今日から(10月27日から11月9日)、読書週間。
そう、独書習慣にしたいものである。
大学の図書館に、はじめて入った時に、何かの力で引っ張られるように、偶然手にしたのが「夜と霧」(ヴィクトール・E・フランクル著)という一冊。
ペラペラとめくりながら、突っ立ったまま、時間を忘れて読み耽っていた・・。
ホロコーストという戦慄するような記録・・。
でも・・明らかにナチスドイツによるユダヤ人大虐殺の記録なのであるが、ユダヤという人種、民族名は出てこない。
収容者と被収容者という「人間」を描いているのである。
精神科医であり、作家のマンボウ先生である北杜夫さんが亡くなられた。
小生は、北先生の小説よりも、「マンボウシリーズ」のユーモア溢れるエッセイの方が好きである。
自ら「躁鬱病」であることを告白したマンボウ先生。
出世作「どくとるマンボウ航海記」を読んだのは、横浜から北海道へ向かう父の乗る貨物船に乗船した高校3年生の夏休みだった。
躁な気分でもいいではないか。
鬱な気分でもいいではないか。
多感な思春期に、心のどこかで救われたような文庫本だった。
北杜夫先生のご冥福を祈ります。合掌。
そう、独書習慣にしたいものである。
大学の図書館に、はじめて入った時に、何かの力で引っ張られるように、偶然手にしたのが「夜と霧」(ヴィクトール・E・フランクル著)という一冊。
ペラペラとめくりながら、突っ立ったまま、時間を忘れて読み耽っていた・・。
ホロコーストという戦慄するような記録・・。
でも・・明らかにナチスドイツによるユダヤ人大虐殺の記録なのであるが、ユダヤという人種、民族名は出てこない。
収容者と被収容者という「人間」を描いているのである。
精神科医であり、作家のマンボウ先生である北杜夫さんが亡くなられた。
小生は、北先生の小説よりも、「マンボウシリーズ」のユーモア溢れるエッセイの方が好きである。
自ら「躁鬱病」であることを告白したマンボウ先生。
出世作「どくとるマンボウ航海記」を読んだのは、横浜から北海道へ向かう父の乗る貨物船に乗船した高校3年生の夏休みだった。
躁な気分でもいいではないか。
鬱な気分でもいいではないか。
多感な思春期に、心のどこかで救われたような文庫本だった。
北杜夫先生のご冥福を祈ります。合掌。