★★★ 2008年/日本 監督/クァク・ジェヨン
「とんがりおっぱいの残像」
「猟奇的な彼女」のイメージでお願いします。っていう企画だったんだろうなあ。最初に主人公二人が出会って、愛を育むあたりは、韓国映画よろしくこっちが恥ずかしくなるような浮き足ムード全開。そうした光景も「これはよその国の出来事だから」なんて脳が言い訳すれば、意外とすんなり入り込めるんだろうけど、やっぱ日本映画だぞっていう前提があるとかなりの違和感を感じてしまう。
しかし、サイボーグを演じるのが綾瀬はるかってのは、絶妙のキャスティングでしょう。彼女、演技に感情表現が乏しいし、無機質っぽい感じがぴったり合ってると思う。加えて、何ですか、あのおっぱいのとんがり具合は。いかにも、フィギュアをそのまま人間サイズに拡大したかのような出で立ち。「サイボーグはるか」のキュートさが何とか作品を引っ張っているんじゃないでしょうか。しかし、裏を返せばそれぐらいしか印象が残らないってことで。
相手役の小出恵介にもう少しコミカルな演技の魅力があれば、もう少し変わったのかも知れません。コメディを演じるという点においては、韓国の俳優の方が断然うまいですね。また、主人公の少年時代の田舎の風景が一体いつの時代?という描写だったのも興醒め。ツッコミどころ満載ゆえにそれを笑って楽しめる映画もありますが、大真面目に作られているようなので突っ込みようにも突っ込めないトホホな気分で終了。
「とんがりおっぱいの残像」
「猟奇的な彼女」のイメージでお願いします。っていう企画だったんだろうなあ。最初に主人公二人が出会って、愛を育むあたりは、韓国映画よろしくこっちが恥ずかしくなるような浮き足ムード全開。そうした光景も「これはよその国の出来事だから」なんて脳が言い訳すれば、意外とすんなり入り込めるんだろうけど、やっぱ日本映画だぞっていう前提があるとかなりの違和感を感じてしまう。
しかし、サイボーグを演じるのが綾瀬はるかってのは、絶妙のキャスティングでしょう。彼女、演技に感情表現が乏しいし、無機質っぽい感じがぴったり合ってると思う。加えて、何ですか、あのおっぱいのとんがり具合は。いかにも、フィギュアをそのまま人間サイズに拡大したかのような出で立ち。「サイボーグはるか」のキュートさが何とか作品を引っ張っているんじゃないでしょうか。しかし、裏を返せばそれぐらいしか印象が残らないってことで。
相手役の小出恵介にもう少しコミカルな演技の魅力があれば、もう少し変わったのかも知れません。コメディを演じるという点においては、韓国の俳優の方が断然うまいですね。また、主人公の少年時代の田舎の風景が一体いつの時代?という描写だったのも興醒め。ツッコミどころ満載ゆえにそれを笑って楽しめる映画もありますが、大真面目に作られているようなので突っ込みようにも突っ込めないトホホな気分で終了。