遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

ロシア軍の侵攻が停滞 作戦変更しているとウクライナ軍高官

2022-08-14 05:55:55 | ウクライナ全般
 ロシア軍とウクライナ軍の攻防は、米国他からの新兵器投入で優勢に転じていた露軍の侵攻が停滞し始めているのだそうです。
 停滞の責任を問われ、解雇されたり調査対象とされる司令官や将校が増えているのだそうです。 
 また、HIMAR等による露軍の弾薬庫攻撃で、弾薬の補給が送れることで、空爆を増やしているのだそうですが、的中確率は低下しているのだとか。
 
露軍停滞 作戦に異変 空爆倍増 精度低く・司令官ら解任多数 (8/13 読売朝刊)

 【リビウ(ウクライナ西部)=工藤彩香】ウクライナ軍の高官は11日、首都キーウで記者会見し、ウクライナを侵略するロシア軍の攻撃手法の変化や部隊の現状について分析した露軍は空爆の回数を増やしているが精度は低く、司令官や将校の多くが解任されるなど混乱ぶりが際立つという

ウクライナ分析

 高官は、露軍による
ウクライナへの空爆が、先週に比べて「倍増している」と述べた。ウクライナ軍が、米国が供与した高で露軍の弾薬庫多数を破壊した結果、露軍地上部隊の補給が混乱して進撃が鈍り空爆機動ロケット砲システム(HIMARS)を多用し始めた可能性がある。
 
露軍は軍事施設だけでなく民間施設も標的にしているが、攻撃機やヘリコプターはウクライナの防空網を避けて飛行しているため、攻撃の精度は低いという。
 
露軍では侵略作戦が思うように進まない責任を問われ、作戦立案に携わった司令官や将校のうち、「30~40%が解任されたか、調査対象となっている」との見方も示した。兵員の犠牲が大きいため、部隊構成も変化し、「約60%が短期契約の志願兵」になったという。
 ウクライナ軍の
別の高官は9日、地元メディアのインタビューに、露軍が占領している南部ヘルソン州にいて、「年末までの奪還を目指す」と自信を見せた
 英国防省は12日、南部クリミアの軍用飛行場で9日に発生した大規模爆発の影響に関し、「露軍は、クリミアを安全な後方地域とみなしてきた脅威認識を見直すことになろうとの分析を明らかにした。
 侵略作戦の停滞が伝えられる中、
プーチン大統領は、11日、メドベージェフ前大統領ら政府幹部の訪問団をウクライナ東部に派遣した。
 
<中略>

 
占領地域をウクライナに返還する意思がないことを強く示した


イラン、無人機訓練提供 米「拡散懸念」圧力強化
 
 【ワシントン=蒔田一彦】
米国務省のベイダント・パテル副報道官は11日の電話記者会見で、ロシア当局者が過去数週間にイランで無人機(ドローン)の訓練を受けたとの見方を示した。ウクライナ政府は、露軍が既にイラン製無人機をウクライナ戦線で使用しているとみており、米国はイランへの圧力を強める方針だ。
 パテル氏は、イランでの訓練について伝えた米メディアの報道を認め、.(イランからロシアへの)無人機供与の合意の一環だ」と指摘した。中東に展開する米軍や周辺国などにイランが無人機攻撃を仕掛けていることを非難し、「イランによる無人機の使用や拡散を非常に懸念している」と述べた。
 米CNNによると、ロシアの当局者は 6月以降少なくとも2回、イランを訪れた。イランは精密誘導ミサイルを搭載可能な国産無人機 2機種を紹介したという。米政府高官は 7月、イランがロシアに攻撃型を含む無人機数百期を供与する可能性があると指摘していた。
 バテル氏は、イランによるロシアへの無人機の供与は「制裁対象になりうる」と述べた。また、無人機関連の物資や技術のイランへの流入を防ぐために「制裁を含むあらゆる手段を講じていく」とも強調した。

 ウクライナ軍高官は、空爆が、先週に比べて「倍増している」と述べたのだそうです。
 ウクライナ軍が、空爆機動ロケット砲システム(HIMARS)を多用し始めて、露軍の弾薬倉を砲撃。弾薬の補給がままならない露軍が、ミサイル攻撃を多用。その精度が悪い。
 併せて、露軍の犠牲者も少なくなく、兵員不足も。
 兵員の補充も、短期雇用兵が増え、質量共に低下、部隊構成も変化せざるをえなくなっているのだと。

 別のウクライナ軍高官は、南部ヘルソン州にいて、「年末までの奪還を目指す」と自信を見せているのだと。

 平原での戦いとなるウクライナでの攻防。ウクライナ軍、米国の衛星情報やが供与されたドローンを活用して露軍の戦車隊を襲撃、効果を上げていることが注目されました。
 過去には無かった、あたらしい戦術ですね。(戦闘機や爆撃機も無人化傾向。)
 
 ロシアは、イランから導入することを進めているのだそうです。
 対露制裁網を構築する米国は、報復すると。

 一進一退の攻防と、関連する各国。
 日本の支援は、今のままでよいのでしょうか。
 中国に忖度し、「北京冬季五輪外交ボイコット」で、米中二股外交姿勢を、バイデン氏に見透かされた岸田政権。
 対露制裁で、サハリン1, 2から米・英のメジャー企業が撤退するなか、ウクライナ国民の命より、企業の利益を優先する日本の経済界トップと岸田政権。
 
 国際外相異議で、林大臣(大臣就任迄は親中国会議員団体の会長)の発言には、中露の外相が退席。サハリンでは、別会社に移行と日本企業に難題を吹きかけられたり、非友好国指定をされる岸田政権外交。
 お粗末すぎます!



 # 冒頭の画像は、東アジアサミット外相会議で日本の林芳正外相の演説時に退席した中国の王毅国務委員兼外相
  林芳正外務大臣の演説開始で…中国の王毅外相が退席 東アジアサミット外相会議(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 
 

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