世界一危険な飛行場と、米国も含め誰もが認める普天間飛行場。その飛行場がある宜野湾市長選挙では、移設反対を唱える翁長県知事が擁立した候補(志村恵一郎氏)が、自公が推し、移設を要求する現職の現職の佐喜真淳氏が予想以上の大差で勝利しましたね。しかも、翁長知事と志村氏が戸別訪問をする選挙違反も、NHKの放映画像で明らかにされていました。
共産党の支援を受ける翁長知事が、普天間飛行場を廃止し、辺野古のキャンプシュアブに統合する計画を、新基地建設と偽称し反対を唱え知事に就任した後の県政の審判と観られていた宜野湾市長選で、擁立した候補が予想以上の大差で敗れたことで、潮目が変わると感じ取られた方は多いと存じます。遊爺もその一人で、注目していましたが、その兆候が明らかになりつつあるようですね。
キャンプシュアブ沖の埋め立て工事では、これまでに計画変更が生じ、その承認を名護市長に求めるケースが生じ、名護市長が妨害を画するケースがみられました。
国立競技場建設が、文科省で進められて齟齬が生じたことで、国交省の関与が無かったことが指摘されました。そのことと関係があるのかないのかは定かではありませんが、辺野古沖の護岸工事に、国交省から技官が防衛省に出向し、急がば廻れで万全を期されたというのは、記事が指摘するとおり、宜野湾市長選で、潮目が変わった余裕が生んだものですね。
3つの裁判が進行する中で、政府・沖縄県協議会の初会合も開かれ、記事の表現では、「政府と沖縄県の攻守が逆転しつつある」のだそうです。
那覇軍港の浦添移設を翁長知事が望んでいる例が挙げられています。これまでも、那覇空港埋め立てとキャンプシュアブ沖埋め立てでの土砂の扱いの矛盾が指摘されていましたが、ここでも翁長氏は墓穴を掘った様ですね。
そして、普天間を辺野古のキャンプシュアブへの統廃合に伴う移転についての世論も、賛成が反対を上回ってきたのだそうです。
崩壊する「オール沖縄」、「辺野古賛成」が「反対」上回る、世論調査で - 狼魔人日記
宜野湾市長選で共産党など革新勢力が前面に出ると追い風が吹かないことが証明された「オール沖縄」。(読売の出口調査は、反対が、55%と報じていましたが。 宜野湾市長選 佐喜真氏再選 市民の方々に敬意 - 遊爺雑記帳)
参議院選でも、一転、苦戦が予想される様になってきたのですね。
選挙後に始められたはずの、翁長氏の選挙違反の捜査。この行方も今後の展開に影響を及ぼしますね。
宜野湾市長選で潮目が変わった、普天間基地のキャンプシュアブへの統廃合。裁判長が、翁長知事側に敗訴したらどうしますかと異例の質問をした裁判(結論は見えているので無駄な時間と費用をなくせとの暗示との世評)の行方も併せて、今後も成り行きが注目されます。
「もし敗訴したらどうするつもり?」、裁判長が県に異例の質問、 - 狼魔人日記
# 冒頭の画像は、「政府・沖縄県協議会」の初会合に出席した中谷防衛相、菅官房長官と沖縄県の翁長雄志知事等
この花の名前は、ミソハギ
政府広報(北方領土問題) - YouTube
尖閣諸島に関する動画 / 政府広報 - YouTube
↓よろしかったら、お願いします。
共産党の支援を受ける翁長知事が、普天間飛行場を廃止し、辺野古のキャンプシュアブに統合する計画を、新基地建設と偽称し反対を唱え知事に就任した後の県政の審判と観られていた宜野湾市長選で、擁立した候補が予想以上の大差で敗れたことで、潮目が変わると感じ取られた方は多いと存じます。遊爺もその一人で、注目していましたが、その兆候が明らかになりつつあるようですね。
辺野古工事、春以降へ延期 宜野湾市長選勝利で政府、計画に余裕 (2/1 産経)
■翁長氏との対話も前向き
