遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

トランプ大統領と習近平主席 国連ビデオ演説で応酬

2020-09-24 01:23:57 | 米中新冷戦時代
 国連総会の一般討論演説が22日、始まりました。今年の一般討論演説は、新型コロナの感染拡大を受けて首脳らは出席せず、ニューヨークの総会議場で各国首脳のビデオ声明が上映されたのだそうです。
 外交儀礼で、国連総会では首脳が他国を非難することは避けられてきたのだそうですが、トランプ氏は新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼び、中国の政治姿勢などを公然と非難。中国の習近平国家主席も、トランプ政権を牽制するなど、米中対立の深刻化が改めて鮮明となったのだそうです。
 
トランプ大統領、国連で中国猛批判!「コロナ拡大の責任取れ」 「WHOは中国に支配されている」 (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2020.9.23

 ドナルド・トランプ米大統領が、国連総会で激しい中国批判を展開した。22日に始まった一般討論演説で、トランプ氏は新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼び、中国の政治姿勢などを公然と非難した。中国の習近平国家主席も、トランプ政権を牽制(けんせい)するなど、米中対立の深刻化が改めて鮮明となった。

 「(新型コロナウイルスは)中国が世界に感染を拡大させた」「国連は中国に対し、一連の行動の責任を取らせるべきだ」

 
トランプ氏は同日、ニューヨークの国連本部で上映されたビデオ演説でこう訴えた。外交儀礼で、国連総会では首脳が他国を非難することは避けられてきたが、中国を断固許さない姿勢を示した。新型コロナ対策のため、演説は前日、ホワイトハウスで収録した。

 米ジョンズ・ホプキンズ大学によると、新型コロナウイルスによる死者は、世界全体で96万人以上(23日午前7時現在)、米国の死者は世界最多の20万人(同)を超えている。

 
トランプ氏はさらに、「中国ベッタリ」と揶揄(やゆ)されるテドロス・アダノム事務局長率いる世界保健機関(WHO)も、「中国に事実上支配されている」「人から人への感染の証拠はないと誤った宣言を出した」と切り捨てた

 世界では現在、
ワクチンの“開発合戦”が繰り広げられているが、トランプ氏は「(米国は)ワクチンを配布し、ウイルスに打ち勝ち、パンデミック(世界的大流行)を終結させる」と言明し、自信をのぞかせた。

 
さらに、中国を念頭に「国連が効果的な機関であるためには、テロや女性の抑圧、強制労働、麻薬密輸、人身売買、宗教弾圧、少数民族の虐殺など、真の問題に関心を向けていくべきだ」とも訴えた

 これに対し、
中国の習主席はビデオ演説で、新型コロナウイルスをめぐって「政治問題化や汚名を着せることに反対しなければならない」「イデオロギー論争を捨て、文明衝突のわなを乗り越えなければならない」などと語り、名指しは避けたが米国を牽制した。


 
トランプ氏「国連は中国に責任を取らせるべきだ」 習氏「中国への非難を断固として拒否」 国連ビデオ演説で応酬 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2020.9.23

 【ワシントン=黒瀬悦成、ニューヨーク=上塚真由】国連の場で各国首脳らが内外情勢に関する自国の立場を表明する、国連総会の一般討論演説が22日、始まったトランプ米大統領は前日にホワイトハウスで収録したビデオ演説で、中国による新型コロナウイルス対応や不公正な経済・貿易慣行を批判し、中国に厳然とした対応をとることを国際社会に呼びかけた

 今年の一般討論演説は、新型コロナの感染拡大を受けて首脳らは出席せず、ニューヨークの総会議場で各国首脳のビデオ声明が上映された。

 
トランプ氏は演説で、中国が新型コロナ危機に関し初動の対応を誤ったせいで世界中で多数の人命が失われたとして、「国連は中国に対し、一連の行動の責任を取らせるべきだ」と強調した。

 米政権が7月に脱退を正式通告した
世界保健機関(WHO)についても「中国に事実上支配されている」と改めて批判した。

 米国による気候変動に関する
パリ協定からの離脱批判を浴びていることに関しては、米国が独自の環境保護策で成果を上げているにもかかわらず、中国による大規模な環境破壊を無視して米国だけを非難するのは「米国を罰するのが唯一の目的であり、容認できない」と反発した。

 同氏はまた、
中国などを念頭に国連が効果的な機関であるためには、テロや女性の抑圧、強制労働、麻薬密輸、人身売買、宗教弾圧、少数民族の虐殺など、真の問題に関心を向けていくべきだ」と訴えた

