落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

宮城県で5度目の災害ボランティアに参加して来ました

2011年10月25日 | 復興支援レポート
10月21日(金)~24日(月)の日程でまた宮城県に行って来ました。
今回はGWに活動した石巻市、なかでも雄勝町がその後どうなったかが見たかった。

車中泊含めて実質活動は2日間。
1日目は瓦礫撤去作業で発見された拾得物のクリーニング作業。まる一日、泥にまみれバクテリアに浸食されたり、他の写真などの紙と癒着してしまった写真を拭いたり磨いたりした。
2日目は「お茶っこ」。仮設住宅を訪問して広場や集会所でお茶とお菓子を出し、入居者に集まってもらって会話を楽しんでもらう。他愛もない日常的な会話の中から、仮設生活でのニーズをさぐって今後の支援活動に反映させるという活動である。

この地域の被害は本当に激しく悲惨なもので、中でも大川小学校の悲劇はくり返し報道されたこともあり、全国区でも多くの人が知っている。
家族、子ども、家、どんなに大切なものを失っても、それでも人は生きていかなくてはならない。
いつまでも悲しい話だけしていても前には進めない。その道程のなんと苛酷なことか。
だが、非被災地の私たちの今後に課せられた課題はまさにのその道を共に歩んでいくことだ。ずっとずっと彼らの心の傍にいて、決して忘れることなく、つながり続けていきたい。
そんな思いを新たにした。


石巻市雄勝町。こういうのは片付けたくてもなかなか片付かない。
“被災観光”スポットとしては気仙沼市鹿折のタンカーと同じく人気なので、観光資源として残したいという声はやはりある。でも地元の人の感情としては勿論そうはいかない。

10月6日(木)~10日(日)震災ボランティアレポート
8月26日(金)~9月4日(日)震災ボランティアレポートIndex
8月11日(木)~15日(月)震災ボランティアレポートIndex
4月29日(金)~5月7日(土)震災ボランティアレポートIndex
Googleマップ 震災ボランティアレポートマップ(ver.3.2)

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