【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

秋祭り

2012-11-04 | デジカメ紀行
「わんちゃん、宮さんの方へ酒一本持ってきてもらえるかなぁ、いっぱい入らんことには意気が上がらんらしいんやわ、早う頼んますわ」
「ハイ、ハ~イ」

午後、お宮さん(春日神社)から子どもみこしが出発します。
大人たちは付き添いです、けど、お祭りなんやし、いっぱいひっかけてからやね・・・

お宮さんでは、何となく熱気が感じられました。

「ハ~イ出発しまぁす」と言いながら先頭の方が拍子木を打ちます
ゾ~ロゾ~ロと・・・子どもみこしの出発です。


途中2ケ所で休憩です、わんちゃんたちが先回りしてお茶、カルピス、各種ジュース類等々用意して待ちます。
「カルピスちょうだい」「オレンジジュースが良い」「ボクはスポーツドリンク!!」リクエストに応えます、神輿が行くと次の休憩所に先回りです。

う~~ん、もう何年前になるかなぁ?長男が小学6年の時、子ども秋祭りが復活したんですよ・・・
子供会のお母さんたちが地元の婦人部の方たちに教えていただきながら、おでんづくり、餅つき、等々懐かしい思い出です。
毎年、こども秋祭りはありますが子供たちが成長すると、秋祭りも知らん間に通り過ぎてました。去年から自治会のお役をいただいて再び秋祭りに参加です。

当日の朝、わんちゃんたちは10人で180人分のおでんづくりです。
牛すじ串、卵、コンニャク、厚揚げ、ちくわ、ごぼう天、3色串天、大根と8品目も。
(大根ですけど、朝一番に太~いのが皮をむいて30本ド~ンと置いてありました)
黒豆枝豆も湯がきます、サヤの端を切って塩揉みして、茹で加減を時々チェック。
どんだけ~?そこそこ大きな鍋で3回も茹でましたよ「塩加減バッチリ!」とOKがでました。
「お天気の良いのが何よりやねぇ」「そうやね」とか言いながら、手元の包丁はシャカシャカ動いてます
:ちなみに文化の日である3日は『晴れの特異日』
卵も90個ずつ大なべで、茹で卵作りです。
180人分と言えど、10人でかかりますから、おでんの仕込みは1時間足らずでOKでした。
9時になると朝市の始まりです、コレはみんなの関心事、お花の苗(ビオラ、パンジー)が市価よりお得値、野菜は黒豆枝豆、アカイモ、コイモ、大根、ネギ、白菜、ゆず等々他にも地元の畑でとれとれの新鮮お野菜たち、あっ!そうそうお米もね、市価の約半値。
(どぉ~れも地元農家の方たちがお祭りの日に合わせて栽培されたと聞きました)
わんちゃんはコイモ大好き、炊き合わせにするとネチッとして美味しいんですよ。
ビオラの苗とコイモと・・・

集会所の大広間では大なべ二つにおでんが満載。
「お宮さんに神輿が帰ってきたよ、そろそろみんなそっちに向かうからね、ヨロシクお願いしますよ」「ハ~イ」

どっと、大鍋の周りに子どもたちが集まったら危ないンで、先にお椀に盛り付けてテーブルごとに配って回ることに。
「お替りありますよ~」
「じゃぁ卵と牛すじと・・・」「私は大根!ダイスキ」「こんにゃく!味がしみてて美味しいわ」皆さんに美味しい美味しいって言ってもらえました。
たくさん作るから美味しさが増すんですよね。



【おまけ】
   

  

  

  

今日ね、ゴミを取りに行ったら、だぁ~れも居ない集会所の中はおでんの匂いが充満してました。

「祭りのあくる日」   金子みすゞ
きのふ、御輿の賑ひに
つい浮かされて残つたが

昨夜(ゆうべ)は遠いお囃子に
芝居の夢をみてゐたが

覚めて母さん呼んだとき
みんなに、みんなで笑われて

そつと出てみた裏山の
おいてけぼりのお月さま

↑ 道草さんからです。