【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

寅年に信貴山初詣 2022-1-14 

2022-01-19 | デジカメ日記
信貴山朝護孫子寺寅のお寺こちら
今から約1,400年前のこと。排仏派の物部氏との戦いをしていた聖徳太子は、この山で戦勝祈願をしました。すると、天空の遥かかなたから毘沙門天王が現れて、「必勝の秘法」を授けたといいます。それが、「寅の年、寅の日、寅の刻」(トラ・トラ・トラ?)でした。
聖徳太子は、毘沙門天が授けてくれた秘法のおかげで戦いに見事勝利し、この山を「信ずべき、貴ぶべき山、信貴山」と名づけ、毘沙門天王を祀る寺を建立しました。その後、聖徳太子による信貴山創建の伝承から「寅の縁日(年、月、日、刻)」に信貴山の毘沙門さんにお参りをするとご利益があると信じられ、今日に至っていす
毘沙門天王は勝負運や金運に強いだけでなく、家族を大事にし、地域や社会に貢献する人の“あらゆる願い”を叶えてくれるといいます。たとえば、境内には一願成就の「空鉢護法堂(くうはつごほうどう)」、無病息災・病気全快の「剱鎧護法堂(けんがいごほうどう)」、学業成就の「虚空蔵堂(こくぞうどう)」、火難水難除けの「三宝堂(さんぽうどう)」など、さまざまな願いを叶えてくれるお堂が点在。
「朝護孫子寺は“ご利益の総合デパート”」。



全長6メートルの世界一大きいトラの人形です。その名も「世界一福寅」。すごい迫力があるのですが、どこか愛きょうのあるその姿。日曜・祝日の9時から17時のあいだは、ずーっと首が電動でぐるんぐるん動いているそうです。

すぐそばに可愛い子トラたち。

本堂

「毘沙門天王」の名前の横には、ムカデの装飾が。ムカデは毘沙門天王のお使いだとか



戒壇巡り


ご本堂の地下は暗闇の回廊となっていて、そこを進み、錠前を探しあてると、願い事が叶うとの言い伝えがあります。これを「戒壇めぐり(かいだんめぐり)」といいます。
本堂の地下へと続く階段を下りると、目の前に手をかざしても見えないほど真っ暗。時節柄結構な人たちが、静かな暗闇の中を壁に右手をあてながら進んで行きます、所々に足元の隅の方に小さな灯りがあります、そこを右回りに3回ほど進むと明るくなって地上に出る仕組み・・・途中、確かに大きな錠前がありましたわ。

三寅の胎内くぐり

父寅と母寅がお尻をつき合わせた形になっていて、
背中には小さな子寅が乗っています。(マイ大阪ガス:炎の探偵社より)
中を通り抜けると「三寅の福」が得られるそうです。

パクリと開けた大きな口が入口です。
開山堂






信貴山創建の聖徳太子、真言宗宗祖 弘法大師、当山中興の命蓮上人・歓算上人をはじめ、堂内の須弥壇には四国八十八ヶ所のご本尊をお祀りしています。立体曼荼羅は見事でした



四国八十八カ所の各寺院のお砂が堂内に敷かれており、信貴山にいながら四国八十八ヶ所お砂踏みめぐりが出来ます。

千手院



玉蔵院

信貴山大本山 玉蔵院 こちら




信貴山の宿坊として親しまれている塔頭「玉蔵院」。浴油堂(護摩祈祷)、玉蔵院融通堂、三重塔阿閦如来、日本一大地蔵等が祀られています(子供の守り神とされる、日本一大地蔵尊でした。14.54メートルもある、とても大きなお地蔵様です。)
その他、約250人までの宿泊ができる玉蔵院富貴閣や、茶室古厘庵があります。

それから、信貴山朝護孫子寺の境内を階段で登ったり下りたり、坂道を上ったり下りたり・・・






干支の因む初詣
2019年 亥年=護王神社こちら
2020年 子年=大豊神社こちら