ロシアのショイグ国防相が、9月の大規模演習「ボストーク(東方)2018」で北方領土を演習地に含めなかったと、モスクワを訪れた防衛省の河野克俊統合幕僚長に対し説明したのだそうです。
日本の要請に配慮したとすれば異例で、河野統幕長は高く評価する意向を示したのだそうです。
一方では、北方四島で活発な軍事演習を行うと告げて来るといった、揺さぶりを展開してきています。
完全になめきられているのか、苦しい台所状況からの経済支援揺さぶりなのか。
高い支持率で再選を果たしたプーチン大統領。2024年までの長期政権は安泰かと思われました。
ロシア大統領選、プーチン再選へ 任期2024年まで | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
ところが、早くも支持率急落の様です。再選時は8割近くあった支持率が、3割近くにまで急落しているのですね。理由は年金支給延長政策。
プーチン失脚?年金改革で支持率急落、経済制裁が市民生活を直撃 - まぐまぐニュース!
おもしろいのは、日本ではネットでも情報収集している若い世代は安倍支持、オールド偏向メディアのテレビや新聞をみている年配者は、反安倍なのに対し、ロシアでは、ネットで情報を集める若い世代は、反プーチンが多く、テレビばかりみている中年以降は、「プーチン絶対支持」が多いのだそうです。
なので、支持率が下がったからプーチン政権が倒れるのかというと、中年以上の画板支持層に支えられ、倒れることはないのだと。
年金支給開始延長は、財政難が原因。何時も唱えている様に、ロシアの台所は火の車なのです。
なので、日本からでも中国からでもを問わず、経済支援が喉から手が出る程欲しい。
そこで、得意の、揺さぶり翻弄外交の展開となるのです。
しかし、財政危機は、北方四島交渉には絶好の時流。かつてエリツィン大統領時に、四島返還実現が迫ったのも、ソ連崩壊を招く財政危機時。
ロシアの揺さぶり・翻弄外交激化は、そのぶんロシアの台所が苦しい証しなのですね。
安倍政権は泣いても笑っても後3年で終わりは決まりです。一喜一憂して動く必要はありません。慌てず、おちついて対処いただけばよいと考えます。
# 冒頭の画像は、年金改革に怒るロシア国民
椿の蕾
↓よろしかったら、お願いします。
日本の要請に配慮したとすれば異例で、河野統幕長は高く評価する意向を示したのだそうです。
一方では、北方四島で活発な軍事演習を行うと告げて来るといった、揺さぶりを展開してきています。
完全になめきられているのか、苦しい台所状況からの経済支援揺さぶりなのか。
新たに3度の射撃訓練通告 北方領土でロシア 活発な活動が鮮明化 - 産経ニュース 2018.10.17
ロシアが日本に対し、北方領土周辺の領海などで新たに3度の射撃訓練を行うと通告したことが17日、分かった。ロシアは9月の大規模演習について、日本の提案に基づき北方領土を演習地から外したと説明した直後、訓練を相次ぎ通告。不法占拠する北方四島の領有権を強調し、継続的な軍事行動を明確にしている。
政府関係者によると、ロシアは16日、軍事演習を択捉(えとろふ)島の周辺海域などで新たに行うと通告。17~20日、21~27日、28~31日の3度にわたり射撃訓練を実施するとした。日本は外交ルートで抗議。北方領土での演習はロシア軍の軍備強化につながるとし、「北方四島に関するわが国の立場と相いれない」と伝えた。
北方領土をめぐっては8日、モスクワを訪れた防衛省の河野克俊統合幕僚長に対し、ロシアのショイグ国防相が、9月の大規模演習「ボストーク(東方)2018」で北方領土を演習地に含めなかったと説明。日本の要請に配慮したとすれば異例で、河野統幕長は高く評価する意向を示した。
ただ、ロシアは8日、択捉島の周辺海域などで10日から射撃訓練を行うと日本に伝えてきたほか、11日にも国後(くなしり)島で14日からミサイル射撃を行うと通告。ロシアは択捉、国後両島にミサイルを配備するなど軍備強化を進めているとされる。
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は15日の記者会見で、北方領土周辺の動向を注視していると強調し「根本的解決のため、北方領土問題それ自体の解決が必要。粘り強く交渉していきたい」と述べた。
