Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

華氏451

2020-07-05 | 外国映画(か行)
★★★☆ 1966年/フランス 監督/フランソワ・トリュフォー

最近のSFを見慣れていると未来感もしょぼいし洗練されてもいない。 それでも本が燃やされる世界は身の毛がよだつ。命がけで本を守る。その覚悟を共感できぬ時代が来るのではないか。今観るとそんな危機感を覚える。 私はどの本になろうか。そこまでが醍醐味。思いを巡らし余韻が続く。