遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

慰安婦問題を政府間で話し合う「協議の場」の設置

2014-03-20 23:51:32 | 慰安婦問題
  日米韓の三ヵ国首脳会談について、朴槿恵が参加するとかしないとか、迷っているのか、勿体付けているのか、有利な条件闘争をしているのか、ぐずっていましたが、会談に参加する方向になったのだとか。
 安倍首相が国会で「河野談話の見直しをしない」と明言することを事前に韓国に伝えたうえで、国会答弁するとか、3月下旬に予定された小学校の教科書検定の結果公表についても、韓国の懸念表明に対し柔軟に対応するといった、日本側の大幅譲歩が事前にありました。青山繁治氏のニッポン放送の「ザ・ボイス そこまで言うか」での発言では、米国が安倍首相に直接圧力はかけていないが外交ルートを通じた要請はあったとのことです。
 条件付きの会談はしないと言っていた安倍首相ですが、朴槿恵の要求を飲んだ上に、勿体付けられた上での会談となっています。

 そして重要なことは、安倍首相が自分の内閣では河野談話の見直しをしないと、国会で明言したことです。
 首相になったら河野談話の見直しをすると言っていながら、約束違反でトーンダウンしていました。
 
河野談話見直し発言、安倍氏が軌道修正 :日本経済新聞

 しかし、ついにと言うか、とうとうと言うか、国会で見直しはしないと明言しました。それは、これまでの河野発言の根拠に疑問を投げかけていたことを否定することで、むしろ河野発言を補強し確実なものにする言動です。検証するとはいいつつも、見直しをしないと結論を先に明言しているのですから、何のための検証なのか、せっかく石原氏が国会証言したのに梯子を外す言動でもあります。
 朴槿恵との会談を、そこまで譲歩して国益を損なってでもやらなくてはならない理由は、何なのでしょう。
 会談に参加しなくてはならないのは韓国のほうなのです。その根拠として明らかに判ることは、渋る朴槿恵に会談に参加するよう促したのは、韓国のNSCです。対北の安全保障の為には、米軍基地のある日本の協力なしでは米国も力を発揮できないからです。朴槿恵が韓国の安全保障を真剣に考えれば、朴槿恵の方から進んで首脳会談に臨まねばならないのですが、自分の支持率確保の保身の為の反日に執着しているのです。自国の安全保障より、自分の権力の座を優先しているのです。日本でも、同様の政策より政局を優先する民主党政権が誕生し、その間大幅に国力を損耗しましたが、今の韓国はまさに同様の政権による国力の低下が始まっているのですね。

 話を、慰安婦問題に戻します。
 とは言え、河野発言の検証はするといっています。見直しはしないが検証するとは、まるで鳩の様な、期待された安倍氏とは思えない普通の人には理解できない迷走です。検証して、発言の根拠となる証拠がないとなった時でも見直しはしないのでしょうか?そうはいきませんから、またまたてのひらを返して見直しするのでしょうか?
 
 ともあれ、検証は、ひとつひとつしっかり進めていただきたい。
 従軍慰安婦捏造のもととなった吉田清二の慰安婦狩り告白が、嘘であったことは韓国の調査でも明らかにされ、本人も嘘だと明かしています。産経でも実態を報じています。
 

慰安婦問題 常識的判断を (3/20 産経 【阿比留瑠比の極言御免】)

 
読売新聞が17日付朝刊で報じた世論調査の記事を読んでいて、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野談話の作成過程を検証する政府方針について「評価する」が50%に上る一方、「評価しない」は30%だったことが目を引いた。
 密室で韓国と「談合」してつくられた河野談話の怪しさと弊害は、確実に有権者に浸透してきた。この問題に長年関心を持って取材してきた一人として、感慨深いものがある。
 もう18年前となる平成8年、翌9年春から使われる中学校社会科(歴史)の全教科書(7社)に慰安婦の記述が登場することが明らかになり、大きな話題となっていた際のことだ。

