遊爺雑記帳

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「G7議長の岸田首相はウクライナ訪問を」 ウクライナ駐日大使

2023-02-16 01:33:55 | ウクライナ全般
プーチンのウクライナ侵攻開始から2月24日で 1年が経過することになりますね。
 セルギー・コルスンスキー駐日大使が、都内で産経新聞の取材に応じて、G7議長の岸田氏のウクライナ訪問を要請しておられたのだそうです。
 「レオパルト2」など戦車の供与が決まりましたが、必要な武器を必要な時期に供与された場合、10月か11月までに主要な戦闘を終えられると期待していると、コルスンスキー駐日大使。
 
【ウクライナ侵略1年 私はこうみる】「G7議長の岸田首相はウクライナ訪問を」駐日大使 - 産経ニュース 2023/2/15 黒沢 潤

 ロシアの侵略にさらされるウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使は都内で産経新聞の取材に応じ、戦闘機などウクライナが欧米に求める兵器が早期に供与されれば主要な戦闘は今秋にも収束するとの期待を示すとともに、先進7カ国(G7)議長を務める岸田文雄首相のウクライナへの訪問実現を訴えた。(聞き手 黒沢潤)

--ウクライナのゼレンスキー大統領は欧米諸国に対し戦闘機や長距離ミサイルの早期供与を訴えている

 「2月の露軍侵攻当初から、
ウクライナが一番求めていたのが長距離ミサイルや戦闘機の供与だった。ウクライナがミサイルで攻撃できる露軍の装備との距離が長くなればなるほど露軍は早く撤退する。私たちは米戦闘機F15、F16の供与も期待している。今は露軍が制空権を持ち、ウクライナは露戦略爆撃機に対抗できない。F15などがあれば可能で、露軍が1年間続けた市民への残虐な殺害行為も止めることができる」

--「レオパルト2」など、欧米の主力戦車がウクライナに供与される。

 「
10カ国で構成される『戦車連立』が構築され、計321両が供与される見込みだ。第一陣はすでにウクライナに到着している。西欧側の諜報によると、露軍がウクライナ国境沿いに集結させている戦車は約1600両。これらは露軍が持つ最後の近代戦車だと思う。露軍はさらに4千両保有しているはずだが、鉄クズに近い老朽化した戦車だ。露軍の1600両はウクライナ側の361両に比べて明らかに多いものの、私たちは恐れていない」

--ウクライナ東・南部4州を今年中にロシアから奪還できる見通しは?

 「多くの事情に左右されるが、
必要な武器を必要な時期に供与された場合、10月か11月までに主要な戦闘を終えられると期待する」

--ロシアに屈せず、徹底抗戦するゼレンスキー氏を突き動かすものとは?

 「大統領としての仕事というより、彼の人生を反映したもの、人間としての立場だ。彼は大変な時期に首都キーウ(キエフ)に残り国際社会を連携させた。彼は人間味あふれる人物だ。露軍に女性や子供までも殺害、拷問される中、国民の痛み、苦悩をとめるため死力を尽くしているのが大統領だ。私たち外交官の心を突き動かす動機にもなり、勝利のために私たちも24時間、全力を尽くしている」

--プーチン露大統領はどんな人物と考える

 「
ウクライナ人にとってプーチンは大統領などではなく犯罪者。道徳やモラル、良心を持たない人物だ。ラブロフ外相や、メディアでプロパガンダを行う人々も戦争犯罪人だ。ウクライナの一人一人の命は、とても尊い。露指導者らがいるべき場所は裁判所であり刑務所だ」

--母国に戻り、惨状を自身の目で見たか

 「私は昨年12月に帰国し、キーウと南部ミコライウを訪れた。
キーウは停電に見舞われ、ミコライウでは3つの大学がミサイル攻撃で損壊していた水道施設も破壊され、飲み水問題は深刻だ。私の目で見た惨状は一部で、本当に頑張ろうと改めて思った」

--日本政府に何を望む

 「
岸田首相にはぜひウクライナに来てほしいゼレンスキー氏が1月6日招待している。首相がウクライナを直接訪れ、大統領と会い、被害の実態を自身の目で見れば、G7議長として追加支援を行う動機にもなるはずだ。日本には、ウクライナ復興に向け中心的役割を果たす国の1つになってほしい。ロシア市場から撤退したトヨタ、日産、日立などのメーカーにはウクライナでの製造拠点設立を検討してもらいたい

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 セルギー・コルスンスキー氏 1962年、キーウ出身。84年、キーウ国立大卒。91~94年、ウクライナ科学技術委員会R&Dプログラム局長。2006年にウクライナ外務省経済局長。08年、駐トルコ大使。20年から現職。著書に「エネルギー外交」など。

 2月の露軍侵攻当初から、ウクライナが一番求めていたのが長距離ミサイルや戦闘機の供与だった。
 ドイツが慎重だった、「レオパルト2」など、欧米の主力戦車がウクライナに供与されることとなり、「10カ国で構成される『戦車連立』が構築され、計321両が供与される見込み。露軍がウクライナ国境沿いに集結させている戦車は約1600両。これらは露軍が持つ最後の近代戦車だと思う。露軍はさらに 4千両保有しているはずだが、鉄クズに近い老朽化した戦車だ。露軍の1600両はウクライナ側の361両に比べて明らかに多いものの、私たちは恐れていない」と、コルスンスキー大使。

 「岸田首相にはぜひウクライナに来てほしい。ゼレンスキー氏が 1月 6日招待している。首相がウクライナを直接訪れ、大統領と会い、被害の実態を自身の目で見れば、G7議長として追加支援を行う動機にもなるはずだ。」と期待!

 G7議長として、議長恒例の事前各国歴訪で欧州を訪れた岸田氏でしたが、ウクライナはスルーしました。帰国後、スルーが話題となり、別途訪問するとかしないとか。。
 
 現時点でゼレンスキー大統領と直接会談がないのは、G7では日本の首相だけ。アメリカはバイデン大統領がウクライナを訪問していないとはいえ、アントニー・ブリンケン国務長官とロイド・オースティン国防長官はウクライナを訪問している。またバイデン大統領もワシントンではゼレンスキー大統領と会談している。それに対して日本からは林芳正外相がポーランドでドミトロ・クレバ外相と直接会談を行なったのみ。
 国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」

 二国間の関係もさることながら、岸田氏は現在G7の議長国。G7の会合ではウクライナ支援が重要課題!責任は重大。にも拘わらず、ゼレンスキー氏の招待をスルーし、G7メンバーでひとりだけ会談していない。。相変わらずの外交音痴!

 支援疲れも見られる各国世論。にも拘わらず、プーチンの侵略に屈するわけにはいかず、ウクライナ支援継続に腐心する各国首脳。
 対露制裁包囲網で、サハリン1, 2から撤退する英・シェルや米・エクソン。主力2社撤退に対し、新会社移行を余儀なくされたロシア。非友好国指定されているにも関わらず、制裁網破りでしがみつく日本経済界と岸田政権。

 外交音痴・岸田氏は、どんな面して、議長席に着き、G7を仕切るのでしょう?メルケル首相と、トランプ大統領が対立する仲をとりもった安倍氏とは、月とスッポンの差!



 # 冒頭の画像は、フランスで、マクロン大統領とドイツのショルツ首相と面談したゼレンスキー大統領
  ゼレンスキー大統領 英・仏を訪問 戦闘機などの供与要求
   岸田氏は頼りにされてない??



 この花の名前は、ヘレボルス・フォエティドゥス




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