百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

幸福へのパスワードは、愛、創、忍

2011年10月05日 | 百伝。
再び、腰痛が悪化して、寝込んでいる。

今朝、寝ながらテレビを観ていると、日野原重明先生が出ておられた。

百島の我が家の近くに引っ越してきた、昔、看護師をされていたおばさんが、日野原先生と一緒に働いたことがあると話していたが・・当時は、どんな方かも判らなかった。

百歳になって・・元気であればいいけど、そうでないと長生きも辛い。

聖路加病院の日野原先生曰く。

第一に、いくら歳をとっても愛は欠かせないとのこと。

神の慈悲、友人愛、親子愛、夫婦愛、隣人愛、いろんな愛は、人のぬくもりがあり、こころの健康、身体の健康を促進するとのこと。

次に、創とのこと。

もう歳だからといって新しいことに挑戦しないのは禁物。

まだやってないこと、絵を描いたり、歌を習ったり、ダンスをやったり、やったことのないスポーツを始めたりするのは大切なこと。

先生は、葉っぱのフレディを88歳の歳に絵本にしたとのこと。

何歳でも遅いことは無く、やらないのが一番つまらないようです。

最後に、忍耐との事。

長く生きれば、その分辛い経験も多いようで、友の死や自分の子供の死にも遭遇せねばならない事があるとのこと。

それに耐えなければ、諦めが生じてきて、気力も失うとのこと。

世の中のいろんな事故、事件、戦争までも経験しても、終わりよければすべて良しの忍耐力を持てば、病気になっても一病息災で、こころは健やかで運命も開くとのこと。

先生の話を聞いて、幸福へのパスワードは、愛、創、忍だと思った次第です。