ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

草枕。

2016年07月01日 | 百伝。
今日は七月一日、朝に感謝。

午前中、散歩。

百坂を上って、我が家の方向を眺めました。

今日も、いい天気です。

心も、晴れ晴れです。

今日は、半夏生、そして、富士山山開き。



昨日は、夏越しの祓・・神社によっては、神事日は多少異なるけど、「茅の輪くぐり」のです。

「茅の輪くぐり」の発祥の地は、百島だというロマンを創りたいなぁ。

参照までに「夏越しの祓」とは?

大祓は6月晦日と12月大晦日の年2回行われ、半年の間についた罪・穢れを、身代わりとなる人形に託してお祓いし、清々しい心身に立ち返るための神事です。大祓は古代の律令に既に規定されており、由緒ある神事で、現在も全国の神社で執り行わています。特に6月の大祓は夏越しの祓と呼ばれ、茅の輪くぐりが行われます。茅の輪の由来は蘇民将来という人が武塔神(むとうのかみ)の教えに従って、茅(ちがや)で作った輪を身につけたところ疫病からの災厄を免れた故事によるものです。神社では祈祷殿前に茅の輪を設置し、大祓の後で「みわの茅の輪神事」として古歌「水無月の 夏越しの祓 する人は 千歳の命 延ぶといふなり 」 を唱えながら神職・参列者全員が茅の輪をくぐります。また、夏至の頃から7月第一週にかけて拝殿の前には三ツ鳥居の形に似せた「三輪の茅の輪」が設けられ、この期間に参拝者はこの茅の輪をくぐり、暑い季節の無病息災を祈ります。
(上記の説明文・写真は、奈良の大神神社提供)

はて、還暦もまもなくです。

この歳になると、新しい仕事を探したくなります。

新しい仕事と言っても、楽しい仕事にしないとね。

人生の時間が、残り少なくなった・・何をしようかな?

・・朝に考えても、夕には忘れてしまう日々です。

「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画えが出来る。人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣にちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容げて、束つかの間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊い。」
(夏目漱石の「草枕」から抜粋。)  

百坂を上りながら、こう考えた。

「神社・仏閣も、神さまも仏さまも、遠い祖先の人間の智者も、昔から大昔から、人の道を説き、幸せになる祈りを広めているのに、いつの世も玉石混交の罪深い時代が続く」

何故?