【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

Spring Ephemeral :春の妖精

2011-03-11 | 折々の花~植物園~
「早春のお花たち(Spring Ephemeral:春の妖精)に会いに行こう」と京都府立植物園に行ってまいりました。

早春に開花した後、2~3ヶ月の短期間で一年の生活サイクルを終える植物を総称してSpring Ephemeral:春の妖精 と呼ぶ。
これらの種は、高さ10センチほどの小型なものがほとんどで、地下に塊茎などの貯蔵器官をもつ多年生草本が多い。
また、種子から芽生えて開花するまでには、数年間を要する種も少なくない。
これらは、まだ気温の低い時期に発芽、展葉して光合成を開始し、他種が生長してくる前に地上部を消滅させてしまいます。
と、教えていただきました


オウレン(黄連) キンポウゲ科




生薬に「黄連」があります。
江戸時代に、さかのぼりますと、
学者:香川修庵は「黄連」の薬効について
一本堂薬選(1729年)の中で
流行性疾患による熱病、熱を伴う下痢、下痢のための食欲不振、流行性結膜炎、ただれ目、中風、小児うつ熱などをあげている。

バイカオウレン (梅花黄蓮) キンポウゲ科




自生地は深山の渓谷沿いや針葉樹の下など比較的湿潤な場所ということやそうです。
草丈10cmほど、花径は2㎝未満、白く花弁に見えるのはガクで花片は黄色の部分です。
花言葉は「情熱」。
こんなに可愛らしく小さな花が情熱を秘めている・・・・・

オオミスミソウ(雪割草)キンポウゲ





地面すれすれに咲いていますね。オオミスミソウ。
雪割草とも呼ぶそうです。ミスミソウも雪割草と呼びます、と言うことを教えていただきました。
何でもミスミソウよりは、葉っぱが一回り以上大きいそうです。

ミスミソウ(三角草:雪割草)キンポウゲ科





ガクのように見えるのは葉であり、花弁のように見えるのがガク、と教えていただきました。
う~~ん・・・・・
それに、オオミスミソウとの見分け方
ミスミソウと比べて葉の大きな種類をオオミスミソウと教えていただいたのですが、
う~~んガクのように見えるのは葉であり・・・・・
葉っぱの大きさを比べるには??
撮った写真を見る限りでは・・・ナゾ?

フクジュソウ(福寿草) キンポウゲ科





春を告げる花の代表である。
そのため元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持つ。
福寿草という和名もまた新春を祝う意味がある。
江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物で、緋色や緑色の花をつける品種もある。
フクジュソウは花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している。
その為、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)する。
夏になると地上部が枯れる。
つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルである。
Wikipediaより引用


セツブンソウ (節分草) キンポウゲ科







セツブンソウはその名のとおり節分の頃に咲く事から付けられた名で、野草の中でも最も早く花開く植物の一つです。
立春の頃にはもう咲いていたんですね、今でも地面すれすれ(草丈5㎝ほど)に咲いてる姿は、とてもけなげに見えました。
そして、4月ぐらいには地上部が枯れてしまうそうですから、なおさら愛おしく思いました。