【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

嵐山灯篭流し (あらしやまとうろうながし) 2009.8.16

2009-08-19 | デジカメ紀行
京都市 嵐山 渡月橋南側・中ノ島公園にて
毎年、盆の翌日に精霊(しょうりょう)送りの行事として灯篭流しが行われます。
嵐山渡月橋東詰から約7000~8000もの灯籠が流されます。

嵐山灯篭流しは、当初戦没者の霊を慰めるため、お寺も在家も一つとなって灯籠による供養を始めたことに由来します。
お盆には、私達のご先祖であるお精霊さま(おしょらいさま)をお迎えして供養のまことをつくし、お盆が終わったら極楽浄土へお送り致します。
京都では、お送りの行事として五山の送り火がありますが、この灯篭流しもお送りの行事の一つです。
つまりお精霊さまにこの灯籠に乗っていただき浄土へお送りするのです。


お盆のお墓参りのときにお寺に寄りまして、灯籠を一基、お願いしました。
いったんウチに持ち帰り、当日(16日)持参しようかな、と思いましたが、何かの都合で行けなくなったら・・・と思い、お寺に預けました。

16日は朝からカンカン照り、灯篭流しは夜ですが、そこに行くまでが暑い!!
ウチの中から外を見ると、一歩も出る気がしません。
「う~~ん どうしようかなぁ・・・行こかなぁ、やめとこかなぁ」

嵐山の渡月橋に着くともう大変な人だかりです。
渡月橋が人であふれてます。車は通行禁止。
渡月橋を渡って中の島に・・・・
夜店の屋台が続いていて良いにおい、
浴衣姿のお嬢ちゃんがリンゴ飴でお口の周りが真っ赤っか

川べりには人が溢れてて、さてどこから見ようかな・・・・


「30年間の願いがやっとかないました、息子です、3歳のときに亡くなったんです、ここへはずっと来たいと思ってました、やっと来れました。東京からです」


「うわぁ、きれいやなぁ・・・一番明るいノンがお父ちゃんのやでぇ、うちらにようわかるように、明るうして流れてきてや、て、お願いしといてん」


「今夜は風がきつそうやね、せからしゅう流されて行ってはるわぁ」


「こっからは、名前がよう見えへんなぁ、もう流されていかはったんやろか?」

桟橋から川にそろり~と下ろして、流れて拾い上げる桟橋まで約100㍍くらいでしょうか、ユラリユラリと波に乗って流れていきます。


16日は五山の送り火の日でもあります。

つづく

【おまけ】

ご住職様

昨晩、嵐山灯篭流しに行ってまいりました
日曜日のせいか、渡月橋にも今までより人が多かったように思いました

ご住職様のお姿が見えませんでしたが、
体調でもお悪くされたのでしょうか?

この暑さ お見舞い申し上げます。

Re:ご住職
お暑いところ、嵐山灯篭流しにおいで頂き有り難う御座います。

私はこの日、川施餓鬼法要に出演?していました。
皆さんが焼香しておられる、あの祭壇のところで法要があったのです。
この法要は午後7:30から20分程度の比較的短い法要ですから、お気づきにならなかったかもしれません。

この法要の担当は、3グループあり、いずれも地元の大きな寺です。
 今年は浄土宗釈迦堂グループが担当しました。だから私も出演したのです。
 来年は臨済宗天竜寺グループの担当です。
 その次の年は真言宗大覚寺グループです。
つまり3年に1回法要の当番が回ってくるのです。

そして法要をしない年は経木書きをしています。
         2009.8.18