防衛省が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設で、辺野古沖の護岸工事の着手を当面見送ることが31日、分かった。埋め立て事業に詳しい国土交通省の技官が移設担当として防衛省に出向したことを受け、工事の進め方や土砂など資材の調達方法を見直す方針で、一定の時間がかかるため護岸着工も春以降にずれ込む。平成32年10月までの埋め立て工期に遅れが生じないよう、着手後は作業を加速させる。
1月29日付で国交省港湾局などから防衛省に9人が出向。事前の打ち合わせで、防衛省が計画している埋め立て工事に出向組から注文が付けられたという。
一方、同県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は、埋め立て承認取り消しの効力を停止した国交相の決定に対する審査申し出を却下した国地方係争処理委員会の結論について不服とする訴訟を近く起こし、3つの訴訟が乱立する。
安倍晋三政権は、1月24日の宜野湾市長選で支援候補が勝利したことで、翁長氏の反対攻勢に一定の歯止めをかけることができたと判断。移設を効率的に進めるため「計画を磨く余裕を得た」(政府高官)とみている。
当面は法廷闘争に全力を傾けつつ、翁長氏との対話にも乗り出す方針だ。
移設をめぐる対話でも、政府と沖縄県の攻守が逆転しつつある。1月28日、首相官邸で政府・沖縄県協議会の初会合が開かれた。翁長氏は次回の会合以降、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)前知事が「5年以内」として要請した普天間飛行場の31年2月までの運用停止を迫る構えだが、議論が平行線をたどることは明らかだ。
31年2月までの普天間飛行場の運用停止は、資機材が完全に整備されていない段階で辺野古の滑走路だけを暫定使用することで初めて道が開ける。
翁長氏が埋め立て承認を取り消し、滑走路敷設が危うくなる中、政府が運用停止だけを受け入れることはできない。
逆に、政府は嘉手納基地(嘉手納町など)以南の基地返還を加速させたい考えだが、協議会の初会合では翁長氏を政府の土俵に乗せた。政府側が「どこの早期返還を求めるのか」と水を向けると、翁長氏はとっさに那覇軍港をあげたからだ。県幹部は「言質をとられた」と指摘する。
那覇軍港の返還は同県浦添市沖への軍港機能の移設が前提となる。辺野古移設と同じ埋め立てを伴う県内移設のため、翁長氏は浦添移設に抵抗してきたが、今後は協議会での発言との整合性を問われる。
選挙でも悩み深い。宜野湾市長選では共産党など革新勢力が前面に出ると追い風が吹かないことが証明され、夏の参院選で擁立を決めた革新系の元宜野湾市長を差し替えるべきだとの声がくすぶり始めている。
■翁長氏との対話も前向き
防衛省が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設で、辺野古沖の護岸工事の着手を当面見送ることが31日、分かった。埋め立て事業に詳しい国土交通省の技官が移設担当として防衛省に出向したことを受け、工事の進め方や土砂など資材の調達方法を見直す方針で、一定の時間がかかるため護岸着工も春以降にずれ込む。平成32年10月までの埋め立て工期に遅れが生じないよう、着手後は作業を加速させる。
1月29日付で国交省港湾局などから防衛省に9人が出向。事前の打ち合わせで、防衛省が計画している埋め立て工事に出向組から注文が付けられたという。
一方、同県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は、埋め立て承認取り消しの効力を停止した国交相の決定に対する審査申し出を却下した国地方係争処理委員会の結論について不服とする訴訟を近く起こし、3つの訴訟が乱立する。
安倍晋三政権は、1月24日の宜野湾市長選で支援候補が勝利したことで、翁長氏の反対攻勢に一定の歯止めをかけることができたと判断。移設を効率的に進めるため「計画を磨く余裕を得た」(政府高官)とみている。
