ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

期日前投票

2014年12月13日 | 千伝。
今夜は忘年会予定、明日は大雪予報です。

それで、今朝、期日前投票に行って参りました。

福井1区・・3名の方が立候補されています。

自民党・稲田候補・・道義大国を目指して、地元福井のために、本当によく頑張っています。

民主党・鈴木候補・・無名の若い頃から毎朝、独り交差点に立っての弁舌に感心していました。

共産党・金元候補・・国政選挙立候補9回目、映画好きの方でよく鑑賞感想を読ませていただきました。

・・全員、当選して欲しいです。

いよいよ、明日は衆議院選挙日。

今回の衆議院選挙予想、自民党優勢のニュース・・安倍さんは、きっと優しいのでしょう。

新人の国会議員の方に年収を3割カット、国会議員の定数削減を言えないのでしょう。

言えば、自民党内のモチベーションが下がりますから・・安倍さんは優しい気持ち溢れるのでしょう。

でも・・

国会議員レベルの年収って、2000万円ぐらい?

県会議員レベルの年収って、1000万円ぐらい?

多分、テレビで観るワイドショーに出演されている面々も、おそらく年収2000万円程度でしょう。

さて・・

維新の会の橋下さんの弁を聴いていると、やっぱり、国会議員の定数と収入に関して疑問が浮かんでくるのです。

国会議員の給与歳費とは別に、「領収書はつけなくていい。何に使っているか分からない月100万円の文書通信交通滞在費」が支給されているとか・・それだけで、年収が1200万円増加です。

いつのまにか、国会議員の毎月給与に25万円分増加されているとか、それだけで、年収が300万円増加です。

日本のメディアも政治家も、日本の一般男性の給与収入をご存知なのかな・・?!

年収200万円以下という日本の男性が、実に約32%なのです。

日本男性の年収600万円以上は、10%もいません。

公務員の給与やボーナス、あるいは大企業の社員の比較、ニュースとなります。

しかし、地域の中小企業、零細企業の社員給与等は、ほとんど話題に上がりません。

橋下氏の政治的な考えはよく解りませんが、国会議員定数と国会議員給料3割カットは、正しいと考えます。

「国民に負担を押しつける前に、国会議員3割削減、給料3割削減に、公務員の給料2割抑制。これで年間27兆円の公務員の人件費を抑えたら、年間5兆4000万円。消費税3%分が出てくる」と述べています。

今回の各党首のコメントで、一番まともな解りやすい説明でした。

誰もが「世界に輝く強い・・一部の人々のための日本」を期待していないでしょう。

2020年東京オリンピックしかりです。

昨日の地元福井新聞のコラムを引用させて頂きます。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
 聖書マタイ伝はこう記す。
「持っている人はさらに与えられて豊かになるが、持たない人は持っているものまで取り上げられる」。
現代社会が抱える不合理を見通したような一節である。
この記述から生まれた用語に「マタイ効果」という現象がある。
米国の社会学者、ロバート・マートンが命名したもので、科学者の研究を例に挙げている。
ある研究者の論文が「サイエンス」など著名雑誌に載ったとする。
すると助成金獲得が有利になりますます成果を挙げる。
一方で別の研究者は冷遇され研究は伸び悩む。
勉強やスポーツにも当てはまる。
学業優秀、運動上手な子どもは親や先生の期待が大きく何かと目を掛けられる。
普通の子どもはチャンスが限られ、追い付くのも並大抵でない。
「マタイ効果」とは、現代風に言えば、格差は増長する傾向があるということだ。
最初の小さな格差が次の格差を生み、さらに格差が相乗的に拡大する現実を指摘している。
今の日本がまさにその状況にある。
「アベノミクス」政策は大企業や資産家の“持てる人”に手厚いが、中小企業や労働者の“持たない人”に厳しい。
そんなことはない―と安倍晋三首相は強調する。
アベノミクスは「企業のもうける力を強くし、雇用が増え、賃金が上がり、皆さんの生活を豊かにする」と。
「マタイ効果」回避は国民との約束だと理解している。
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日本は、暮らしやすい社会になって欲しいのです。