【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

絵手紙~秋の頃~

2008-10-13 | 絵手紙
「目をつけていたヨウシュヤマゴボウが地域の道つくり(草抜きなど)ですっかり刈り取られてしまい、あわてましたね、友達が生えているところを教えてくれて、刈ってきました」
見るとバケツいっぱいに大小の枝が入れられてあります。
「白っぽいお洋服を着てらっしゃる方は気をつけてくださいよ・・・」
実をさわると赤い汁がつくのですね。
「美味しそうですが食べれませんよ、毒があるそうです、注意してくださいね」
どの枝振りが良いのかバケツの前でワイワイガヤガヤ

持ってきた一輪挿しに活けてみて、さぁ描きましょう。
大判葉書(本画仙紙)に色和紙を貼って割り箸でかく
葉っぱは、若葉+青草
実はむらさきか本藍の濃淡
実の根元はえんじですよ。
茎もえんじ




【おまけ】
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)ヤマゴボウ科
ヨウシュヤマゴボウは北米原産の帰化植物で,ヤマゴボウ科の多年草です.
紅紫色の茎は2mほどになり,初夏から秋にかけて総状花序を作り,紅紫色の果実を付けます.
在来種のヤマゴボウ(Phytolacca acinosa)はヨウシュヤマゴボウより小振りで,茎は緑色です.
根が太くて地中深くまではいっていてゴボウに似ていることがヤマゴボウの名の由来と言われています.
ややこしいことに,アザミの根がヤマゴボウという名で売られています.
このため,ヨウシュヤマゴボウの根が食べられるものと勘違いして食べてしまい,中毒になるという事例がときどき起きています.
ということだそうです、お気をつけあそばせ・・・・




豊水→二十世紀梨のみずみずしさと長十郎の甘味をミックス
あかい梨はもう終わりがけなんですけどねぇしばらく葉書から遠ざかっていたので“本画仙”ちょっと上手になったかの気持ちで・・・
線をしっかり立てて描いてくださいよ・・・
この葉書は高いのでいつもは使えないのですよ。

ヘタから描いていきます
切り口から描いていくと描きやすいですよ、
実がこんもりと盛り上がって前側も向こう側もボールみたいにまん丸じゃないので、手を休めながら描いていきます
真っ直ぐ描くとリンゴみたいになっちゃいます、下もデコボコ、形は単純。
実がプックリ盛り上がったところは細い線で、ブツブツは適当に

彩色は
ヘタ→黄土(切り口)下のほうは岱赭に墨を足す
実→ちょっとミドリがありますね、下地に若葉、全体に一色だけでは出せないですね、下地に使った若葉に岱赭をまぜるとなんとなくそれっぽい色になりますね、ベタッと塗らないで塗り残しはたっぷり・・・
だんだん濃くしていきます。

「梨の皮はケチンボに剥かせろ」って、「うすくうすく」と子供の頃おばあちゃんにやいやい、言われたんですよ・・・

「どうでしたか?線が良いでしょ?描きやすかったですか?1枚30円もするので、お金に糸目をつけなくて描けるようになったら、私もそれで、ず~~っと描きたいですわ・・・」と、先生が・・・・

でんでん太鼓
面が丸いものはちょっと描きにくいですが、でんでんはでんでんですので・・・・
丸いのが苦手な方は半分だけだと苦手が克服、葉書からはみ出てもここへ線はもどってきます
鋲は向こうはちょろっとしか見えないけどこっち側はしっかりと見えてますよ。
太鼓のヒモ、持ち手、太鼓の腹
これらはみんな、つじつまを合わせて下さいよ、良く見て線をゆっくり描いてくださいね。

彩色は
ヒモ→紅
ハラ→上朱もきれいですよ。
鋲→金
紐は真っ直ぐダラ~~ンとしないで、ちょっと振ってみてください。

ハイ!!でんでん でんでん