ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

しあわせリンク。

2017年01月29日 | 百伝。
今日は、駅前で「福井のクリエーターが選んだ逸品」という展示会まで、足を伸ばしました。







入場する前に、会場のビルのテラス広場で、思わず足が止まりました。

簡易即席的な小さなスケートリンクが、冬季限定でオープンしていました。



日曜日ということで・・大人気、大賑わいで、入場まで3時間ほどの待ち時間だとのこと。

この企画・・大成功でしょう。

楽しく滑る少年少女、親子の姿、スケートリンクを見る物珍しさも手伝って、しばらく見惚れていました。



・・スケート?!

スケートリンクを見たのは、ニューヨークのロックフェラービル前の広場?・・以来かな?

スケートを滑った体験?・・一度だけ?

遠い遠い昔で、確か・・中学3年生の時の冬休みに、保ちゃんと英雄と・・百島の始発の船に乗って、尾道にはないので、わざわざ福山のスケート場まで遊びに行ったこと。

高校受験前なのに、滑りに行った思い出です。

スケート場で出会った福山の中学生とたこ焼きを一緒に食べた思い出も。

思春期とは・・何だったのかな?

さて、会場に入りました。







クリエーターって・・広い意味で、職人もライターも写真家も全部含めて、創り手を意味するのでしょう。





福井の若きクリエーターの皆さん、福井というリンクだけではなく、日本へ、世界へと活躍の場(リンク)を、大きな舞台へと羽ばたいて欲しいものです。







帰り路、いつものようにプラネットドームに立ち寄って、「今夜の夜空の星」を堪能、居眠り。





ぼくも、クリエーターを目指すことにします。



もうすぐ、節分、立春です。

志賀直哉 (1883~1971)

2017年01月29日 | 空木宝剣
列車窓 車道を突っ切り 春の風

電車の景色と自動車のそれとは異なる。
地図上の違う線上を走っている。
それに電車だと、隣席の会話が耳に入ってくる。
広島から宮島口まで。
中年の女性は、東京に住む娘の話をしている。
ふと、志賀直哉の「網走まで」を思い浮かべた。
一本道のレール社会を嫌って、自由に道を選べる自動車社会を選択した団塊も、今や高齢者。
人生の運転に疲れた時は、地図を俯瞰して、レールの線上を網走まで走って見るとすべえ。