれ、2005年度は100億円が計上されたのだそうです。
しかし、沖合移設は市民団体などの反対行動で頓挫し。その後の日米協議でシュワブ沿岸案に変更されました。
昨年暮れの12/29、自民党の沖縄振興委員長、安全保障調査会長を務める山崎拓・前副総裁は、新たな振興策にも前向きな姿勢をみせながらも、キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)へ移設する計画が頓挫した場合、名護市など沖縄本島北部12市町村に1000億円を投じる現行の北部振興策は打ち切られると、移設受け入れと振興策はセットとの認識を示していました。
沖縄 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)/普天間移設頓挫なら「振興策打ち切り」…山崎前副総裁
今回の旅の途中では、石垣島、竹富島にも行ったのですが、石垣島のタクシーの運転手さんから、沖縄北部の観光、特に辺戸岬へのドライブを進められました。
せっかくおすすめなので、やんばる野生生物保護センター、茅打ちバンダ、慶佐次湾のマングローブなどを含めて辺戸岬へのドライブをすることとしました。
部瀬名から名護市までの道路は片側2車線(高速道路の許田インターから先)もある、ゆったりとした立派な道なのですが、名護市街を抜けるあたりから、高速道路の延長工事や、道路の拡張整備工事が盛んに行われていました。中・北部全般に言えるのですが、ダンプカーの走行量(本土と違ってマナーは良い)は結構多く感じられます。
朝寝坊する日にしていたので、お昼を大分過ぎて出かけたせいと他の場所を追加したせいで、予定のうちやんばる野生生物保護センターしか立ち寄れませんでしたが、ずっと海沿いの道路で、名護市を離れてからは道路も空いていて、のどかな田舎の風情が続き快適なドライブが出来ました。
やんばるの保護を含めての北部振興がなされる事を、願って止みません。
と言っているうちに、開票が始まる時間となりました。
どんな結果になるのか、どきどきします。
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15~19日の間、沖縄に出かけ部瀬名を拠点に行動していましたので、中部・北部を巡る機会が多くなりました。沖縄美ら水族館、八重山・今帰仁城あたりの桜、辺戸岬、やんばるに出かけるには名護市を通過しましたが、選挙カーが頻繁に走っているのに出会いました。
# 選挙カーはゆっくり走るのですが、沖縄の選挙カーは、堂々と道の真ん中を走っていて、後続の車が延々と繋がって走っていました。選挙カーが道をそれてくれるまでは、渋滞のままなのですが、整然としてみなさん並んで走っているのには感心しました。
米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘機の墜落事故が発生したりで、地元紙は選挙の記事や、墜落事故関連の記事でいっぱいでした。
「影響なし」「情勢変える」 3陣営で認識に差 名護市長選 琉球新報~沖縄の最新ローカルニュース
老朽化して、1980年代生産のもの(それでも十分古いと思うのですが...。)との入れ替えを進めているという、F15は、欠陥機なのなら、更新して貰わないといけませんね。
沖縄タイムス社説 2006.1.18
名護市長選の注目点は、米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)へ移設の日米交渉結果に対する、住民の方々の意志表示です。
普天間移設が争点、名護市長選に3新人が立候補 (読売新聞) - goo ニュース
沖縄タイムス
基地移転に対する市場調査が、琉球新報に載っていました(今ネットで検索しても見つからないので数字が曖昧です)が、移転受入反対が50%を超えていました。反対だが条件付きで認めても良いのが40%くらいあったと記憶しています。
立候補者は 3名で、受入反対が保革相乗りの元市議会議長・我喜屋宗弘氏と、革新系前市議・大城敬人氏。反対だが条件により検討の余地有りとするのが、岸本建男市長の路線を継ぐ保守系の元市議会議長・島袋吉和氏。
絶対反対票が、二人に割れるせいか、島袋氏がリードしていて、我喜屋氏が後を追い、大城氏も浮動票の取り込みで挽回を期すといった内容でした。
