【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

絵手紙~2011年3月:独活・苺・チューリップ~

2011-03-23 | 絵手紙

【山独活(ヤマウド)】

↑横56.5㎝ 縦20㎝


↑ハガキ
「もやし独活」   幸田露伴

草の芽や 木の芽の
はるも 足らぬのに、
人の心の なさけより
萌えて出たる もやし独活(うど)
やさしいすがた なまめいて、
ほんのり染めた くれなゐの
中は真白に いさぎよく
展(の)べたる 玉に露潤み、
束ねし雪に 香の潜む、
好いたらしさの 美しさ。
其のかはゆさに 堪兼(たえかね)て、
そと吻(くち)つくる 酒の酔。
サアサ どうした味がした。
言ふに言ふれぬ 味がした。

↑道草さんからいただきました。


すごく良い山ウドが手に入ったので、きれいに色づけして描いて下さい。

山ウドの全体は巻紙に、穂先の方はハガキに描いていただきます。

茶色い竹の子みたい(根っこ)なところもええかげんなんでいいんですよ。
特にホニャホニャとこんなカンジで葉っぱが巻いてるんですよ、そんなカンジを出すとホニャホニャと描いても良いカンジに・・・
クネクネと葉っぱが出てますね、後やら前やら裏返ってこっち向いてるンも・・・
中の芯の周りを囲むようにニョキニョキと出てますね、竹の子のようにね。
毛が生えてるんですモジャモジャと・・・
全部描くとお父さんの足のようになるんで、出てきてるところが、いっぱい毛があるんですが、全部描くと汚くなるので、チョッ、チョッ、チョッ、チョッとええかげんで良いです。
スジもありますよ~~

彩色にいきます
基本は黄土か薄い黄色、
ミドリの部分はキレイなミドリ(若葉)
薄いミドリは花白緑(はなびゃくろく)→淡緑+若葉
根っこのところは黄土+岱赭(ちゃいろ)
毛の生えてるカンジは、黄土で点々々

臙脂の点々はしっかり濃いめに・・・
葉っぱのところはべた~~と塗りこまないですよ、塗り残しをたっぷり、水を控えめに濃く、水をたっぷりすると、ボワ~~として、線が目立たなくなりますので・・・



【苺】



↑封筒の展開図


↑あて名書きの面

↑差出人の住所を書く面

封筒に苺を描いていただきます。

見本にハガキに描いてみますので見ててください。
どんな向きに描いてもらっても良いですよ。
面白いなと思う向きを選んでもらって・・・
葉っぱ(ガク)からいきます、葉っぱ(ガク)もいろんな向きに向いてますからね、葉っぱ(ガク)がしっかり描けたら苺は大成功なんですよ。
何故、葉っぱ(ガク)の反りをいっぱい描くかと言うと、裏や表に色の濃淡をつけたいので、その方が面白いから・・・
この苺、ちょっとボコボコしてますね、“アスカルビー”とか“あまおう”とかはツルッとしててきれいですよね、描くのには面白くないのでデコボコしてるのを探しました。

ハイ皆さんには封筒とハガキとに描いていただきましょう
ハガキには苺を一つド~ンと大きく
封筒には2個から3個描いてください


【チューリップ】






ハガキ二枚に描きましょう。
チューリップって花びらがこう重なってるんですよね、先がへっこんでるんですよね、ちょっとね、しわが入ってますね、首がね長いんですが、適当に短くして葉っぱを入れてください。
こういう時、たてながクンで一枚に描いてもいいのですが、ハガキ2枚に描いてみましょう。
(たてながクンは120円じゃないですか、こっちは100円ですよね・・・)
葉っぱの方は茎に巻き込むようについていってますよね、
茎は見せなくても良いですよ。
葉っぱの色ですが、お花がピンクの時はきれいな緑を選びます、若葉とか花白緑(はなびゃくろく)→淡緑+若葉
お花は決して濃くしないで、紅梅を水たっぷりで、薄~くですよ・・・

さて2枚のうちのどっちから先にポストインしましょうかねぇ・・・
①を先にポストインして翌日②というのがありますよね。

②を先にポストインして「コレは?何やろか?」で翌日①をポストイン・・・がどうかな?の、わんちゃんです。