尖閣諸島周辺の領海内で中国海警局の船が日本漁船への接近を繰り返している問題で、中国側が、日本漁船の出漁予定を把握した上で活動しているとみられることが7日、政府関係者への取材で判ったのだそうです。
日本政府は出漁情報が中国側に漏洩(ろうえい)しているとの見方を強めているのだと。
日本漁船が予定を変更して出漁を見送った際も、当初予定に合わせて公船を現場海域に向かわせていたのだそうで、何らかの形で中国側に出漁予定情報が伝わっているとの日本政府見解。
与那国島の日本漁船が8月下旬、尖閣諸島東端の大正島周辺で操業する予定を組んだものの、荒天によるしけが予想されたため出漁を見合わせた。それにもかかわらず、中国公船は、日本漁船の到着予定時刻に合わせて大正島周辺に向けて進路を変更し、現場海域で待ち構えるような動きを見せたのだそうです。
常態化している尖閣周辺での航行と、明らかに異なる行動だと。
日本漁船は5月と7月にも尖閣周辺での操業時に中国公船から追尾や接近を受けています。
尖閣の領有権を主張する中国は、日米安保条約での米国の関与の根拠が実効支配の管轄の有無となっていることから、領海内で操業する日本漁船を取り締まる動きを見せ、管轄権を行使していると強調する狙いがあることは、諸兄がご承知の通りです。
中国側が勝手に設定している禁漁期間開けに伴い、大漁船団の到来を予告していましたが、今までのところ大漁船団の到来は見られていません。
中国政府 尖閣諸島周辺での多数の漁船による領海侵入を予告 - 遊爺雑記帳
東シナ海の漁解禁 中国漁船、一部は尖閣沖へ - 産経ニュース
自民党内で、日本の実効支配実績造りを急ぐ要請がなされているのですが、具体的な進捗は聞こえてきませんね。
“尖閣諸島の有効支配の実効性 強化” 自民 議員連盟が提言案 | 尖閣 | NHKニュース
中国「海警」の領海侵入を含む尖閣周辺航行では、8月に連続111日の最長記録を達成しその後も断続的に航行を続けていますが、10月7日までには、31日連続航行しているのだそうですね。
尖閣めぐる中国の動きにどう対処すべきか - 遊爺雑記帳
思いつきですが、日本漁船の出漁の偽情報を頻発させ、「海監」を翻弄・疲弊させる作戦はいかがでしょう?
一時盛り上がった実効支配実績造り提言。
早急に進めていただけるよう、自民党有志議員や新菅政府にはお願いしたい。
# 冒頭の画像は、尖閣近海の海警と日本漁船と巡視船 (平成28年8月)
この花の名前は、クラリーセージ
↓よろしかったら、お願いします。
日本政府は出漁情報が中国側に漏洩(ろうえい)しているとの見方を強めているのだと。
尖閣 日本漁船の出漁情報、中国に漏洩か - 産経ニュース 2020.10.7
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海内で中国海警局の船が日本漁船への接近を繰り返している問題で、中国側が、日本漁船の出漁予定を把握した上で活動しているとみられることが7日、政府関係者への取材で分かった。中国側は、日本漁船が予定を変更して出漁を見送った際も、当初予定に合わせて公船を現場海域に向かわせていた。日本政府は出漁情報が中国側に漏洩(ろうえい)しているとの見方を強めている。
尖閣周辺で操業する日本漁船の状況は、地元漁業関係者らのほか、漁船を保護する立場の海上保安庁などが把握。尖閣の領有権を主張する中国は、領海内で操業する日本漁船を取り締まる動きを見せ、管轄権を行使していると強調する狙いがあるとみられる。
このため、船舶動向については、衛星情報なども活用して把握を試みているとみられ、これまでも地元漁業者らの間では、「尖閣に出漁すると中国公船がすぐに現れる」との声が出ていた。日本漁船が出漁を取りやめたケースで中国公船が対応を取ろうとする動きが確認されるのは異例で、日本政府は何らかの形で中国側に情報が伝わっているとみている。
政府関係者によると、与那国島(同県与那国町)の日本漁船は8月下旬、尖閣諸島東端の大正島周辺で操業する予定を組んだ。ただ、荒天によるしけが予想されたため出漁を見合わせたにもかかわらず、中国公船は、日本漁船の到着予定時刻に合わせて大正島周辺に向けて進路を変更し、現場海域で待ち構えるような動きを見せた。一連の動きは常態化している尖閣周辺での航行と、明らかに異なっていたという。
数日後、この日本漁船が改めて大正島周辺で操業した際には、中国公船2隻が領海に侵入し、漁船に接近しようとした。日本漁船は5月と7月にも尖閣周辺での操業時に中国公船から追尾や接近を受け、いずれのケースでも警戒監視中の海保の巡視船が漁船と中国公船の間に入るなどして安全を確保している。海保は中国公船による日本漁船への操業妨害で、偶発的な衝突など不測の事態の発生を危惧している。
◇
尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で7日、中国海警局の船2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは31日連続。
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海内で中国海警局の船が日本漁船への接近を繰り返している問題で、中国側が、日本漁船の出漁予定を把握した上で活動しているとみられることが7日、政府関係者への取材で分かった。中国側は、日本漁船が予定を変更して出漁を見送った際も、当初予定に合わせて公船を現場海域に向かわせていた。日本政府は出漁情報が中国側に漏洩(ろうえい)しているとの見方を強めている。
尖閣周辺で操業する日本漁船の状況は、地元漁業関係者らのほか、漁船を保護する立場の海上保安庁などが把握。尖閣の領有権を主張する中国は、領海内で操業する日本漁船を取り締まる動きを見せ、管轄権を行使していると強調する狙いがあるとみられる。
このため、船舶動向については、衛星情報なども活用して把握を試みているとみられ、これまでも地元漁業者らの間では、「尖閣に出漁すると中国公船がすぐに現れる」との声が出ていた。日本漁船が出漁を取りやめたケースで中国公船が対応を取ろうとする動きが確認されるのは異例で、日本政府は何らかの形で中国側に情報が伝わっているとみている。
政府関係者によると、与那国島(同県与那国町)の日本漁船は8月下旬、尖閣諸島東端の大正島周辺で操業する予定を組んだ。ただ、荒天によるしけが予想されたため出漁を見合わせたにもかかわらず、中国公船は、日本漁船の到着予定時刻に合わせて大正島周辺に向けて進路を変更し、現場海域で待ち構えるような動きを見せた。一連の動きは常態化している尖閣周辺での航行と、明らかに異なっていたという。
数日後、この日本漁船が改めて大正島周辺で操業した際には、中国公船2隻が領海に侵入し、漁船に接近しようとした。日本漁船は5月と7月にも尖閣周辺での操業時に中国公船から追尾や接近を受け、いずれのケースでも警戒監視中の海保の巡視船が漁船と中国公船の間に入るなどして安全を確保している。海保は中国公船による日本漁船への操業妨害で、偶発的な衝突など不測の事態の発生を危惧している。
◇
尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で7日、中国海警局の船2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは31日連続。
日本漁船が予定を変更して出漁を見送った際も、当初予定に合わせて公船を現場海域に向かわせていたのだそうで、何らかの形で中国側に出漁予定情報が伝わっているとの日本政府見解。
与那国島の日本漁船が8月下旬、尖閣諸島東端の大正島周辺で操業する予定を組んだものの、荒天によるしけが予想されたため出漁を見合わせた。それにもかかわらず、中国公船は、日本漁船の到着予定時刻に合わせて大正島周辺に向けて進路を変更し、現場海域で待ち構えるような動きを見せたのだそうです。
常態化している尖閣周辺での航行と、明らかに異なる行動だと。
日本漁船は5月と7月にも尖閣周辺での操業時に中国公船から追尾や接近を受けています。
尖閣の領有権を主張する中国は、日米安保条約での米国の関与の根拠が実効支配の管轄の有無となっていることから、領海内で操業する日本漁船を取り締まる動きを見せ、管轄権を行使していると強調する狙いがあることは、諸兄がご承知の通りです。
中国側が勝手に設定している禁漁期間開けに伴い、大漁船団の到来を予告していましたが、今までのところ大漁船団の到来は見られていません。
中国政府 尖閣諸島周辺での多数の漁船による領海侵入を予告 - 遊爺雑記帳
東シナ海の漁解禁 中国漁船、一部は尖閣沖へ - 産経ニュース
自民党内で、日本の実効支配実績造りを急ぐ要請がなされているのですが、具体的な進捗は聞こえてきませんね。
“尖閣諸島の有効支配の実効性 強化” 自民 議員連盟が提言案 | 尖閣 | NHKニュース
中国「海警」の領海侵入を含む尖閣周辺航行では、8月に連続111日の最長記録を達成しその後も断続的に航行を続けていますが、10月7日までには、31日連続航行しているのだそうですね。
尖閣めぐる中国の動きにどう対処すべきか - 遊爺雑記帳
思いつきですが、日本漁船の出漁の偽情報を頻発させ、「海監」を翻弄・疲弊させる作戦はいかがでしょう?
一時盛り上がった実効支配実績造り提言。
早急に進めていただけるよう、自民党有志議員や新菅政府にはお願いしたい。
# 冒頭の画像は、尖閣近海の海警と日本漁船と巡視船 (平成28年8月)
この花の名前は、クラリーセージ
↓よろしかったら、お願いします。