【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

酔芙蓉

2009-09-15 | 折々の花~お庭編~
酔芙蓉の苗をいただいたblog友に
「こんなにきれいに咲いたよ」ってメールしました。

スイフヨウ(酔芙蓉)アオイ科


お返事メールがきました。
「ご無沙汰しております、嬉しいお便り頂きよかった、
大切に育てて下さったのですね、地植えしますと、大きく育ちますよ、
終わりましたらかなり短く切ります。

今日は紅色が濃くなりましたでしょう、愛しいお花です。

主人が挿し木してくれました、その人は5月に他界しました。
やっと、お伝え出来ました。
嘘みたいです、まだ側に居てくれてるみたいです。
『おい』って聞こえて、とんでいったら、誰もいなくて笑ってしまいます。
不思議に涙は出てこないです。
毎日、淡々と過ごしています。」

Jazzが流れる、おいしいコーヒーの店”カフェ・あしはら”こちら
優しい笑顔のマスターにはもう逢えないのですね。

酔芙蓉にはもう一つ・・・・・
この酔芙蓉が登場する小説「風の盆恋歌」高橋 治
「死んでもいい、不倫という名の本当の愛を知った今は・・・・」
こういう路線のモンは苦手なんですが、どういうわけかイッキ読みしたのは15~6年も前のこと

ウチの庭にその酔芙蓉が咲き始めて、
よっしゃ、もう一度、小説「風の盆恋歌」を読んでみようと・・・・・
な・なんと、文字の小さいこと、前にこんな小さい文字を読んでいたのか?
躊躇なく本棚に戻しました

この小説を読もうと思った、きっかけは「おわら風の盆」
いっぺんその「おわら風の盆のおわら踊り」を見に行きた~い・・・と思った時期がありました。
9月1日~3日(おわら風の盆)この時期というのはなかなか難しいです、未だに行けずじまいです。
そんな話をしていたら、OL時代の職場の先輩が、この小説の文庫本を送ってくれはったんです。
それが15~6年前のこと。

先輩はこの小説を読んで「おわら踊り」を観に行かはったそうです。
いや、「おわら踊り」を観に行かはってから読まはったんやったかな?
その頃はこの「おわら踊り」はとても静かに観覧できたそうです。
今はちょっと騒々しいみたいですね、おわら踊り自体は静かで良いのですが、団体のバスツアーが繰り出したりしてるでしょ・・・・

毎年、今頃になると「おわら風の盆」が話題になります、私の中でだけ・・・

風の盆 

【作詞・作曲】なかにし礼  唄:菅原 洋一

1.哀しい時は 目を閉じて
  八尾の秋を思い出す
  日が暮れた 坂道を
  踊るまぼろし 影法師
  おわら恋しい 風の盆

2.あんな哀しい 夜祭りが
  世界のどこにあるだろう
  足音を忍ばせて
  闇に染み入る 夜鳴き歌
  君に見せたい 風の盆

3.哀しい人は みんな来い
  八尾の町に 泣きに来い
  夜流しを追いかけて
  下駄の鼻緒も切れるだろう
  夢かうつつか 風の盆

【おまけ】

ウチの庭の酔芙蓉


9月7日 am.7:03(この日はずっと蕾のままでした)


9月8日 am. 6:34


9月8日 pm. 3:37



9月8日 pm. 6:04

最初、咲き始めは白くて時間がたつにつれてピンクになる酔芙蓉。
お酒を飲んで酔っぱらって顔が赤くなるのにたとえられています。