【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

映画鑑賞会【ドリームガールズ】

2007-06-23 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート


近くのホールで映画鑑賞会があり友人と観に行きました。

「この映画、ミュージカルやったんや・・・」と気付いたのは映画が始まってしばらくしてから、セリフがなくて歌ばっかり、
とかくミュージカル映画というと、物語に割って入るいきなりの歌と踊りに違和感をおぼえることが少なくないですが、この映画は素直にミュージカルの世界に入り込んでいけた

前半は、全くといって良いほど歌が中心で、ドリームメイツ(後にドリームガールズ)が、トップスターにのぼり詰めるまでを描いています。
いわゆるサクセス・ストーリー。

やっぱりミュージカルミュージカルしてるのかなと思われるかもしれませんが、普通のそれとちょっと違います。
この映画の場合は、歌そのものがシーンになっていて、それ自体が、普通の映画のシーンと同じぐらいの説得力があるものです。
特にジェニファー・ハドソン(アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞)の歌は、ソウルフル。
歌と演技力が上手くマッチしてます。
ミュージカルと言うとアレルギー反応を示す人もいますが、台詞を歌にしただけのものではないのが見所かもしれませんね。

そして、後半はドリームガールズとして上り詰めてからの ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)の苦悩と、グループから離脱させられたエフィー(ジェニファー・ハドソン)の復活。ここでは、レコード会社の方針で、リズムを主体としたダンスミュージックを歌っていたディーナが、カーティス(ジェイミー・フォックス)の手荒いやり方に気づき、目覚めて行く所が良かった。

もともとカリスマ性のあるビヨンセですが、画面の中で、常にスーパースターのオーラを感じさせる存在感と、自らの気持ちを歌った時の彼女の迫力は、この映画のもう一つの見せ場です。
ジェニファー・ハドソンの歌唱力が絶賛されていますが、映画としてみてみると、ビヨンセの美人俳優としてのオーラを強く感じたのは私だけ?

そして映画のクライマックス。
成長した3人と、かつてのファミリーとの和解。
本当にドリームガールズと言うグループがあったかのような感じにまとまっています。
それと、エディ・マーフィがあんなに歌えるとは思っていませんでしたので、それにも注目でしょうか。
友人と私は「エディ・マーフィーはきっと吹き替えよ」って言うてたんです。

もっと大画面で大音響の映画館で観たらもっとステキな「ドリームガールズ」が観れたでしょうね・・・・