ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

イワン雷帝 (1530~1584)

2017年06月03日 | 空木宝剣
雷鳴や 虎穴に逃れ 雨宿り

「私は、良妻でもなく悪妻でもなく、ただの愚妻でした。」と言って離縁したのは、石田あゆみ。
ソクラテスの妻、クサンチッペ。
モーツァルトの妻、コンスタンツェ。
トルストイの妻、ソフィア。
リンカーンの妻、メアリー。
ボナパルトの妻、ジョセフィーヌ。
これら悪妻は、夫達を皆、歴史上の人物に育て上げた。
大物の陰に悪妻ありと言っても、過言ではない。
事を為すには、何かの奴隷に為らねばならない。
勉強なら勉強の奴隷に。
スポーツならスポーツの奴隷。
仕事には仕事の奴隷に。
虎児を得るには虎穴に入らずんば。
例外はあるにせよ、成功者になるには、悪妻の尻に敷かれる以上の重石はない。
昨今、タイガーウッズの逮捕劇。
芝生の絨毯を踏んだ男の末路。
元妻エリンも、悪妻の定評だったが、悪妻の重石が外れた為の顛末か?
悪妻あっての名誉とは、気の毒でもあり憐れかな。
高いところに登れば上るほど、雷に撃たれやすし、クワバラクワバラ。