【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

五山の送り火

2009-08-22 | デジカメ紀行
嵐山灯篭流しの場所から如意ケ嶽の大文字が遠くに小さく見えるのです。
大文字の点火は午後8時、妙法、舟形、左大文字と続いて最後に鳥居形に点火されるのは8時20分

鳥居形の送り火
嵐山灯篭流しの渡月橋の反対側から鳥居形の送り火の様子がよく見えます



「きれいやわぁ、これは生で見るんにかぎるよねぇ・・・」
「あの木の枝がちょいじゃまやなぁ、惜しいなぁ、来年までに切ってもらわんと、もっと伸びよるで、鳥居の足が片っぽ枝で消えてしまうがな」

川風が幾分か暑さをやわらげてくれました。
嵐山灯篭流しも鳥居形の送り火も、
見に来てよかった・・・と思いつつ、JR嵯峨嵐山駅に急ぎました



【おまけ】


≪大文字・・・・・東山如意ケ嶽(大文字山)≫
午後8時点火
先祖の霊や生存する人の無病息災等が記された護摩木(割木)が送り火の点火資材として当日山上へ運ばれる。
当夜7時から山上の弘法大師堂でお灯明がともされ、般若心経があげられる。その後、このお灯明を親火に移し、合図により一斉に送り火が点火される。
火床は全部で75、薪数600束、松葉100束、麦ワラ100束。
よく見えるところ:賀茂川(鴨川)堤防

≪妙法・・・・・妙:松ヶ崎西山(万灯籠山)
        法:松ケ崎東山(黒天山)≫
午後8時10分点火
点火の際、「妙」の山で読経が行われる。
また送り火終了後の午後9時頃から約1時間涌泉寺で「題目踊り」「さし踊り」が行われる。
なお今日では、火床は鉄製のものを使用している。
妙の火床103、法の火床63、薪数400束、松葉170束。
よく見えるところ:「妙」北山通(ノートルダム女学院附近)
           「法」高野川堤防(高野橋北)


≪船形・・・・・西賀茂船山≫
午後8時15分点火
当日朝早くから割木が山上へ運ばれ点火の準備が行われる。
山麓の西方寺で鳴らす鐘を合図に、山上の送り火が点火される。
送り火終了後、西方寺で、六斎念仏が行われる。
火床は79、薪数400束、松葉130束。
よく見えるところ:北山通(北山大橋から北西)


≪左大文字・・・・・金閣寺大北山≫
午後8時15分点火
当日午後7時頃法音寺(衣笠街道町)の親火台で護摩木が焚かれ、点火法要が行われる。
その火で新火松明(1基)、手松明(約40本)の順に点火される。
同時刻に街道筋の25ヵ所の門火が一斉にともされ、火は山上へ運ばれ、山上の送り火が点火される。
火床53、薪数350束。
よく見えるところ:西大路通(西院~金閣寺)

≪鳥居形・・・・・嵯峨鳥居本曼荼羅山≫
午後8時20分点火
当日午前8時頃山麓から松明が山上へ運ばれ、午後4時頃から点火準備にとりかかる。
当山の松明は、松の根の部分(じん)を束にしたものを縦に組んで鉄製 火床の上に立てる。
火床は108、薪数108束。
よく見えるところ:松尾橋・渡月橋・広沢の池など


東山如意ケ嶽(大文字山)に私は姪っ子のE子ちゃんと2002.5.5に登山してます
思ったよりハードだったと、日記には書いてありました。
たしか、左大文字が遠くのほうに見えた記憶があります。