◆実像知る体験談
 このときは河野談話を評価・擁護する意見が主流だったが、産経新聞には実際に中国や朝鮮半島で暮らし、
慰安婦の実像を知る読者から体験談
が多く寄せられ、当時、筆者はそのうち幾人かから話を聞いた。
 朝鮮・忠清北道で生まれて小学校までそこで過ごした千葉県我孫子市の大塚さん=当時(76)=の記憶では、朝鮮では
警察の巡査はほとんどが朝鮮人で、同胞を強制連行などするはずがなく
、できる雰囲気でもなかったという。
 「内地に帰ったとき、最初に手紙をくれたのは朝鮮人の友達。今も韓国の友人と行き来があるが、
同年配の女性が強制連行されたなんて聞いたこともない

 中国・河南省で昭和15年から終戦まで衛生兵を務めた横浜市の木村さん=当時(75)=は性病予防のため、週に1度、慰安婦の衛生検査を行っていた。
 「外出兵にはサックを持たせ、検黴(けんばい)と称して慰安婦の性器検査、菌検査などを実施したが、それは軍が女性を管理していたのではなく、軍の自衛策だった」

◆多くは「出稼ぎ」
 朝鮮人慰安婦の多くが「嫁入り資金を稼ぐため働いている」と話し、木村さんは「
彼女たちの行動は自由だった
」と振り返った。
 宮城県岩出山町(現大崎市)の佐藤さん=当時(80)=は「公娼(こうしょう)制度があった当時を現在の見方で判断するのはおかしい。岩出山でも戦後の昭和35年ぐらいまで、身売りは実際にあった」と証言した。
 満州で満鉄に勤務していた佐藤さんはあるとき、20代前半の朝鮮人娼婦の身の上話を聞いた。彼女は「
故郷には親も夫もおり、子供もいるが、生活苦のために出稼ぎにきている
。2~3年働いて、家に帰る」と話し、家族の写真を見せた。
 平成22年に亡くなった元朝鮮総督府江原道地方課長、大師堂経慰(だいしどう・つねやす)さんは90歳を超えてからも月刊誌「正論」に「慰安婦強制連行はなかった」という論文を寄せている。
 昭和17年から総督府に勤め、うち1年7カ月間は地方勤務だった大師堂さんはこう強調している。
 「
婦女子の強制連行があったとすれば、その目撃者は強制連行された者の何倍もいたはずだし、いかに戦時中であっても大きな抗議運動が展開されて当然であるはずだが、目撃証言も抗議運動も一切なかった

 「内鮮一体を唱え、戦争遂行に大きな協力を求めていた総督府の首脳が、施政に当たって最も気を遣っていたのは民心の動向」
 どれも「それはそうだ」と得心がいく話である。歴史問題を考えるときは、当たり前のことを当たり前に、常識的に判断した方がいい。(政治部編集委員)

 済州島の嘘は、済州島生まれの呉善花さんが「反日韓国に未来はない」の著書の中でも書かれいますが、済州島で従軍慰安婦の話は一切きいたことがないと書いておられ、「強制的に連れて行かれる娘をみながらそのままほっておくような卑劣な朝鮮人がいたとは決しておもえません」などという地元の人々の声を載せておられます。

 しつこく繰り返しますが、検証するが、自分の内閣で河野発言の見直しをしないと国会で明言した安倍氏の真意が判りません。
 しかし、こうした事実の積み上げが継続され、なをかつ世界へ知らしめていかれることを、希望します。
 
 河野発言に縛られて動きが取れない政府に変わって、自分たちが動こうと、米国で活動をされている
歴史の真実を求める世界連合会 の方々は、安倍総理に梯子を外された形になってしまい、どうしておられるでしょう。もともとが、政府の動きはあてにならないと始められた活動ですから、めげずに活動を続けていただけていると推察します。よろしければ、諸兄の寄付をお願いします。以下のリンクにある三井住友銀行六本木支店への振り込みで可能です。
 
歴史の真実を求める世界連合会 |

 政府がしがらみで動けないのら、民間での活動を応援しましょう。


 # 冒頭の画像は、「河野談話」について、「安倍内閣で見直すことは考えていない」と明言した予算委員会での安倍首相と菅官房長官




  この花の名前は、タコノアシ  撮影場所;六甲高山植物園 (2013年 9月 撮影)


↓よろしかったら、お願いします。






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