落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

夜回り予行演習

2009年09月01日 | diary
今日ひさびさに歌舞伎町に行きましたがー。
いやー。不景気とはいえ賑わってる・・・っつーか相変わらず騒がしい。そして眩しい。

あそこに行くたびに思う。あーあたしって田舎者だなあって。
昔からいろんな人が、思いつく限りあらゆるタイプの人─ヤクザ、ホスト、風俗嬢、ホームレス、客引き、家出少女、不法滞在者、ドラッグディーラー、ヤク中、売春婦、学生、etc.─がごちゃ混ぜにわんわんとひしめいてる街。あまりにもいろんな人がいすぎて、なんだか身の置きどころがないような感じがどうしてもしてしまうのだ。
でも、そんな街をめざしていろんなところから集まって来る若者も多い。注意してみているとほんとうに多い。
正直にいえば、ぐりは彼らにはまったく共感できない。こんなとこにいたらあぶないよ、はやくおうちに帰りなよ、それくらいしかいうべき言葉がみつからない。

まだ10代のころだけど、実入りの良いアルバイトを探していて、偶然歌舞伎町に迷いこんでしまったことがある。
今でもよく覚えているけど、某有名アルバイト情報誌に載っていた「電話受付の仕事」「時給¥2000」という広告をみつけて面接に行ったら、場所が歌舞伎町だったのだ。もしやと思って友人についてきてもらい建物の外で待機してもらったのだが、通されたワンルームマンションの一室にはデスクに電話が一台あるきりでオフィスらしきモノは他になく、代りに玄関わきの棚にはびっしりとエナメルのカラフルなピンヒール(ほとんど全部同じデザイン)が並び、部屋にもぎっしりとサテン地の派手なワンピース(ほとんどが超ミニ)がキチンと分類・整理されて吊られていた。
そんなところで「電話受付」「時給¥2000」といえば何の仕事かすぐわかる。ビックリして早々に退散したけど、今になってみれば、あのときあのままあそこでバイトしてたらどーなってたんだろーな、とは思ったりもします。


風俗バイト情報誌。ペーパースタンドでタダで配っている。いまどきはアルバイト情報誌なんか買わなくてもこれでじゅうぶんである。
しかし母乳て。はあ。

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