一方、ロシア外務省は10日、「自国領土で自由な活動ができ、防衛力を高める権利を持っている。抗議は断固として退ける」と声明を発表。訓練は隣国が対象ではないと主張し、「南クリール諸島(北方領土など)での活動に対し、日本からの抗議が相次いでいる」と不快感を示していた。
ロシアが日本に対し、北方領土周辺の領海などで新たに3度の射撃訓練を行うと通告したことが17日、分かった。ロシアは9月の大規模演習について、日本の提案に基づき北方領土を演習地から外したと説明した直後、訓練を相次ぎ通告。不法占拠する北方四島の領有権を強調し、継続的な軍事行動を明確にしている。
政府関係者によると、ロシアは16日、軍事演習を択捉(えとろふ)島の周辺海域などで新たに行うと通告。17~20日、21~27日、28~31日の3度にわたり射撃訓練を実施するとした。日本は外交ルートで抗議。北方領土での演習はロシア軍の軍備強化につながるとし、「北方四島に関するわが国の立場と相いれない」と伝えた。
北方領土をめぐっては8日、モスクワを訪れた防衛省の河野克俊統合幕僚長に対し、ロシアのショイグ国防相が、9月の大規模演習「ボストーク(東方)2018」で北方領土を演習地に含めなかったと説明。日本の要請に配慮したとすれば異例で、河野統幕長は高く評価する意向を示した。
ただ、ロシアは8日、択捉島の周辺海域などで10日から射撃訓練を行うと日本に伝えてきたほか、11日にも国後(くなしり)島で14日からミサイル射撃を行うと通告。ロシアは択捉、国後両島にミサイルを配備するなど軍備強化を進めているとされる。
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は15日の記者会見で、北方領土周辺の動向を注視していると強調し「根本的解決のため、北方領土問題それ自体の解決が必要。粘り強く交渉していきたい」と述べた。
一方、ロシア外務省は10日、「自国領土で自由な活動ができ、防衛力を高める権利を持っている。抗議は断固として退ける」と声明を発表。訓練は隣国が対象ではないと主張し、「南クリール諸島(北方領土など)での活動に対し、日本からの抗議が相次いでいる」と不快感を示していた。
高い支持率で再選を果たしたプーチン大統領。2024年までの長期政権は安泰かと思われました。
ロシア大統領選、プーチン再選へ 任期2024年まで | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
ところが、早くも支持率急落の様です。再選時は8割近くあった支持率が、3割近くにまで急落しているのですね。理由は年金支給延長政策。
プーチン失脚?年金改革で支持率急落、経済制裁が市民生活を直撃 - まぐまぐニュース!
おもしろいのは、日本ではネットでも情報収集している若い世代は安倍支持、オールド偏向メディアのテレビや新聞をみている年配者は、反安倍なのに対し、ロシアでは、ネットで情報を集める若い世代は、反プーチンが多く、テレビばかりみている中年以降は、「プーチン絶対支持」が多いのだそうです。
なので、支持率が下がったからプーチン政権が倒れるのかというと、中年以上の画板支持層に支えられ、倒れることはないのだと。
年金支給開始延長は、財政難が原因。何時も唱えている様に、ロシアの台所は火の車なのです。
なので、日本からでも中国からでもを問わず、経済支援が喉から手が出る程欲しい。
そこで、得意の、揺さぶり翻弄外交の展開となるのです。
しかし、財政危機は、北方四島交渉には絶好の時流。かつてエリツィン大統領時に、四島返還実現が迫ったのも、ソ連崩壊を招く財政危機時。
ロシアの揺さぶり・翻弄外交激化は、そのぶんロシアの台所が苦しい証しなのですね。
安倍政権は泣いても笑っても後3年で終わりは決まりです。一喜一憂して動く必要はありません。慌てず、おちついて対処いただけばよいと考えます。
# 冒頭の画像は、年金改革に怒るロシア国民
椿の蕾
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