ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

名刺入れ 三かく

2008年01月21日 | 千伝。
「三かく」という言葉が好きです。

今日の午後から、近いうちに誰かから「名刺入れ」をプレゼントしてくれるという妄想を抱きつつ信じています。(笑)

去年一年間・・多分、自分から自分の名刺を差出して渡した相手(これはと感じた人物に)は、年の暮れに、たった一人だけでした。

ところで、このまま日本の人口が減ると、1000年後の日本の人口は、ほんの500人程度になると計算した人もいるらしいです。

今の日本は、人間不作の時代かもしれません。
そして、これから、人間凶作の時代がやってくるのかもしれません。

特に田舎では、小学校に入る子供がいません。
姨捨山のように、老人ばかりの限界集落も沢山あります。

不毛地帯を開拓するには、森林の伐採から始まって、やせた土地を耕し、肥えた田畑に甦生させます。

バラバラになった核家族や、共同体としての機能を失った地域を、もう一度、活気づけるには、どうするかが問題なのでしょう。
 
地域の学校は、差をつけないということから、褒める事も忘れているのかも知れません。
人間は、褒められて自信がつきます。
傷つけられると悪態をつくようになります。

現在、他者を攻めるばかりで、悪人を大量に生産している国家となりつつある日本です。
こんな国の国民にはなりたくないという気持ちも分かります。
これが人間凶作の根本的な原因になるかのようです。

三かく・・の意味。

「汗をかく」
「恥をかく」
「ものをかく」

もしも、新しい名刺入れが手に届くことがあれば、上記の「三かく」の言葉を入れておきます。

ありがとうございます・・その存在に感謝です。

ブルーもしくはグリーンな気分

2008年01月21日 | 千伝。
尾道

昨日の朝、目が醒めると瀬戸内海、山陽路は、みぞれまじりの小雪が降っていました。

青春18切符を使って、広島県尾道市から電車に乗って、岡山県倉敷市で途中下車・・雪が薄化粧した風景に、ここは北陸路かと思うような錯覚にもなりました。

父が逝って一週間・・。

昨日、話した外国人は、日本の葬式儀礼は不思議だと言ってました。
「我々は、悲しみのなかで食べ物を持ち寄って一緒に過ごすけど、日本人は、お金を持ち寄ってくる。そのお返しも故意に金額が分かるようなものを用意する」
日本の冠婚葬祭は、お金が絡んでくるから・・と返答しておきました。

ところで、お医者さんは、胃がんや大腸がんならまだしも、肺がんにだけはなるなと言ってました。
何故って、前者は痛みだけですが、肺がんは痛みと苦しみの両方があって、痛みは薬でなんとかごまかせますが、息が出来ない呼吸困難ほど苦しい事はないらしいです。
 
幸い、父は、苦しまず、まるで眠るがごとく昇天したことは、人間の死に方としては、最高の幸せな運命だったかも知れません。

最後の日まで少し食べ物を口にし、昨年からサヨナラを口にして「今度帰るときは、葬式だぞ」と言ったあたり、実に見事というほかはありません。

おそらく、良い所に行くからこそ、この世に未練残さず、苦しまずに逝ったのだろうと・・亡くなってから、ますますその思いが感じられるようになりました。

さて、昨日の夕暮れ、岡山から福井までの帰り、さすがに青春18切符を使って長時間のJR在来線の帰福は、眉間に皺を寄せるぐらいに気持ちもブルーになりそうになりました。(笑)
結局、今回もまた、ほとんど青春18切符は使い切れず、元は取れませんでした・・残念。
次回こそは、元気な気持ちで乗りたいものです。

岡山ー京都間の新幹線も京都ー福井間の北陸線も、久しぶりに全部グリーン席を購入して、ゆったりと座って帰って参りました。

ちょっと贅沢な気分になりました♪