水無月や 宝亀五年の 空と海
帰命頂礼遍照尊 宝亀五年の六月に
玉藻よるちょう讃岐潟 屏風ヶ浦に誕生し
御歳七つのその時に 衆生の為に身を捨てて
五つの 岳に立つ雲の 立つる誓いぞ頼もしき
遂に乃ち延暦の末の年なる五月より
藤原姓の賀能らと 唐土船に乗りを得て
しるしを残す一本の 松の光を世に広く
弘め給える宗旨をば
真言宗とぞ名づけたる
(弘法大師 和讃より)
帰命頂礼遍照尊 宝亀五年の六月に
玉藻よるちょう讃岐潟 屏風ヶ浦に誕生し
御歳七つのその時に 衆生の為に身を捨てて
五つの 岳に立つ雲の 立つる誓いぞ頼もしき
遂に乃ち延暦の末の年なる五月より
藤原姓の賀能らと 唐土船に乗りを得て
しるしを残す一本の 松の光を世に広く
弘め給える宗旨をば
真言宗とぞ名づけたる
(弘法大師 和讃より)