ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

マナーの特権

2007年06月13日 | 千伝。
この時季になると、何故か学生時代を思い出して、キャンパス内にある芝生に寝転んで青空を眺めてみたくなります。

今から30年ほど昔、東京に出た頃、驚いたのはマナーの良さでした。
電車を待つプラットフォームで、きちんと3列縦隊で次の次の電車まで待つまでの行儀良さでした。
当時は、東京首都圏だけがきちんとしていた記憶があります。
今は、関西でもきちんとしていますが、当時の大阪環状線などは、まだグチャグチャに並んでいた記憶があります。

先日のニュースで、中国の北京が、次回のオリンピック開催にあわせて、バスの乗り方やエスカレーターの乗り方等々・・北京市当局挙げてのマナー改善に乗り出していました。

そう言えば、日本でのエスカレーターで片方を開けておくというマナーが大都市に浸透したのは、ここ15年ぐらいでしょうか・・。

残念乍、地方では、まだまだ少ないエスカレーターに乗るマナーに関しては、中国並のレベルです。

つい最近2~3年前ですが、若者が街中の地べたに座るマナーが問題になりましたが、気がつけば、気のせいか最近、ほとんど見かけなくなったような気もするのです??

車で東京の街中を走っていると、歩道に人々が沢山立っている光景にハッとすることがあります。
地方では、ほとんど見られなくなったバス待ちの人々です。

公共の交通機関が発達している都会は、魅力的です。

バスを待つのに1時間も2時間も待たなければならない地方の生活では、地べたにも座りたくもなります。
さらに、芝生があれば、寝転んでみたくもなります。

街中のコンクリート上に直接座るのと、芝生に直接座る・・違いは、何でしょう。
迷惑をかけなければ、どちらも同じです。

人目を気にしない・・若者あるいはマナーの特権は、そういう事かもしれません。

パールバックの大地

2007年06月13日 | 千伝。
母なる大地は女性である。

竜巻や洪水でたてものは壊されても大地はなくなることはない。

日照りが続いても永久に雨の降らないことはない。

杞憂のように、天が落ちてくるくることはない。

これを楽天という。
 
楽天の上に、積極性をつければ、鬼に金棒。

積極性を身に着けるには、是非の判断は別にして、目立つ場所に自分をさらすこと。

隅ではなく真ん中に進んで位置すること。自分を一番引き立てるセンスを磨くこと。
  
鉄は黄金にはなれないが、人間は鍛えようによって、鉄にも黄金にもなれる。