右目が痛い。
数日前から、右目に違和感をおぼえて何か重いような気がしていた。
昨夜から、目が痛くなり、今朝一番で眼科まで走った。
何かに感染したようである。
誰もが、失明したあとの世界は、どうなるのか考えたことがあると思う。
おそらく、人間の優しさやら勇気、人柄の基準が、変わってくるのかな。
目に見えぬ美男美女とかルックスとかではなく・・
耳に聞こえる言葉や気が付く心づかいは、人間としての基準価値になるのではないかな。
道元や中江藤樹の教えを思い起こす。
若い頃、百島という「陽のあたる場所」で生まれ育ったからこそ、ある意味、雑草の如くの生命力への強い自信もあったが・・
それにしても、歳をとるほどに、肉体は、間違いなく退化してゆく。
50歳過ぎた頃から、髪が薄くなり、心臓も悪くなり、腰も痛めて、今度は、目にトラブル発生である。
右目が赤い。
致良知、孝行、知合一致、愛敬・・そして、「五事を正す」である。
日本の陽明学の祖 近江聖人と呼ばれる中江藤樹の教えである。
五事とは、「貌、言、視、聴、思」。
「貌」・・愛敬の心をこめてやさしく和やかな顔つきで人と接しましょう。
顔かたち:なごやかな顔つきをする事。
「言」・・相手に気持ちよく受け入れられるような話し方をしましょう。
言葉づかい:思いやりのある言葉で話しかける事。
「視」・・愛敬の心をこめて暖かく人を見、物を見るようにしましょう。
まなざし:澄んだ目で物事を見つめる事。
「聴」・・話す人の気持ちに立って相手の話を聞くようにしましょう。
よく聞く:耳を傾けて人の話を聴く事。
「思」・・愛敬の心をもって相手を理解し思いやりの心をかけましょう。
思いやり:まごころをこめて相手のことを思いやる事。
下記の写真は、中江藤樹資料館の裏手にある中国式庭園である。
ところで、最近、眼帯をした方を見かけなくなった。