【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

10月の岩湧山①

2009-10-24 | 折々の花~岩湧山~
ハバヤマボクチがそろそろ咲いているかな???
そんな期待を持って、岩湧山に登ってきました。
9月に登った時はまだ咲いてませんでした。

その時は岩湧寺のシュウカイドウがそれはそれは見事でした
シュウカイドウは見ごろを過ぎてるかも??で、
岩湧寺の参道を避けてお寺の屋根を横目に見ながら、登山道を歩いて登りました。
やっぱりね、息があがって(はぁ~は、はぁ~は)しまって、
ここから引返したいなぁ・・・・シンドイ・・・・
足は上がるんですが、胸が裂けそう・・・視線を上にやるとまだまだ上りは続いてそう・・・

ふと、ちっちゃなお花が目に飛び込んでくる(まさにそんなカンジ)
写真、写真・・・・・
これがね、程よい休憩になるんですよね、ありがたい・・・・

アケボノシュスラン (曙繻子蘭) ラン科

谷水がチョロチョロと流れてるそばの薄暗い岩蔭にアケボノシュスランが楚々とした姿を見せてくれてました。
草丈; 5~10 cm程度
和名の由来: 花の色を朝の空に例え、葉を織物の繻子(シュス、サテン)に見立てた。

センブリ(千振)リンドウ科


可愛い立ち姿も・・・・

途中でセンブリも味わいました、苦いとは聞いてましたが、ニ・ガ・イ
「胃薬になるんやもんね」と、わかっちゃいるけど、苦い。
(お花はちっちゃくて、すっごく可愛いのに)
思わず持参の飴をお口に・・・・


そしてね、アケボノソウが自生してるところを通りました。

アケボノソウ(曙草) リンドウ科


ちっちゃなお花にアリンコがたかってるんです(緑色の点々は蜜腺です)


このお花をもっと詳しく・・・・・
アケボノソウの花粉媒介をする昆虫
アケボノソウの花の変化

はぁはぁ言いながら山道歩いて、時々可愛いお花の写真を撮ったり・・・・
そんなこと繰り返しながら、頂上へ、
私的にはたどり着いた、ってカンジでした。

爽快な青空、ススキが風と戯れている・・・・
ハバヤマボクチも咲いてる、咲いてる・・・・
青空をバックに背の高いハバヤマボクチが花を咲かせてる姿を撮りましょう・・・
いっぱい撮りましたよ

見晴らしのいい、岩湧山のてっぺんでお弁当
コンビニ風おにぎりを、です。
鮭、めんたい、ツナマヨ等々
真ん中をす~~っとはがして、両方から引っ張ると海苔巻きおにぎりがパカッと出てくるアレ・・・・
山のてっぺんでいただくおにぎりは格別美味しい・・・・

さぁ~下りです
その日登ったのは9月に登った時に比べて、咲いてるお花が少なかったので、予定より早くこなせたようなんです。
下りは登った道を引返すんじゃなくって、別のルートを・・・・・

つづく、


【おまけ】
意気込んで撮ったハバヤマボクチの悪い例

カメラのモニターを見ると、空は真っ白になってるし、ボクチくんも真っ白で何が写ってるの?みたいなモンばかり、
コレではアキマセンがな・・・・どうしよう・・・困ったぁ・・・・

ここでワンポイントアドバイス「フラッシュを使いましょう」



ボクチくんがきれいに納まりました。
フラッシュとは?暗い時だけじゃなくって、明るい時にも使用すべき・・・なんですねぇ・・・

ハバヤマボクチ(葉場山火口) キク科

高原状のところやススキ草原に見られる多年草で、高さ1~2mになる。
和名は草刈場(葉場)に生育する火口アザミの意味とのこと。