★★★★☆ 1988年/オランダ・フランス 監督/ジョルジュ・シュルイツァー
サイコキラーの心の闇が怖いのか。彼女の最期が怖いのか。伝説のサイコサスペンスと聞いて、いろいろ想像しながら身構えて見たが…。思ってもいない斜め上から来たよ!一番恐ろしいのは知りたい気持ち…。これは後からじわじわ来る。しばらくコーヒー飲むたび身震いしそう。
愛する人が突然いなくなるという恐怖は誰にでも想像できるので、余計にこの展開が怖い。特に子育てしてる人はそうじゃないだろうか?高速のSAで1人でトイレに行く息子を見て心がざわついたことは何度もある。失った側の人間の内面に迫った問題作。