ウクライナのオレグ・ニコレンコ外務報道官への単独インタビューが出来たと、産経新聞の黒川信雄記者の記事が報じています。
ゼレンスキー大統領が、北方領土での侵略を受けている日本との共闘を呼び掛けたことの続きでもある、両国の共通する被侵略国としての関係強化を強調されたのでした。
このインタビューで、一番強調したかったのは何か!
ゼレンスキー氏「北方領土は日本」 露軍、司令官交代相次ぐ - 産経ニュース
今、ロシアの西の国境で一方的に、国際法に反し侵略を受けているウクライナ。
太平洋戦争末期、中立条約が締結されていたにもかかわらず攻め込んで、東側の国境で日本領土の北方四島を不法占拠しているロシア。
ロシアの東西の国境で侵略を受けている共通点をもつのが、日本とウクライナ。
相互の連携強化し、ロシアによる不法占拠に対処しようとの呼びかけは、当然の話で、むしろ日本側の意識の低さを、恥じ入るばかり!
日本の支援に謝意を示していただいていますが、G7の中では、憲法での制約があるとは言え、低レベルの支援。
ニコレンコ外務報道官が最も言いたかったことは何か!
「ロシアは原油や天然ガスを国際市場で売った資金で、ウクライナ人を殺している。われわれは、ロシアと商売をすることは間違っていると考えている」と述べたところ。
米国のエクソン、英国のシェルは、対露制裁網の一環で、サハリン1, 2の事業から撤退を決定しました。
両主力が抜けて、新会社組織を立てねばならなくなったロシア。非友好国と指名している日本に、新会社への参画を呼び掛けてきています。
そして応じた日本の産業界と岸田政権。
ウクライナ国民を殺戮している資金源のサハリン1, 2への参画へのクレーム発言があって当然です。
制裁は両刃の剣で、する側にも痛手はつきもの。それでも実行しているのが各国。その世界の制裁網に逆行して穴を開ける岸田政権と産業界。
そんな日本でいいのでしょうか。
# 冒頭の画像は、ウクライナのオレグ・ニコレンコ外務報道官
この花の名前は、シマカンギク
↓よろしかったら、お願いします。
遊爺さんの写真素材 - PIXTA
ゼレンスキー大統領が、北方領土での侵略を受けている日本との共闘を呼び掛けたことの続きでもある、両国の共通する被侵略国としての関係強化を強調されたのでした。
このインタビューで、一番強調したかったのは何か!
ゼレンスキー氏「北方領土は日本」 露軍、司令官交代相次ぐ - 産経ニュース
ウクライナ報道官「領土占領の状況、日本と酷似」 - 産経ニュース 2022/11/4
ウクライナのオレグ・ニコレンコ外務報道官が4日までに、首都キーウ(キエフ)市内で産経新聞の単独インタビューに応じた。ニコレンコ氏は日本のウクライナ支援に「心から感謝する」と表明し、両国がともにロシアに不当に領土を占拠されているとして、北方領土問題の解決に向けて2国間の協力強化を呼び掛けた。露軍がウクライナの民間施設への攻撃を強めている現状については、「ウクライナ人に対するジェノサイド(集団殺害)」だと糾弾した。
ニコレンコ氏は、日本が「技術、人道両面でウクライナを支援し、対露制裁にも積極的に取り組んでいる」と述べ、「心から感謝している」と表明した。
またゼレンスキー大統領が10月7日に「ロシアが不法占拠している北方領土を含む、日本の主権と領土の一体性を支持する」と表明したことに関して、「日本をめぐる状況は(ロシアに)領土を占領された現在のウクライナと酷似している」と指摘。北方領土問題も、「国際法が侵害された事例であり、解決が必要だ」と主張した。
ウクライナは現在、2014年にロシアに併合された南部クリミア半島の奪還に向けた国際会合「クリミア・プラットフォーム」を主導しているが、同会議で得た知見を「北方領土問題の解決にも活用できるのではないか」と述べ、両国間の協力強化を呼び掛けた。 一方、日本政府がロシア極東の石油・天然ガス開発事業に出資を継続する意向を示していることに関しては、「ロシアビジネスに関する一般論」だと前置きしつつ、「ロシアは原油や天然ガスを国際市場で売った資金で、ウクライナ人を殺している。われわれは、ロシアと商売をすることは間違っていると考えている」と述べた。
10月10日以降、露軍がキーウを含むウクライナ全土の電力インフラなどへの攻撃を激化させている現状については「人々が生き延びるために必要なすべを奪おうとしている」と断じ、「ウクライナ人に対するジェノサイドに行きつく行為だ」と非難した。
