【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

現代のガン最前線体験レポート⑩~ある時、再入院~

2009-01-02 | わんちゃんのガン最前線体験レポート
2008年の暮の、とある日
友人から私にメールがありました。
「blogに足跡の形跡がありませんが、風邪などひいてないでしょうね」
「ハイ不覚にも風邪をひいてしまいました」
「医者には行きましたか?肺炎にならないように十分注意してくださいね」
「ハイお医者さんには行きました『マスクしてウチで大人しくしてればいいよ、こんな時期やから、マァ女の人はそういうわけにはいかんやろうけども』と、言われました。何でもお見通しなんですね。恐れ入りました。」
「安心しました、おやすみなさい・・・・」

《その翌日のこと》
咳がスッキリと治らないので今日(12/25)が病院の主治医の外来診察も今年最後なんで行ったところ、レントゲンを撮って「ちょっと心配な点が見られる、熱は?血痰は?咳は?」と聞かれました。
「熱は9℃の時がいっぺんだけありました、血痰はありませんでしたが、入院中にあれほど出なかった痰が3回ほど出ました、咳は結構出ました、出だすと5~6回続いて止まらへんのんです」
「気になるからCT撮ってきてもらおう、採血もしてきて・・・・」
「CTで診たところ、この部分に空気が溜まっててここが炎症を起こしてる、一日2回の点滴をしたい、例の抗生物質。こんな時期なんやけど、入院してくれるか?1週間ほど様子を見てみたい、暮れから年明けまではここも休みやし、このまま家に居といてもらうのは心配なんや、9℃の熱がでたというのがちょっとほっとけないのんや」その日の午後に即入院。

退院が延期になったときと同じ症状、あの時は肺に水が溜まった、今度は空気が・・・・
「こんな症状は1年に2例ほどあるか無いかの症状なんやけどなぁ・・・」
「生活の仕方に問題があるのでしょうか?家事はほどほどに無理せず適度な運動も取り入れたりして過ごしてますけど・・・」
「何もせんとじっとしててもなるときはなるもんやさかい、まぁ心配せんといて・・・・」

友人
「気胸ですか?咳以外に痛みは無かったのですか?あれだけの大きな手術をしたのですから、多少はいろいろあるでしょうね。年末はまかないつきの「別荘」でゆっくり・・・と、ですね」
「所謂ひとつの肺炎。胸の痛みはあんまり感じないです『空気が溜まると肺が痩せて酸素ボンベが必要になる』とも言われました。ドキッ!!です」

入院して四日ほど経ってました。友人から、
「咳は少なくなったでしょうか?予定通り退院できそうですか?」

「主治医は『空気の隙間が埋まってるし、もう大丈夫なんやけど、帰したくないのは女の人は今、帰ったら絶対じっとしてへんやろし・・・31日の午前の点滴が終わったら退院にしようか、5日の朝9時に外来に来てもらって、レントゲン撮ろう、うん、そうしよう』と、おっしゃいました」

「とにかく働くな、ということですね『今、帰ったら絶対じっとしてへんやろし』親切なお医者さんですね。お正月も人混みは避けたほうが良さそうですね」
「ハイそうします。出かける予定は立てないようにします」

暮れに入院している1週間の間に、お墓参りとお寺さんへのご挨拶には息子たちが行ってくれました。
それに「リビングとキッチンの照明器具の掃除と窓拭きは完了」とメールがありました。
この時期息子たちは地域の消防団の夜回りで勤めから帰るとそっちの方へ出向きます。
ホンマに私にとっては、まかないつきの別荘暮らしでした。

そんなわけで大晦日のお昼に無事退院しまして、まず黒豆を煮て・・・・
この黒豆のでき具合で翌年の運を占います。
それぐらいリキ入ってます。紅白歌合戦も横目でチラチラ観ながら・・・・・
元旦にバッチリ黒豆、上出来でした。

「お正月はゆっくりとウチでTV三昧といきましょうか・・・・」
「ハイそうしてます」

ゲンノショウコ 2008.10.17 M病院にて