島袋氏は、「北部振興」を前面に押し出した選挙戦なのだそうです。
北部振興策はシュワブ沖合への普天間移設受け入れに伴って閣議決定され、2000年度から10年間で1,000億円を支出することとされ、2004年度までに500億円がつぎこまれ、2005年度は100億円が計上されたのだそうです。
しかし、沖合移設は市民団体などの反対行動で頓挫し。その後の日米協議でシュワブ沿岸案に変更されました。
昨年暮れの12/29、自民党の沖縄振興委員長、安全保障調査会長を務める山崎拓・前副総裁は、新たな振興策にも前向きな姿勢をみせながらも、キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)へ移設する計画が頓挫した場合、名護市など沖縄本島北部12市町村に1000億円を投じる現行の北部振興策は打ち切られると、移設受け入れと振興策はセットとの認識を示していました。
沖縄 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)/普天間移設頓挫なら「振興策打ち切り」…山崎前副総裁
今回の旅の途中では、石垣島、竹富島にも行ったのですが、石垣島のタクシーの運転手さんから、沖縄北部の観光、特に辺戸岬へのドライブを進められました。
せっかくおすすめなので、やんばる野生生物保護センター、茅打ちバンダ、慶佐次湾のマングローブなどを含めて辺戸岬へのドライブをすることとしました。
部瀬名から名護市までの道路は片側2車線(高速道路の許田インターから先)もある、ゆったりとした立派な道なのですが、名護市街を抜けるあたりから、高速道路の延長工事や、道路の拡張整備工事が盛んに行われていました。中・北部全般に言えるのですが、ダンプカーの走行量(本土と違ってマナーは良い)は結構多く感じられます。
朝寝坊する日にしていたので、お昼を大分過ぎて出かけたせいと他の場所を追加したせいで、予定のうちやんばる野生生物保護センターしか立ち寄れませんでしたが、ずっと海沿いの道路で、名護市を離れてからは道路も空いていて、のどかな田舎の風情が続き快適なドライブが出来ました。
やんばるの保護を含めての北部振興がなされる事を、願って止みません。
と言っているうちに、開票が始まる時間となりました。
どんな結果になるのか、どきどきします。
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>沖縄漫遊記も是非と思っております!
文才が乏しいので...。自信がないですが、時間が取れれば書いてみたいと、おもってはいます。
>昨年来自分の巡回先をちょいちょい編集しているのですが、後ほど登録させていただきたく存じます。
「これを読めば連休明けの気合が入ります!→★厳選★珠玉のブログリンク集」は、ちょくちょく拝見させて頂いていました。
「寒い季節、ホットな話題はこちらから!→★厳選★珠玉のブログリンク集」にタイトルが変わったのですね。
私のようなつたない者の、稚拙で軽薄なblogを加えていただき、光栄です。
ちょっぴり緊張しますが、マイペースですので、無知さが目立ちましたらいつでもご遠慮なく削除して下さい。
>今後も継続的に、考えていければと思っています。
グローバルに考えると、東アジアや世界の平和に繋がることと理解しています。
現地ならではではの情報分析を、これからも拝見させて下さい。
沖縄漫遊記も是非と思っております!
昨年来自分の巡回先をちょいちょい編集しているのですが、後ほど登録させていただきたく存じます。(一行紹介文が凡つくの私には難儀で進みません)
今後とも宜しくお願い申し上げます。
TBありがとうございます。
今後も継続的に、考えていければと思っています。
島袋氏が初当選されました。
「政府から地元が納得する案が出れば協議に応じる」とのコメントを出されたようで、「従来の辺野古沖計画のバリエーションであれば、選択肢の範囲内」とする岸本建男市長(62)の方針を引き継ぐ考えとみられています。
投票の出口調査では、基地移転反対が80%近くある一方で、北部振興への期待も交錯する結果が出ている様です。
まだまだ難しい局面が続きそうですが、ひとまずは、名護市民の方々の悩みながらのご判断には、敬意を表したいとおもいます。
http://arch.asahi.com/politics/update/0122/006.html