【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

黒豆つながり

2009-01-19 | 折々の花~お庭編~
「黒豆つやつや 土井さん様々」
朝日新聞の「声」欄にリレー形式で載ってました。
というのは、この方はお正月の3日に
黒豆を料理家・故土井勝さんの煮方を参考にして作っておられた人が
この欄に投稿されたのを読まれて、うれしくなり・・・・
と、投稿されたのが今朝の「声」欄に載ってました。

じつは、私もなんです。土井さんのファンでした。

結婚して自分でおせち料理を作るようになって、
最初は年末になると父がウチまで来てくれてました。
棒鱈、なます、きんとん、たたきごぼう、など等
教えてくれました。ありがたかったです。
黒豆には賽の目切りのこんにゃくが入ってました。
甘さ控えめなんですが、ちょっと固くしわがある、というモンでした。

30年ほど前、新聞に土井さんの「失敗しない黒豆の煮方」が載ってて
それ以来、それを参考にして失敗無く作れるようになりました。

去年の元旦に、亡き舅がウチで過ごした時
「おいしい黒豆が出来たなぁ、これやったら、いつでも丹波の黒豆屋さんに嫁にいけるでぇ」
と、言うてくれたのは、嬉しかったですね。

隔世遺伝なのか、息子たちも黒豆が大好きで、今年のお正月にはもう1回黒豆を煮ました。
おつゆをペットボトルに保存して、喉が、いがらっぽい時などにお猪口に一杯ほど飲むと効き目バツグンですよ。

【おまけ】
リクエストがありましてレシピを紹介します

材料
黒豆 300g
砂糖 250g、塩 大さじ半分、しょうゆ50cc、重曹 小さじ半分、
水2リットル
錆びた釘 5~6cm長を15本(鉄玉子があれば便利)

作り方
(1)黒豆のごみを取って洗い、ザルに上げる。
(2)錆びた釘をざっと洗ってガーゼなどにくるんで口をしばる。
(3)大き目の深鍋に分量の水を入れ、沸騰したら重曹、砂糖、塩、しょうゆ、そして釘を入れる。次に火を止めて黒豆を入れる。
(4)そのまま4~5時間放置する。
(5)鍋を強火にかけ、沸騰寸前に火を弱めて丁寧にアクをすくう。
(6)さし水100ccを加えて煮立ちを止める。
もう一度これを繰り返して、濡らした落し蓋をする。
(7)外蓋もして吹きこぼれないようにごく弱火で8時間ほど煮続ける。
(8)豆が膨らみ、煮汁がひたひたよりやや多めになったら火を止める。
(9)煮汁につけたまま(釘もそのまま)一昼夜おいて味を含ませて完成。

やわらかく仕上がり、しわもありません。
錆びた釘の効用で黒豆はより真っ黒に・・・・・

やっぱり、気が、せかせかしている時は失敗してしまいます。
たっぷり、時間をかけてキモチゆったりと・・・が大切です



水仙 2009.1.5 ウチの庭で