米国訪問の途中に来日したダライ・ラマと、安倍晋三前首相の昭恵夫人が面会しました。
政府要人は全て面会を拒否する中、面会の目的がなんであったのかはさておいて、昭恵夫人の面会は、日本を救ってくれる偉業でした。
ダライ・ラマの日本を皮切りにした米国や英、独、豪訪問は今回の騒動の前から予定されていたものだそうで、今回の米国訪問では政府関係者に会うよていは無いのだそうですが、欧州では議会に招かれる予定もあるやの報道があります。これまでに、米国や欧州の政府要人も面談していた中、日本は今回に限らず政府や国会は面会したことはありません。
そんな中、昭恵夫人とダライ・ラマとの面会は、日本全体が人権問題を軽視しているわけではないことを国際社会に示して頂き、深く感謝します。
ダライ・ラマ14世来日アッキー面会で波紋 - 国際ニュース : nikkansports.com
安倍晋三前首相(53)の昭恵夫人(45)が10日、訪米途中に日本に立ち寄ったチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と、成田空港近くのホテルで面会した。ダライ・ラマを繰り返し批判する中国政府に配慮し、日本政府が接触を避ける中、一民間人である昭恵夫人の面会が波紋を広げている。
昭恵夫人は面会で、チベット問題での安倍氏のメッセージを伝えたとみられる。報道陣には面会の目的について、口を閉ざした。
ダライ・ラマの来日は、日本政府にとって「最悪なタイミング」(政府幹部)との見方がある。内閣支持率が低迷する福田康夫首相(71)が、5月6日にも来日が予想される胡錦涛・中国国家主席との首脳会談を控え、波風を立てたくないためだ。高村正彦外相は「接触の予定はない」と強調。国会議員の面会は、自民党人権問題等調査会の太田誠一会長だけだった。
来日予定まで1カ月を切る中、中国側から訪日の具体的日程は発表されていない。チベット情勢が最大の不安要素で「“ドタキャン”という最悪のシナリオを予想する声もある」(外務省幹部)。そのさなかだけに、与党内でも「非常にデリケートな政治問題に、民間人がタッチするのはいかがなものか」(関係者)との声が出ている。
一方で、世界中で中国批判が強まる中「日本だけ突出はできない。人権に甘い国として国際社会から非難されかねない」(政府筋)との声もあり、日本政府の困惑は強まるばかりだ。
ダライ・ラマは米国に出発する前に会見し、一連の聖火リレーの混乱を受け、米サンフランシスコのチベット人に「暴力に訴えないよう求める」というメッセージを送ったと明かし、暴力的な妨害行為は支持しないとの考えを示した。中国チベット自治区などでの暴動では「非暴力の行動は犯罪ではない」と述べ、デモに参加したチベット民族の摘発を強化する中国政府を批判。中国政府の反発は必至だ。
安倍晋三前首相(53)の昭恵夫人(45)が10日、訪米途中に日本に立ち寄ったチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と、成田空港近くのホテルで面会した。ダライ・ラマを繰り返し批判する中国政府に配慮し、日本政府が接触を避ける中、一民間人である昭恵夫人の面会が波紋を広げている。
昭恵夫人は面会で、チベット問題での安倍氏のメッセージを伝えたとみられる。報道陣には面会の目的について、口を閉ざした。
ダライ・ラマの来日は、日本政府にとって「最悪なタイミング」(政府幹部)との見方がある。内閣支持率が低迷する福田康夫首相(71)が、5月6日にも来日が予想される胡錦涛・中国国家主席との首脳会談を控え、波風を立てたくないためだ。高村正彦外相は「接触の予定はない」と強調。国会議員の面会は、自民党人権問題等調査会の太田誠一会長だけだった。
来日予定まで1カ月を切る中、中国側から訪日の具体的日程は発表されていない。チベット情勢が最大の不安要素で「“ドタキャン”という最悪のシナリオを予想する声もある」(外務省幹部)。そのさなかだけに、与党内でも「非常にデリケートな政治問題に、民間人がタッチするのはいかがなものか」(関係者)との声が出ている。
一方で、世界中で中国批判が強まる中「日本だけ突出はできない。人権に甘い国として国際社会から非難されかねない」(政府筋)との声もあり、日本政府の困惑は強まるばかりだ。
ダライ・ラマは米国に出発する前に会見し、一連の聖火リレーの混乱を受け、米サンフランシスコのチベット人に「暴力に訴えないよう求める」というメッセージを送ったと明かし、暴力的な妨害行為は支持しないとの考えを示した。中国チベット自治区などでの暴動では「非暴力の行動は犯罪ではない」と述べ、デモに参加したチベット民族の摘発を強化する中国政府を批判。中国政府の反発は必至だ。
昭恵夫人が面会された様子は、昭恵夫人のブログに掲載されています。冒頭の写真がリンクしていますので、クリックしてご覧下さい。
昭恵夫人とダライ・ラマの面会は、日本政府ではなく、ダライ・ラマの亡命先のインド政府を通じてセットされた(4/10 産経)と言う記事や、安倍前首相がインド政府に働きかけて実現したという記事があり、その動機や目的については定かにされていません。
08年4月10日に発売された週刊文春(4月18日号)は「安倍氏は麻生太郎氏を支えながら、再び首相の座を狙っている」と自民党派閥・清和会関係者の話を交えながら報じているのだそうですが、安倍さんの再登板はないでしょうが、上の記事にあるように、右往左往するばかりで行動の決断が出来ない議員先生や、国内政局に明け暮れる福田首相や、民主党よりはこの件に介しては、グローバルな視野があり、評価は上と言えますね。
つまり、安倍、小泉を批判している今の与野党首脳は、その安倍さんよりも世界観が欠如しているのです。中国に媚びて、自分の意見が言えない、その昔に戻ってしまっています。
繰り返して言いますが、中国に首根っこを押さえられ、人権無視の国にさせられているのが日本人の全てではないことを、安倍夫妻が世界に示してくれたことは、偉業であり、感謝します。
中国の人権無視の弾圧に抵抗するダライ・ラマと、中国への朝貢政治傾向を強める国内の与野党の流れの中で行動を起こした安倍夫妻とは、似通った立場に立っているともいえます。そんな動機と、目的であったことを願ってますし、昭恵夫人ブログのニュアンスは、そう受け取れました。
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> 日本政府は・・??カナシイです。
そうですね。ほんとうに情けない...。
高村外相が、中国・楊外相と会談し状況の透明性確保と、無条件でのダライ・ラマとの対話を提言したそうですが、内政問題で外国は干渉すべきではないとし、アジアでは日本だけが忠告発言をしていると脅してきたとかこないとか...。
善光寺の辞退も、中国は予測もしていなく驚いているとか。日本は中国の言いなりになると確信しているのでしょう。
善光寺さんの辞退、その理由もあっぱれですね。
お早う御座います。
いつもの事ながら日本の政治家・今回は宗教家も含めて、ダライラマ14世に対する対応があまりに情けなく、怒りを感じます。
その中で、安倍前首相夫人・昭江さまは、夫からの依頼とはいえ、勇気あるこの方の生き方は、ブログを見ていても、本当の意味で、聖心出身者だと思わせます。
政府は、「5月6日にも来日が予想される胡錦涛・中国国家主席との首脳会談を控え、波風を立てたくない」・・それ以外に対応の仕方を知らないみたいで・・悔しいです。
中国の北京五輪を政治に目一杯利用しているのを世界が批判しているのに・・日本政府は・・??カナシイです。
そんな中での安陪昭江様の行動を改めて尊敬します。