【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

岩湧山②

2009-09-21 | 折々の花~岩湧山~
初めて登った岩湧山もただの山じゃございませんでした。
私が今まで見たことのないような可愛いお花が咲いていたし、花に集まる虫たちにも出合えました。

クサアジサイ(草紫陽花)ユキノシタ科



登山道のそば、ところどころに小さなアジサイの花が咲いていました。
庭に咲く豪華なアジサイとは少し趣が違ってました
梅雨に咲くアジサイと違って、ずっと花の時期が遅れて山道でひっそりと咲いていました。
お花の優しい色、かわいい姿
クサアジサイと教えていただきました。
こんなに可愛いお花にクサ(草)がつくのはふさわしくないなと思いました。

ツリフネソウ(釣船草) ツリフネソウ科


トラマルハナバチ・・・・・が、居た

私的にはこのお花に、ある思いがこめられています。

ツルニンジン(蔓人参) キキョウ科



最初、うん?変わったお花やなぁ って思ったんですが
「花はまだ咲いてませんね、ツルニンジンのツボミですよ」
と、教えていただきまして、お花を見たことがあるかも?
って、写真を繰ってみたら六甲高山植物園で撮ったのがありました。


2008.10.4

ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草) ユリ科



撮ってる時は感じなかったんですけど、取り込んだPCの画像を見てなんと複雑怪奇なお花やないですか・・・と思ったモンでした。
ホトトギスの仲間のお花はどんなんがあるのかな?
私が撮ってる範囲内のでは、

ホトトギス


キバナホトトギス


キイジョウロウホトトギス

すべて2008.10.4六甲高山植物園にて撮影

これらの3種以外にホトトギスの仲間はまだまだ17~8種もあるんですって、
なかでも、ビックリなんはタマガワホトトギス(玉川杜鵑草)
京都府井手町の玉川(ウチから自転車で15分)で見つかったためこの名が付けられた・・・とありました、
知らなかったわ~~(この世の中、知らないことだらけ)


ミヤマタニソバ(深山谷蕎麦)タデ科 



カワイイ白いちっちゃなお花、葉っぱが変わってるなぁ・・・と思いました

コアジサイ(小紫陽花) ユキノシタ科



アジサイ の仲間には、装飾化と呼ばれるガクがありますが、これはガクのない花を咲かせ、こじんまりとしているためコアジサイ(小紫陽花)と呼ばれています、そうです。
今の時期に咲いてるなんてまるで、狂い咲き?
いえいえ、何をおっしゃいます、ちょっとおっとりしてるのね、
「返り咲き」・・・・・
可愛いコアジサイ、ブルーな色がこんなにきれい・・・・・

ホドイモ(塊芋)マメ科



『ホド』とは『塊』で、地下に塊根があって、焼いて食べれるようです。
「えっ!?食べれる?」と興味津津。
噂によるとあんまり美味しくないそうです。
それよりも北米原産のアメリカホドイモを、ホドイモの仲間の属名のアピオスという名で売られていて、栄養豊かなようですよ・・・・
と確実な情報を頂きました。

コオニユリ(小鬼百合) ユリ科


別名:スゲユリ(萓百合)

お尋ねします
夏の童仙房で見たオニユリには、ムカゴがいっぱいついてましたが
岩湧山のコオニユリは全然ついてませんのですけども・・・
それから、花の横にビュンと伸びてるのは実ですか?

Re:そよかぜ
コオニユリとオニユリは別の植物です。
オニユリにはムカゴがつきますが、コオニユリにはむかごがつきません。
そして、コオニユリは種子ができますが、オニユリには種子ができません。
コオニユリの「花の横にビュンと伸びている」のは実になりかけている子房です。

ハバヤマボクチ(葉場山火口)キク科.



「なんと、背の高い花やこと・・・・」
背比べをして、私、負けました、
見上げて撮りながら「秋の青空と、よう似おてるわ」と思いました
残念ながらお花にはちょっと早くてこれは蕾やそうです。
お花はどんなんやろか?気になる方は

10月の岩湧山①

バッチリ出合ってました。


つづく(次回は花に集う虫たちを紹介します)