プーチン露大統領については、「戦場でウクライナ軍に勝利できないから、軍事とは関係がない施設を攻撃(して戦果を主張)することで、国民の目から自国の損失を隠そうとしている」と批判。「モスクワ(ロシア政府)が他の旧ソ連諸国の国民に指示できるという病的な考え」をプーチン氏が持ち続けており、「そのために、われわれが巨大な損失を被っている」と語った。(キーウ 黒川信雄)
ウクライナのオレグ・ニコレンコ外務報道官が4日までに、首都キーウ(キエフ)市内で産経新聞の単独インタビューに応じた。ニコレンコ氏は日本のウクライナ支援に「心から感謝する」と表明し、両国がともにロシアに不当に領土を占拠されているとして、北方領土問題の解決に向けて2国間の協力強化を呼び掛けた。露軍がウクライナの民間施設への攻撃を強めている現状については、「ウクライナ人に対するジェノサイド(集団殺害)」だと糾弾した。
ニコレンコ氏は、日本が「技術、人道両面でウクライナを支援し、対露制裁にも積極的に取り組んでいる」と述べ、「心から感謝している」と表明した。
またゼレンスキー大統領が10月7日に「ロシアが不法占拠している北方領土を含む、日本の主権と領土の一体性を支持する」と表明したことに関して、「日本をめぐる状況は(ロシアに)領土を占領された現在のウクライナと酷似している」と指摘。北方領土問題も、「国際法が侵害された事例であり、解決が必要だ」と主張した。
ウクライナは現在、2014年にロシアに併合された南部クリミア半島の奪還に向けた国際会合「クリミア・プラットフォーム」を主導しているが、同会議で得た知見を「北方領土問題の解決にも活用できるのではないか」と述べ、両国間の協力強化を呼び掛けた。 一方、日本政府がロシア極東の石油・天然ガス開発事業に出資を継続する意向を示していることに関しては、「ロシアビジネスに関する一般論」だと前置きしつつ、「ロシアは原油や天然ガスを国際市場で売った資金で、ウクライナ人を殺している。われわれは、ロシアと商売をすることは間違っていると考えている」と述べた。
10月10日以降、露軍がキーウを含むウクライナ全土の電力インフラなどへの攻撃を激化させている現状については「人々が生き延びるために必要なすべを奪おうとしている」と断じ、「ウクライナ人に対するジェノサイドに行きつく行為だ」と非難した。
プーチン露大統領については、「戦場でウクライナ軍に勝利できないから、軍事とは関係がない施設を攻撃(して戦果を主張)することで、国民の目から自国の損失を隠そうとしている」と批判。「モスクワ(ロシア政府)が他の旧ソ連諸国の国民に指示できるという病的な考え」をプーチン氏が持ち続けており、「そのために、われわれが巨大な損失を被っている」と語った。(キーウ 黒川信雄)
今、ロシアの西の国境で一方的に、国際法に反し侵略を受けているウクライナ。
太平洋戦争末期、中立条約が締結されていたにもかかわらず攻め込んで、東側の国境で日本領土の北方四島を不法占拠しているロシア。
ロシアの東西の国境で侵略を受けている共通点をもつのが、日本とウクライナ。
相互の連携強化し、ロシアによる不法占拠に対処しようとの呼びかけは、当然の話で、むしろ日本側の意識の低さを、恥じ入るばかり!
日本の支援に謝意を示していただいていますが、G7の中では、憲法での制約があるとは言え、低レベルの支援。
ニコレンコ外務報道官が最も言いたかったことは何か!
「ロシアは原油や天然ガスを国際市場で売った資金で、ウクライナ人を殺している。われわれは、ロシアと商売をすることは間違っていると考えている」と述べたところ。
米国のエクソン、英国のシェルは、対露制裁網の一環で、サハリン1, 2の事業から撤退を決定しました。
両主力が抜けて、新会社組織を立てねばならなくなったロシア。非友好国と指名している日本に、新会社への参画を呼び掛けてきています。
そして応じた日本の産業界と岸田政権。
ウクライナ国民を殺戮している資金源のサハリン1, 2への参画へのクレーム発言があって当然です。
制裁は両刃の剣で、する側にも痛手はつきもの。それでも実行しているのが各国。その世界の制裁網に逆行して穴を開ける岸田政権と産業界。
そんな日本でいいのでしょうか。
# 冒頭の画像は、ウクライナのオレグ・ニコレンコ外務報道官
この花の名前は、シマカンギク
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