【わんちゃんの独り言】

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ブロッコリー

2024-01-25 | 絵手紙

ブロッコリーが「指定野菜」に昇格へ ジャガイモ以来、約半世紀ぶり
ブロッコリーが国民生活に欠かせない野菜「指定野菜」に追加されることになった。農林水産省が2026年度から適用する。新たな指定は1974年のジャガイモ以来、約半世紀ぶり。安定供給のため、価格が下落した場合、国が生産者を支援する。
 農水省は、特に消費量の多い野菜を指定野菜と定めている。66年度にできた制度で、キャベツ、キュウリ、ダイコン、トマト、ナスなど14品目が対象となっている。品目ごとに一定規模の産地を「指定産地」とし、価格が大きく下落した場合、国が農家に補給金を出して生産量を確保する。
 農水省によると、人口減少などの影響で、他の野菜の生産量は過去10年間、横ばいか減少しているのに対し、ブロッコリーは増えている。22年の出荷量は15万7100トンで、12年の12万2500トンから3割増。89年の7万7千トンからは倍増している。北海道、埼玉、愛知、徳島、香川、長崎などが主な産地だ。
 ブロッコリーは現在、指定野菜に準じる「特定野菜」(35品目)。農水省の担当者は「他の指定野菜に比べ、生産量も遜色がない」として「昇格」を決めた。政令などを改正し、26年度から対象とする。
 坂本哲志農水相は23日の閣議後会見で、指定野菜について「国民の消費生活で重要な野菜という指標」と説明し、「ブロッコリーの需要が増えている。国民への安定供給に向け、計画的な生産と供給を確実に行いたい。(追加指定は)妥当なことだ」と語った。
指定野菜14品目
 指定野菜14品目は、キャベツ、キュウリ、サトイモ、ダイコン、タマネギ、トマト、ナス、ニンジン、ネギ、ハクサイ、ジャガイモ、ピーマン、ホウレンソウ、レタス。(加藤裕則)
2024年1月24日朝日新聞朝刊6面 経済・総合