【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

【折々の花】~散歩道で~花と実

2007-10-20 | 折々の花

5月20日
春にノイバラの群生地を木津川の河川敷で見つけました。
径2~3cmほどの5弁の純白の花、ほのかな香りがしていた記憶が・・・

ノイバラ~野茨~(バラ科)


「ノイバラの実も可愛いですよ。是非秋になったら撮ってみて」ってブログ友が教えてくれはりました。
花びらが散ると丸い緑の実が成って今、深紅色です。

10月20日

クズ~葛~(マメ科)

9月22日
つる性多年草で秋の七草の一つ。

10月20日
ちょっと前にはクズの花がはらはらと舞い散っていました。
今朝見ると大きなえんどうまめみたいな実になっていました。

クコ~枸杞~(ナス科)


10月7日(どちらも・・)
古くから民間薬として利用されてますよね・・・
果実(枸杞子クコシ)→血行をよくするベタインやゼアキサンチン
葉(枸杞葉クコヨウ)→毛細血管などの血管壁を丈夫にして動脈硬化を防ぐビタミンC
根の皮(地骨皮ジコッビ)→ベタイン、リノール酸が含まれている

ヘクソカズラ~屁糞蔓~(アカネ科)

7月7日
見るからに清楚な美しさを感じさせる釣り鐘状の花を咲かせるのに・・・・


10月14日
この果実を手でもみ、臭いをかぐと、見た目からは想像もできないような強烈な悪臭がするという。
何でも試したがる私ですが、ヘッキーの実だけは、試してみる気はさらさら無い。
クソカズラは万葉の頃の呼び名で、糞カズラの意。
その後さらにその上に屁の字をのせて、最高の悪臭をただよわせるような屁糞カズラになっていった。
あのカワイイ花にはあまりにもかわいそうだから私的にはヘッキーと呼ぼう・・・



【おまけ】
ノイバラ
乾燥した実(偽果)を生薬名で営実(えいじつ)と呼び、薬用にしている。
採取法は実が深紅色に熟する一歩手前の、多少青みがかったのもあるころに採取し日干しにする。
利尿、下剤、おでき、にきび、はれものに効能あり・・・・

クズ
根は葛根湯の原料として大事な生薬。
根から作ったクズデンプン(くず粉)で和菓子の材料や葛湯にする。
昔はクズの蔓で葛布を織り着物にしたそうです。
別名、ウマノオコワ(群馬)ウマノボタモチ(千葉)これらは馬が葛の葉っぱが好きだから・・・

ヘッキーの実
なんと、しもやけ、あかぎれ、ひびに効くという。
生の果実をきれいに水で洗って水けをよくふきとってから、できるだけこまかくつぶし、果実1に対し、市販のハンドクリーム5ぐらいの割合でよく練り合わせ、患部に厚く塗る。
上からガーゼを当てて軽く包帯をしておく。
朝夕2回ぐらいとりかえるとよい。

「ちょっと待ったァ!!臭いは??」

花の本にはいろいろと興味あることが載っていました・・・・