当面は法廷闘争に全力を傾けつつ、翁長氏との対話にも乗り出す方針だ。
移設をめぐる対話でも、政府と沖縄県の攻守が逆転しつつある。1月28日、首相官邸で政府・沖縄県協議会の初会合が開かれた。翁長氏は次回の会合以降、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)前知事が「5年以内」として要請した普天間飛行場の31年2月までの運用停止を迫る構えだが、議論が平行線をたどることは明らかだ。
31年2月までの普天間飛行場の運用停止は、資機材が完全に整備されていない段階で辺野古の滑走路だけを暫定使用することで初めて道が開ける。
翁長氏が埋め立て承認を取り消し、滑走路敷設が危うくなる中、政府が運用停止だけを受け入れることはできない。
逆に、政府は嘉手納基地(嘉手納町など)以南の基地返還を加速させたい考えだが、協議会の初会合では翁長氏を政府の土俵に乗せた。政府側が「どこの早期返還を求めるのか」と水を向けると、翁長氏はとっさに那覇軍港をあげたからだ。県幹部は「言質をとられた」と指摘する。
那覇軍港の返還は同県浦添市沖への軍港機能の移設が前提となる。辺野古移設と同じ埋め立てを伴う県内移設のため、翁長氏は浦添移設に抵抗してきたが、今後は協議会での発言との整合性を問われる。
選挙でも悩み深い。宜野湾市長選では共産党など革新勢力が前面に出ると追い風が吹かないことが証明され、夏の参院選で擁立を決めた革新系の元宜野湾市長を差し替えるべきだとの声がくすぶり始めている。
キャンプシュアブ沖の埋め立て工事では、これまでに計画変更が生じ、その承認を名護市長に求めるケースが生じ、名護市長が妨害を画するケースがみられました。
国立競技場建設が、文科省で進められて齟齬が生じたことで、国交省の関与が無かったことが指摘されました。そのことと関係があるのかないのかは定かではありませんが、辺野古沖の護岸工事に、国交省から技官が防衛省に出向し、急がば廻れで万全を期されたというのは、記事が指摘するとおり、宜野湾市長選で、潮目が変わった余裕が生んだものですね。
3つの裁判が進行する中で、政府・沖縄県協議会の初会合も開かれ、記事の表現では、「政府と沖縄県の攻守が逆転しつつある」のだそうです。
那覇軍港の浦添移設を翁長知事が望んでいる例が挙げられています。これまでも、那覇空港埋め立てとキャンプシュアブ沖埋め立てでの土砂の扱いの矛盾が指摘されていましたが、ここでも翁長氏は墓穴を掘った様ですね。
そして、普天間を辺野古のキャンプシュアブへの統廃合に伴う移転についての世論も、賛成が反対を上回ってきたのだそうです。
崩壊する「オール沖縄」、「辺野古賛成」が「反対」上回る、世論調査で - 狼魔人日記
宜野湾市長選で共産党など革新勢力が前面に出ると追い風が吹かないことが証明された「オール沖縄」。(読売の出口調査は、反対が、55%と報じていましたが。 宜野湾市長選 佐喜真氏再選 市民の方々に敬意 - 遊爺雑記帳)
参議院選でも、一転、苦戦が予想される様になってきたのですね。
選挙後に始められたはずの、翁長氏の選挙違反の捜査。この行方も今後の展開に影響を及ぼしますね。
宜野湾市長選で潮目が変わった、普天間基地のキャンプシュアブへの統廃合。裁判長が、翁長知事側に敗訴したらどうしますかと異例の質問をした裁判(結論は見えているので無駄な時間と費用をなくせとの暗示との世評)の行方も併せて、今後も成り行きが注目されます。
「もし敗訴したらどうするつもり?」、裁判長が県に異例の質問、 - 狼魔人日記
# 冒頭の画像は、「政府・沖縄県協議会」の初会合に出席した中谷防衛相、菅官房長官と沖縄県の翁長雄志知事等
この花の名前は、ミソハギ
政府広報(北方領土問題) - YouTube
尖閣諸島に関する動画 / 政府広報 - YouTube
↓よろしかったら、お願いします。