 6週間後に控える
米大統領選をにらみイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンとの国交正常化や、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)指導者のバグダディ容疑者やイラン革命防衛隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官の殺害といった成果も誇示した。

 22日は中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、イランのロウハニ大統領らも演説した。

 
習氏はビデオ演説で多国間主義の重要性を強調。米国との対立を念頭に「われわれはいかなる国とも、冷戦や武力を伴う戦争をするつもりはない」と述べた。また、トランプ氏の演説を受けて中国の張軍国連大使は総会の議場で、「中国への根拠のない非難を断固として拒否する」と反論した。

 
国連のグテレス事務総長は冒頭の演説で新型コロナ危機の深刻さを訴え、紛争地に医療物資が届くよう年内の停戦実現を呼びかけた。また、米中対立により世界経済が分断される危険性にも言及し、「新たな冷戦」の阻止を各国に訴えた

 外交儀礼で、国連総会では首脳が他国を非難することは避けられてきたが、トランプ氏は、ニューヨークの国連本部で上映されたビデオ演説で、中国を断固許さない姿勢を示したのですね。
 「(新型コロナウイルスは)中国が世界に感染を拡大させた」「国連は中国に対し、一連の行動の責任を取らせるべきだ」と。
 さらに、「中国ベッタリ」と揶揄されるテドロス事務局長率いる世界保健機関(WHO)も、「中国に事実上支配されている」と切り捨てたのだそうです。
 なおも、中国を念頭に「国連が効果的な機関であるためには、テロや女性の抑圧、強制労働、麻薬密輸、人身売買、宗教弾圧、少数民族の虐殺など、真の問題に関心を向けていくべきだ」とも訴えたのだと。
 
 中国の習主席はビデオ演説で、新型コロナウイルスをめぐって「政治問題化や汚名を着せることに反対しなければならない」「イデオロギー論争を捨て、文明衝突のわなを乗り越えなければならない」などと語り、名指しは避けたが米国を牽制したのだそうです。
 トランプ大統領の演説は、前日に録画されたのだそうですが、習近平側は、その内容を察知して録画ビデオを作製したのでしょうか?

 トランプ氏はまた、米国による気候変動に関するパリ協定からの離脱が批判を浴びていることに関しては、米国が独自の環境保護策で成果を上げているにもかかわらず、中国による大規模な環境破壊を無視して米国だけを非難するのは「米国を罰するのが唯一の目的であり、容認できない」と反発したのだそうです。
 さらに、6週間後に控える米大統領選をにらみ、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンとの国交正常化や、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)指導者のバグダディ容疑者やイラン革命防衛隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官の殺害といった成果も誇示したのだそうです。

 習氏は、米国との対立を念頭に「われわれはいかなる国とも、冷戦や武力を伴う戦争をするつもりはない」と述べたと。
 えっ。尖閣諸島の領海を含む近海に「海監」を巡回させ、沖縄の漁船を追跡している事実と言っていることが違いますが!
 南シナ海で、人工島を建設して軍事基地化したり、フィリピンの島を占拠し、国際司法裁判所から違法の裁定を下されたのに無視して居座っているのは何処の誰!
 やっている事と、言っている事がちがっています。自国が、嘘つき国家であることを、国連の場で、白状しています。

 国連のグテレス事務総長は、米中対立により世界経済が分断される危険性にも言及し、「新たな冷戦」の阻止を各国に訴えたのだそうですが、米中の「新冷戦」は度をますばかりです。

 習氏は、「イデオロギー論争を捨て、文明衝突のわなを乗り越えなければならない」などと語ったのだそうですが、自称イスラム国や、中東の宗教絡みの紛争以外の多くのの紛争は、習近平、あなたの「中国の夢」の覇権拡大政策によるものです。
 あなたの嘘は、世界の多くの国が、「一帯一路」の「債務の罠」で知り始めています。
 高度成長が勢いを失う今後、きっと、自国民も高度成長の陰に隠れている格差社会の現実を知る機会に直面します。

 「冷戦や武力を伴う戦争をするつもりはない」「イデオロギー論争を捨て、文明衝突のわなを乗り越えなければならない」と本気で言っているのなら、その言葉と反する多くの行動を、直ちに撤収させてください。



 # 冒頭の画像は、習近平の国連一般演説の画像
  習主席、コロナ「汚名を着せる試みに反対」 国連総会、トランプ氏より後に演説 - 毎日新聞




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