【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

植物観察会:金剛山 2015.6.04 PARTⅡ

2015-06-15 | 折々の花~金剛山~
「6月の金剛山はオオバアサガラが本命です。」
そうなんですよね ⇒こちら

本番を0月0日、予備日を0月0日にしましょう。この時季、目玉はオオバアサガラとクリンソウの群落ですかね。ロープを引っ張って登るコースを考えていますので、軍手を用意しておいてください。

また、オオバアサガラに会えるんだ!っと金剛山に行ってきました。
「オオバアサガラですけどねぇ、さっきの木も他の木も咲いた形跡がないですね、つぼみも見当たらないし、今年は咲かない年なのかなぁ・・・」っと案内してくださった方のつぶやき・・・
「わぁ~ それはザンネンなことで・・・」

わんちゃん的にチョー難易度★★★★★のコースを登りきり、ふと谷あいを見て「え~っ!!」っと感嘆の声

クリンソウ(九輪草、学名Primula japonica)サクラソウ科
春になると株の中心から花茎を伸ばし、花茎をぐるりと囲むように同じ高さの場所にサクラソウのような花を数輪咲かせ、それが階層状になります。 草丈は大きなものでは90cmほどになり、サクラソウの中ではもっとも大型の部類になります。 花色は濃い紅紫色です。漢字では九輪草と書きます。これが花の咲き方がお寺の屋根の先端に付いている「九輪(くりん)」に似ているところから来ています。
種小名のジャポニカ(japonica)は「日本産の」の意味です。


金剛山から下りてきて「うわ~~」っとヤマボウシ

ヤマボウシ(山法師、山帽子)ミズキ科


白い花弁のように見える苞を頭巾をかぶった法師に、つぼみを坊主頭に見立てて山法師を連想した名前。高さが10m程になる落葉高木。横枝を水平に広げ、木全体が白く見えるほど多数の花を咲かせる。中心の小さなまん丸の固まりが花です。



この日、頂上から下りるとき「千早城跡に寄ってみませんか?」っと、


千早城は南北朝時代、楠木正成(くすのき まさしげ)によって築かれ、天然の要塞とも言える金剛山の支脈にあって、非常に強固な山城でした。
このことは城跡まで登ると、難攻不落の要塞であった事、周囲を覗いてみると、絶壁になってて敵が攻めにくい、っと、ナルホドです。
楠木正成の戦法とはわずかな手勢で大軍(鎌倉幕府)を相手に奇策を用いた攻防戦、例えば
①城から、矢や石つぶて、大木の丸太や糞尿も用いて、攻め上がる敵兵を退けた。
★千早城跡の周囲が絶壁になってますからね。
②わら人形に甲冑を着せて兵に見せかけ、夜明けに鬨の声(ときのこえ)をあげて敵を呼び寄せておいて本物の兵は城内へ引き、敵兵がわら人形の兵に殺到したところを見計らって大量の大石を投げ落とした。
★その時のモデルのわら人形がコレです。

③幕府軍が向かいの山から100尺(300m)の橋を掛けて攻め入ろうとしたときには、水鉄砲に油を詰めて橋に注ぎ掛け、火をかけて敵兵もろとも橋を落とした。谷底に敵兵の屍が積み重なった。
★このことは、にわかに信じがたいわんちゃんですけど・・・

この戦いは、西暦1332年(元弘二年、正慶元年)にあった戦い。
ま、そんなことで、楠木正成がわずかな手勢で鎌倉幕府の大軍を相手に籠城戦を戦い抜き、落城することなく持ちこたえた。建物等は残っておらず、 本丸跡には千早神社があります。

千早城跡






千早城は、日本100名城(55番)に選ばれています。
日本100名城は、財団法人日本城郭協会により、2006年4月6日(城の日)に認定されました。
なお、2007年6月より、「日本100名城スタンプラリー」が開始されています。
スタンプラリーのスタンプは、金剛山麓「 まつまさ」 に設置しています。

今回はロープを引っ張って登るコースに挑戦、一人づつロープに身を任せながら・・・
「肝心なのは綱に頼って体を後ろに倒して登れば楽、足だけで登ろうとすると、滑らないようにと足に余分な力が入ります。」っと、教えていただいたのに・・・
翌日から2~3日ふくらはぎの筋肉痛に悩まされました。

金剛山のお花たち 2015.6.04 


ヤワゲフウロ(柔毛風露)フウロソウ科

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