百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

サラダ記念日

2012年07月06日 | 千伝。
福井県大飯町出身の水上勉さんは、戦争体験の中で、馬になりたかったと書いていました。

城山三郎さんは、戦争体験の中で、牛になりたかったと書いていました。

父も、戦争体験の中で、鳥になりたかったと言っていました。

・・イジメは、いつの時代、いつの世でも、どこの国、どこの地域でも生まれます。

滋賀県大津市の中学生の自殺事件の問題・・自殺の練習をさせられた?

・・やりきれないね!

「このままじゃ生き地獄になっちゃうよ」・・昔、東京都中野区富士見中学校で起こった「葬式ごっこ」。

・・父親の故郷盛岡で自殺した中学生の悲しい事件を思い出しました。

あの「葬式ごっこ」に加担した先生に取材した時の遠い光景も蘇ってきました。

・・イジメは、保身という意識の中から生まれます。

この頃、NHKのEテレビ(教育)のハートネットTVをよく観ています。

広島の脳性マヒの女性 佐々木さんは、5歳の時、「死のう」と言った母に、「生きてりゃ、いいことがあるよ」と言い返したとか。

「この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日」としたためた俵万智さん(福井県立藤島高校卒業)。

サラダに、いい味があるとは、思えませんが・・ドレッシング次第では?

自殺の練習は、自分でするもの・・いつでもできます。

毎日を、何かの楽しい記念日作りにするぐらい、したたかに生きてほしい。